ライチュウとは、ポケットモンスターに登場するNo.0026のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | ライチュウ | タイプ | でんき |
英語名 | Raichu | 高さ | 0.8m |
分類 | ねずみ | 重さ | 30.0kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | せいでんき |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | りくじょう ようせい |
隠れ特性 | ひらいしん |
孵化歩数 | 2560歩 | 捕捉率 | 75 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 素早さ+3 |
進化 | ピチュー → ピカチュウ (なつき) → ライチュウ (かみなりのいし) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0026 | 図鑑の色 | 黄 |
ジョウト | #023 | ホウエン | #157 #164(ORAS) |
シンオウ | #105 | イッシュ | #― |
カロス | #037(セントラル) | アローラ | #026(アローラ・メレメレ) (USUM) #033(アローラ・メレメレ) |
ガラル | #195 #086(ヨロイ島) |
ヒスイ | #057 |
パルデア | #075 #022(キタカミ) |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド、サン
- でんげきは 10まんボルトに たっすることもあり ヘタにさわると インドぞうでも きぜつする。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン、ソード
- ながい しっぽが アースになって みを まもるため じぶんじしんは こうでんあつにも しびれないのだ
- ポケットモンスターピカチュウ、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- からだに でんきが たまってくると こうげきてきな せいかくにかわる。 くらいところで ひかってみえる。
- ポケットモンスター金、ハートゴールド、X
- でんきが たまってくると きんにくが しげきされ いつもより こうげきてきに なってしまう。
- ポケットモンスター銀、ソウルシルバー、バイオレット
- ほほの でんきぶくろに たまった でんきが さいだいりょうに なると りょうみみは まっすぐに のびる。
- ポケットモンスタークリスタル、シールド
- でんきぶくろが からっぽに なると しっぽを まっすぐに たてて くうきちゅうの でんきを あつめる。
- ポケットモンスタールビー、オメガルビー、Pokémon GO
- でんきぶくろに でんきが たまりすぎた ときは しっぽを じめんに つけて ほうでんする。 す の ちかくには じめんに やけこげが ある。
- ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア
- よわい でんきを ぜんしんから だしているので くらやみでは うっすら ひかって みえるよ。 シッポを じめんに さして でんきを にがす。
- ポケットモンスターエメラルド
- でんきが たまりすぎると こうげきてきな せいかくに かわるため たまに ほうでんして きもちを おちつける こうどうを とる。
- ポケットモンスターダイヤモンド、ブリリアントダイヤモンド
- からだの でんきが たまりすぎると こうげきてきな きもちになる。 しっぽから でんきを にがす。
- ポケットモンスターパール、Y、シャイニングパール
- でんげきは 10まんボルト。 じぶんの なんばいも おおきい あいてを いちげきで きぜつさせる。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、スカーレット
- しっぽが アースの やくめをはたして でんきを じめんに にがすので じぶんじしんは しびれたりしない。
- ポケットモンスターサン
- アローラのすがた
アローラちほう でのみ このすがたに しんかする。 そのよういんの ひとつが エサであると けんきゅうかは かたる。 - ポケットモンスタームーン
- 通常
でんきが たまると きしょうが あらくなる。 トレーナーでも ちゅうい しないと おそわれる。
アローラのすがた
ねんりきを じざいに あやつる。 しっぽに のると サイコパワーで うきあがり そのまま いどう。 - ポケットモンスターウルトラサン
- 通常
- からだに でんきが たまるに つれ こうげきてきに。 じつは でんきが ストレスなのでは という せつも ある。
- アローラのすがた
- サイコパワーを しゅうちゅうさせた シッポにのり すべるように いどう。 おかサーファーの いみょうを もつ。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- 通常
- ピカチュウの すがたが すきな トレーナーも おおく なかなか すがたを みかけない ポケモン。
- アローラのすがた
- ほっぺを もみしだくと あまくて かぐわしい においが ただよう。 ただし かるく しびれてしまうぞ。
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- アローラのすがた
- アローラ ひでんの パンケーキが だいすき。 しんかの ひみつが それに あるとか ないとか。
- ポケットモンスターソード
- アローラのすがた
- アローラちほうの きこうと ふうどと エサが げんいんで この すがたに しんかすると かんがえられている。
- ポケットモンスターシールド
- アローラのすがた
- しっぽに のって サイコパワーで ふゆうしながら ほしがたに つくった 10まんボルトで こうげきする。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- 放つ 電撃は 10万ボルトを 凌ぎ 我が故郷に 棲む ダイオウドウをも 一撃で 気絶する 威力なり。
概要
ピカチュウの進化系。レベルアップでなくかみなりの石を使うことで進化する。
だが、一番人気のポケモンの「進化系」であることから若干不遇な扱いを受ける場合が多い。 廃人ファンでも「ピカチュウのほうがいい」という人もいるぐらいである。
ライチュウの人気はまったく無いわけではなく「ライチュウが一番かわいい!」と訴える人も少なくない。
しかし、後から出てきたピチューよりも知名度が低いのは避けては通れぬ道なのか。
ゲームでのライチュウ
HP、防御を除いて比較的バランスがよく取れているステータスだが、単に特殊アタッカーとした場合には、サンダースにはステータスで劣ってしまう部分がある。 しかしライチュウには豊富な技が用意されているためかなり変則的な技の構成も可能。ピカチュウ同様、ボルテッカーもそのまま使用できるため、でんきタイプとしては物理攻撃での決定力もそれなりに高い。物理型の場合、エレキブルがライバルになるだろう。(X・Yでは特殊技の高威力技の火力が軒並み下方修正されているが物理技は据え置きのため物理型の方が最大火力は上)
ライチュウに進化すると、ピカチュウに比べレベルアップで覚える技が非常に少なくなる。とくに最初期の赤・緑ではほとんど何も覚えなくなるので、ピカチュウをあまり早く進化させてしまうと技習得に難儀することになった。これはほかの石進化ポケモンにも当てはまる問題である。
でんきだまが存在しない第一世代ではあらゆる面でピカチュウより強かったのだが、初代ポケモンスタジアムではピカチュウは使用可能なのにライチュウは不可能だった。
尻尾の形で先端が尖っているライチュウはオスであり、先端が切れているライチュウはメスであるのを見た目で性別を見分けられるのだ(アローラライチュウは除く)。
ポケモンGOでは肝心のピカチュウが非常に出現しづらいことから、図鑑コンプの険しく高い壁として君臨している。出現率上昇イベントを利用してピカチュウをゲットしたら相棒に指名、歩きまくって進化に必要なアメを稼ごう。
リージョンフォーム
アローラのすがた
基礎データ | |||
---|---|---|---|
名前 | ライチュウ | タイプ | でんき エスパー |
英語名 | Raichu | 高さ | 0.7m |
分類 | ねずみ | 重さ | 21.0kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | サーフテール |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | りくじょう ようせい |
隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 2560歩 | 捕捉率 | 75 |
世代 | 第7世代 | 努力値 | 素早さ+3 |
進化 | ピチュー → ピカチュウ (なつき) → ライチュウ (かみなりのいし) | ||
図鑑データ | |||
アローラ | #026(アローラ・ メレメレ) (USUM) #033(USUM/ アローラ・メレメレ) |
図鑑の色 | 茶 |
|
種族値 合計485 | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
60 | 85 | 50 | 95 | 85 | 110 |
- アローラ地方の環境に適応したライチュウ。従来のライチュウより丸みを帯び、日焼けしたかのように体の色が濃くなった。また、尻尾をサーフボードに見立ててサーフィンしているような姿勢をとっているのも特徴で、サイコパワーによって浮遊している。なぜこのような姿になったのかは研究者の間でも詳しくはわかっていないらしいが、アローラ地方の住人からは「丸くてふわふわなパンケーキを食べたからじゃない?」と思われているとか。
- こちらにはエスパータイプがついており、初のでんき・エスパーの複合タイプとなる。特性の「サーフテール」は、「エレキフィールド」が適用されている間素早さが2倍になるというもの。「エレキフィールド」を自動発動させる「エレキメイカー」を有するカプ・コケコとの併用が手っ取り早いが、地面技が一貫するのが悩みどころか。なお、いかにも「ふゆう」を持っていそうな見た目だが持っていない。
- その見た目から、「なみのり」の習得に期待する人は少なくなかったが、残念ながら覚えることはできない。見た目にはよく合っていて、でんきタイプとの相性補完にも優れているのだが……と思っていたら、ウルトラサン・ムーンで新たに追加されたミニゲームである「マンタインサーフ」で4つの島に存在する記録を上回ると、カンタイシティにあるサーフ協会からなみのりを覚えたピカチュウを貰えるようになり、進化させれば念願の「なみのりアローラライチュウ」が完成する。これ以前の入手法と言えば、2014年に横浜市のみなとみらいでX・Y向けに配布されたなみのりピカチュウをポケモンバンクを通じて第七世代に連れてくるしかなかった為、入手難度が格段に下がったと言える。(第五世代以前に配布されたなみのりピカチュウは仕様上、ひでんわざを覚えさせたまま連れてくることが不可能)
ちなみにポケモンスタジアムシリーズではライチュウがこの技を使うとRFと同じような姿勢になっていた。 - RFライチュウのみが使うことのできるZワザとして「ライトニングサーフライド」が存在し、専用のZクリスタルを持たせることで10まんボルトから変化させることができる。威力は通常のZワザと同じだが、相手を麻痺させる追加効果がある。
- サン・ムーンのストーリーではライバルのハウが先鋒で使用する。途中からライチュウに進化しているのだが、その時点では非常に高いと言える特攻と素早さからタイプ一致威力90のサイコキネシスを連打してくる。サン・ムーンの新規ポケモンには鈍足が多いこともあり、パーティによっては何もできず全滅という事も十分あり得る。
その後に戦うときにはきあいだまや10まんボルトも覚えているためやはり脅威。今作のトレーナーは努力値(基礎ポイント)も振ってあるため、こちらの方が種族値やレベルが上でも素早さが勝っているとは限らないので注意。 - 「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」において、モンスターボールから登場するポケモンの一種として登場。ステージを縦横無尽に駆け回りダメージを与える。これでついにピチュー・ピカチュウと並び立つことができるようになった。
アニメでのライチュウ
- アニメではピカチュウに比べ圧倒的に出番が少なく(ピカチュウがほぼ主役で毎回登板であり、しかも雷の石進化をストーリー中で拒んでいることなどの理由も含め)比較的不遇な立場にある。
- 第14話にて、クチバジムリーダーのマチスのポケモンとして初登場。
オレンジバッジを懸けてサトシのピカチュウと激しいバトルを繰り広げた。非常に多彩な技を操り、なおかつ電気タイプの技は全て習得しているらしい。劇中で披露した技は、でんきショック・10まんボルト・メガトンパンチ・メガトンキック・のしかかり・とっしん。技が4つ以上使えるのは無印によくあること。初戦でサトシのピカチュウを圧倒したが、二度目の対戦では対策を立てて来たピカチュウのこうそくいどうで翻弄され、最後は充電切れを起こし電気技が出せなくなりピカチュウに敗北する。
このシーンを誤解した一部の視聴者からは、ライチュウ=遅いという間違ったイメージが定着してしまう。言うまでも無いがライチュウはピカチュウ(素早さ種族値90)よりも速い。
ただし、マチスの台詞に「ポケモンマスターを目指すんなら、ゲットしたその日に、さっさと進化させるもんだぜ」といったものがあり、レベルの浅い段階ですぐ進化の石を使ったと話している。確かに原作ゲームにおいても進化のタイミングが早ければ種族値の向上もあってバトルを有利に進められることも多い。ただし上記の概要の通り、進化の石を使ったポケモンは一部の例外を除き多くの場合、自力で覚える技がほぼ無くなってしまう。マチスのライチュウはLv.23で覚える"かげぶんしん"やLv.45で覚える"こうそくいどう"を覚えることなく進化したため最終的に負けた、と考えるのが正しい。劇中でマチスのライチュウが使用した技"メガトンパンチ"や"メガトンキック"もわざマシンで覚える技である。サトシはピカチュウの治療中タケシにその言葉を弱点として見破られ、勝利した。視聴者に対しても、進化の石を手に入れてもピカチュウ(進化前のポケモン)で根気よく育てる大切さ、という教養を含んだバトルだったといえよう。
ピカチュウバージョンにおけるマチス戦でもこの設定が反映され、手持ちがライチュウ1匹のみという構成になった。 - アニメでの声優は初期は高乃麗が多い。ちなみに、高乃麗は『金色のガッシュベル』においてゼオン役を担当しており、かつガッシュ役が大谷育江(ピカチュウ)であったため話題になったとか。他の話では林原めぐみ、伊東みやこなどが担当している。
- その後も出てくるときは大体敵で出てくることが多いが、無論敵で出てこない回もある。劇場版短編作品『ピカチュウのなつやすみ』、オレンジ諸島編の91話「おどるポケモンショーボート」のライチュウはライチュウファンなら一見しておく価値がある。
- ダイヤモンド・パール編では「シュガー」というニックネームのライチュウが登場し、修行の成果のきあいパンチを披露し、ライチュウファンや物理ライチュウトレーナーを喜ばせた。初期の頃はメガトンパンチを使うライチュウが多い。また、同じDP編の88話「ポケモンサマースクール開講!!」では、レンタルポケモンとしてサトシがライチュウを使う光景をお目にかかる事ができる。
- XY編ではティエルノの手持ちとして何度か登場し、カロスリーグにも出場している。なお、性別はメス。
どうでもいいけどかわいい。 - 新無印18話では、クチバジムのジムリーダー代理・ビスケス副隊長の手持ちとして登場。
性別は尻尾の形からしてオス。
サトシのポケモンワールドチャンピオンシップスデビュー戦の相手を務めた。
ビスケス曰く、「隊長(マチス)自らが特訓し、鍛えられた私の戦友」。
ジムリーダー代理のポケモンと言うだけあってかなり強く、好戦的。
強靱かつ柔軟な尻尾を活かした戦い方を見せるほか、わざも「10まんボルト」「リフレクター」「ボルテッカー」など、攻防に優れたラインナップが揃っている。
サトシのピカチュウを相手に有利な試合展開を見せるものの、交代したゲンガーのトリッキーな立ち回りに翻弄され、最後はサイコキネシスで壁に叩きつけられて敗北した。 - 新無印第35話では、ゴウがメスの個体をゲットした。
元々は雷の石を求めてとある岩場に大量発生していたピカチュウの一匹で、
ゴウが別のピカチュウを捕まえるべく投げたモンスターボールを顔面に打ち返されて気絶していたところに登場。サトシのピカチュウと交流していた隙にゲットされた。
ライチュウへの進化には最初は積極的ではなかったものの、大量発生したピカチュウを捕獲しに現れたロケット団一行との交戦の際、既に捕獲されてしまった仲間のピカチュウたち(サトシのピカチュウ含む)を救出すべく、自らの意志でライチュウに進化した。
かなりの世話好きで、
- 出会って間もないゴウやサトシ、そして同行していた彼らのポケモン(ピカチュウ、ラビフット、メッソン)、サクラギパークのポケモンたちやサクラギ研究所の研究員一同、果てはロケット団一行にまで木の実をお裾分けする
- サトシのピカチュウの口元に付いたモモンのみの食べカスを払ってあげる
- 岩場から掘り出した雷の石を、サトシのピカチュウに差し出す
(当然嫌がられたが、事情を説明したらちゃんと引き下がって仲直りした)
同時にやや天然な部分があるようで、
- 捕獲直後にゴウに頬ずりされた際に悪気無く放電してしまい、ゴウを黒焦げにしてしまう
(サトシ曰く、「挨拶みたいなもん」「そのうち慣れる」とのこと) - (内容が上記と被るが)敵であるはずのロケット団一行に木の実をお裾分けする
(このときはそもそも敵と見なしていなかったため、警戒していなかったと思われる。
ちなみにロケット団一行も木の実を分けてくれたことにはお礼を言い、素直に食べていた。
ソーナンスに至っては目尻に涙を浮かべていた) - ライチュウに進化後、救出されたピカチュウとハグするつもりが弾き飛ばしてしまう
(おそらく体格差によるもの)
一言で言うと超かわいい。ライチュウファンは必見。
ニコニコ動画におけるライチュウ
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