ライギョとは、
である。ここでは1.について記載する。
概要
漢字では「雷魚」と書く、海外から移入し、今や北海道を除く日本全土に分布する帰化生物となった外来魚。
見た目から英語では "Snakehead"(スネークヘッド)と総称される。
日本では一般的にアムール川以南、長江までのアジア東部に分布するカムルチーを指すが、中国南部からベトナム、台湾などに分布するタイワンドジョウの呼称としても用いられている。どちらも1900年代初頭に食用として日本中に移植された。両方とも暗色斑紋があるが、カムルチーは体色が銀色で斑紋が大きめなのに対し、タイワンドジョウは体色が褐色で斑紋は小さめ。
全長は、カムルチーはだいたい30cmから80cmで、ときに1mを超す個体も存在する。タイワンドジョウは30cmから60cmほど。
どちらも平野部の浅い池沼や流れが穏やかな川に棲息し、水草が多い水域を好む。空気呼吸ができるため、酸素が少ない池でも生存可能。
中国では代表的な食用淡水魚で、主に揚げ物にして食べられる。小骨が多く食べづらいが味は美味しいとされる。日本においては寄生虫の存在もあり食べ物としてはメジャーではない。中国で揚げ物にして食べられるのも寄生虫対策の面が大きい。日本ではどちらかというとペットとして飼う人が多い。
獰猛な性格をしており、ザリガニを始めとする甲殻類や小魚、カエルなどを丸のみにして捕食する。
パワフルなファイトが楽しめることからルアー釣りをする人からターゲットにされやすいが、外道として嫌われる存在でもある。歯が鋭いためラインを切られやすい。
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関連項目
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