ライオネックとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。自称魔界のエリート()。
概要
初登場はDQ5。角と大きな翼が特徴的な悪魔系のモンスター。モンスターズの説明では素手で戦う格闘家との説明もある。
ライオネック自身は敵として出現した場合、呪いを用いてこちらを動けなくしたり、他の仲間を攻撃させて同士討ちを狙ったりする他、バギクロスで大ダメージを与えてくる。呪文耐性は軒並み高めなので、打撃で攻め立てて倒すのがベター。
DQ11で数年ぶりに再登場。過ぎ去りし時を求めた後の壁画世界に登場。呪い、バギクロス、呪いのきりを使用する。
DQ10ではVer5.2から登場。デスディオ暗黒荒原にて出現。バギクロス、呪いの他にギガデインも使用する。
ドラクエモンスターズでも登場。バギ系呪文やベホマラー等を扱い、本編でのライオネックに加え下位種の特徴も併せ持つ。耐性も能力もまずまずの水準であり、中堅どころのモンスターとしては悪くない。
そのありえない微妙さについて
しかし、DQ5ではクリア後にしか加入しないものの、明らかに実力が追いついていないと言う事で「本当に魔界モンスターなのか」と評価は散々である。
攻撃呪文に対しては耐性は高め、それに加え素の身の守りも高いので耐久力はある為アイテム要員としては決して悪くは無いのだが、
- 耐性に意外な欠陥がある(ザキ耐性が魔界モンスターでこいつだけ完璧ではない)。
- 打撃力が貧弱(装備出来る武器が微妙な上、魔界モンスターでこいつだけ力がカンストしない。しかもDQ5はクリア後に戦いのドラムと言うチート道具が手に入る為打撃偏重がより加速する)。
- 特技が微妙(まともな特技のギガデインの使い道が少なく、ライデインも敵全体攻撃だが破壊の鉄球の存在が痛い)。
- そもそもこいつ以上の素質の仲間はクリア前でも加入する(つまり戦力重視でメンバーを組むなら、わざわざクリア後にこいつを迎え入れる必要がない)。
- にも関わらず、成長が晩成傾向(本格的にステータスが伸びるのは最大レベルが近くなってから。クリア前水準なら低レベルのこいつでも戦力としては十分なのだが…)。
これらの要因が重なり、基本的に魔界モンスターとしてはその実力が疑問視されている。確かにクリア前に仲間として加入すれば仲間モンスターとして強い部類には入っていたが、加入時期がこいつの長所が殆ど活きないクリア後なのでどうしようもない。とは言え低レベル時の耐久力はトップクラス。低レベルでミルドラースやエスタークに挑むなら、重宝する…かも知れない。
同族
- シャドーサタン
ザキ系呪文を得意とする黒い上級悪魔。
SFC版での仲間のライオネックの歩行グラフィックは配色がシャドーサタンのもの。 - イズライール
ベホマラーや火炎の息を使用する。身体の色は青。イスラム教における死の天使が元ネタ。
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関連項目
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