- プロ野球選手一覧 > ライアン・ボーグルソン
ライアン・ボーグルソン(Ryan Vogelsong、1977年7月22日-)とは、アメリカ合衆国出身の元メジャーリーガー(投手)である。
日本では、阪神タイガース、オリックス・バファローズに在籍した。
概要
OB | |
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ライアン・ボーグルソン Ryan Vogelsong |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ノースカロライナ州 |
生年月日 | 1977年7月22日 |
身長 体重 |
191cm 98kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1999年 |
引退 | 2017年 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
WBC | 2013年 |
メジャーリーガーテンプレート |
2000年から2006年まで、メジャー通算120試合に登板も、防御率は5点台と著しい成績を残せていなかった。そんな中、先発のコマ不足に悩んでいた阪神タイガースが年俸8000万円で契約した。
阪神時代
2007年は7勝6敗とそこそこの成績を残していたが、9月の4度先発し5回持たずKOされるなど、不安定な投球が続いた。また、東京ヤクルトスワローズ戦には強くても、読売ジャイアンツと広島東洋カープとの相性は悪かった。球団は、2年目の覚醒を期待し、契約を延長した。
2008年も背信投球が続き、結果を出せず、挙句の果てには、二軍降格に不貞腐れ、岡田彰布監督(当時)が説得に出向くほど大荒れした。結局、3勝4敗にとどまり、同年限りで阪神を退団した。
オリックス時代
2009年は中継ぎ投手不足に悩むオリックス・バファローズに入団。ここでも好調時と不調時の差が激しく、戦力としての計算が難しいとして、わずか1年で退団した。
帰国後
2011年に古巣サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約。4月18日にチームメイトの故障によりチャンスを得ると、5月14日のシカゴ・カブス戦で7回雨天コールドながらメジャー初完封勝利を記録した。なお、この試合では福留孝介と対戦。結果は3打数無安打2三振とボーグルソンが抑えた。またMLBオールスターゲームに監督推薦で出場が決定。なかなか芽が出ず、海外でも修業した苦労人ということで地元メディアで取り上げられた。
2013年にはワールドベースボールクラシック・アメリカ代表に選出された。
2015年オフにFAとなり、12月にピッツバーグ・パイレーツと1年契約を結んだ。背番号は14。
2016年は顔面死球を受けた影響で長期離脱したことで24試合の登板で3勝7敗1ホールドに留まった。オフにFAとなった。
2017年はミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだが、ツインズに昇格することがないまま開幕前に自由契約となり、9月に現役を引退した。
人物
妻は元モデル・歌手のニコール・ボーグルソンで、2007年春からサンテレビ限定のCM「甲子園に駐車場はありまへんで」でトーマス・オマリーと共演していた。また、夫の登板がない日でも甲子園球場で阪神を応援する姿が目撃されていた。
打撃
彼を語る上で欠かせないのが打撃。阪神時代は2本塁打を放った。そのうち1本は2007年4月12日の中日ドラゴンズ戦で当時のエース・川上憲伸から放ったプロ初安打・初本塁打であり、チームの右打者のシーズン第1号となった(ちなみに、野手での1号は狩野恵輔で、こちらもプロ初本塁打)。またもう1本は、2008年7月29日にヤクルトのエース・石川雅規から放ったものである。
成績
通算投手成績
通算:15年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP |
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MLB:12年 | 289 | 2 | 1 | 61 | 75 | 0 | 1 | .460 | 1107.2 | 431 | 839 | 590 | 548 | 4.45 | 1.40 |
NPB:3年 | 62 | 0 | 0 | 11 | 14 | 0 | 4 | .440 | 213.2 | 76 | 197 | 109 | 99 | 4.17 | 1.37 |
関連動画
関連項目
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