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ファイヤーボール(Fireball)とは、ヨメガが販売するヨーヨーの名である。
ハイパーヨーヨーでの名前は、「ファイヤーボール」(1期・2期)、「スピンフェニックス」(3期)。
概要
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1989年発売。
「ヨメガ・ブレイン」から遠心クラッチシステムを取り除いた機種。
ブレインと同じく、ナイロン製のスプールを採用。ロングスリープを実現している。
1年後にトム・クーンからより高性能なボールベアリング機種が発売され、ヨメガ自身も「レイダー」を発売する。
しかしボールベアリング機種は当時非常に高価だったため、ナイロンスプール機種にも廉価版としての需要があった。
現在ではボールベアリング機も安価になったが、引き続きヨメガのラインナップに残っている。
ブレインと異なり、ヨーヨーが勝手に戻ってこない。そのため、ブレインを卒業した後のステップアップに向いている。
ただし、すべり軸受はボールベアリングよりもグリスの消耗が早く、切れるとヨーヨーが戻ってこなくなってしまう。ヨーヨー専用のワセリンや、ホームセンターの万能グリスなどをこまめにつけるよう心がけたい。
旧ハイパーヨーヨーの「ハイパーレベル」までは、とりあえずこのヨーヨーが2個あればこなせるスペックを持つ。
手ごろな価格と汎用性から、発売以来30年近く、ヨメガのスタンダードモデルとして君臨している。
当初は初心者~中級者向け機種といった位置づけだったが、現在ではもっと使いやすいヨーヨーが他社より多数リリースされており、ファイヤーボールは相対的に中上級者向けとなってしまった。
レイダー用の軸とボールベアリングに換装した上で「ナイスペレイダー」にすることが多く、今では改造技術を心得た上級者ばかりが買っている状態である。
キャップデザインは大きな火の玉があしらわれたもの。
90年代は、玉のほうが大きいデザインだったが、90年代末にファイヤーパターンを大きくした現行のデザイン(ビッグファイヤー)に変更された。
これ以外にもフルカラーの印刷がされたものや大会・ショップ限定版、キャラクターモデルや有名プレイヤーのシグネイチャーモデルなど、多種多様なバリエーションがある。
また、まとまった数であれば、個人でオリジナルのファイヤーボールを発注することも可能。
本体のカラーパターンも極めて多く、コレクションモデルとしても機能している。
そのため、ファイヤーボールだけのコレクターも多い。
日本での展開
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第1期ハイパーヨーヨーでは、ヨメガヨーヨー第2弾「ファイヤーボール」として発売。
初心者からある程度上達するまで幅広くカバーする汎用性と、2000円というリーズナブルな価格、何よりファイヤーパターンのかっこよさから、ハイパーヨーヨーの中でも抜群の人気を誇った。
『超速スピナー』では、主人公・堂本瞬一の使用ヨーヨーとして登場。彼の使用するレッド/ブラックのファイヤーボールは、売り切れ続出のハイパーヨーヨーの中でもダントツの人気になった。
アニメ版では、大人の事情で途中でファイヤーボールが破損したため、「ハイパードラゴン」に乗り換えている。
第2期ハイパーヨーヨーではローンチ機種。
メンテナンスワセリンとDVDがセットになった特別バージョンも販売された。
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第3期ハイパーヨーヨーでは「スピンフェニックス」の名で発売。
『キメルのYOYO!』では初期の主人公機として登場している。
現在、一般店舗ではトイザらスおよびヨドバシカメラ・ビックカメラの一部で購入できる。
バリエーション
アレンジ
ファイヤーボールステルス
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ステルスファイヤーとは別物。「ヨメガ・ブレイン」の、本来ならクラッチがある側のボディを流用し、より幅の広いナイロンベアリングを搭載できるようにしたもの。
このことにより摩擦が大きくなり、ルーピングがやりやすいとしている。
色を明るいクリアの「マウイミックス」仕様にし、ロゴデザインも変更した「コレクターズ・エディッション」も発売された。
ファイヤーボールジュエル
真ん中に宝石(ラインストーン)がはめこまれている。性能は同じ。
YO MEN
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キャラクターの顔が描かれたファイヤーボールに、胴体型の台座が付属するもの。
スター・ウォーズのキャラクター4種類が販売された。
ストリングブリング
スター・ウォーズのキャラが描かれたヨーヨーに、キャラの生首をあしらったリングがついてくるもの。
これはストリングが指に食い込むのを防ぐ効果があるとされるが、指が細いとすっぽ抜けてしまうこともあるので注意。
シグネイチャーモデル
キャラクター
プレゼント
ゴールドファイヤー
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ハイパーヨーヨー認定店にて、スーパーレベルをクリアしたプレイヤーに先着順でもらえる。
1997年版と1999年版が存在。
プロスピナーファイヤーボール
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米国のヨメガトリック認定と並行して進められたキャンペーンだが、日本人プレイヤーの上達があまりにも早かったため、米国供給分がごくわずかになってしまったという逸話がある
派生機種
「ファイヤーボール」を元に、ナイロンベアリング搭載機種が多数製造された。
詳しくはリンク先を参照。
- ヨメガ・セイバーウイング / ステルスファイヤー
- ヨメガ・パワースピン / ハイパーインパルス
- ヨメガ・ストロボヨー / ハイパーミラージュ
- ヨメガ・スペクトラム
- ヨメガ・ファイヤーストーム(1999)
関連機種
- プレイマックス・プロファイヤー (現・ダンカン・プロファイヤー)
- ヨーヨーファクトリー・ファイヤードッグ
- バンダイ・ハイパードラゴン
- バンダイ・ハイパードラゴンファイヤー
- バンダイ・ハイパードラグーン
- バンダイ・ハイパークラスター
- マツイゲーミング・復刻版コカコーラヨーヨー
- コーヨー・プロモデルヨーヨー
関連動画
関連商品
2010年代には、マーケティングを受けてカラー印刷版が登場した。
第1期ハイパーヨーヨー版。旧バージョン「でか玉ファイヤー」を下敷きにしたデザイン。
第3期ハイパーヨーヨー版。名称は「スピンフェニックス」に変更。
YO MEN版。
関連項目
関連Twitter
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