ライノサラス単語

ライノサラス

「了解しました!散り際くらい、せいぜい手にやりましょう!」

ライノサラスとは、ドリームキャスト専用ソフト機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…」に登場するジオン軍の大試作機動兵器である。なお、ライノサラスは英語で「サイ」を意味する。

概要

ジオン公国軍オーストラリア方面軍のHLV拠点であるヒューエンデン基地防衛に投入された、同作のラスボス。文献によっては拠点防衛用モビルアーマーと記載されている。

「荒野の」の異名を持つヴィッシュ・ドナヒューの駆る陸戦型ゲルググとともにHLV発射までの時間を稼ぐため、プレイヤー率いるホワイトディンゴ隊に立ちふさがる。通称「スーパーザクタンク」。
第08MS小隊アプサラスと名前が似ているが関係ない(ただしザクパーツを流用している共通点はある)。また、GジェネではアプサラスⅡからライノサラスを開発できるため、関連性が増した。
余談だがヒューエンデン基地攻防戦は00801月1日であり、既にア・バオア・クーが陥落した後である。前情報伏線しで登場するため、度肝を抜かれたプレイヤーも多いだろう。
ゲーム中ではロックオンした敵モビルスーツには形式番号が表示されるがライノサラスの場合、一「UNKNOWN」と表示される。

前線で、品を寄せ集めて急造された試作品であるため、詳しい性や開発経緯などが不明でが多い。形式番号も不明。両腕にザクマシンガン、両肩にミサイルポッド、機体中央にバストライナー(もしくは大口キャノン)、後方に二門のガトリング砲と、兵装がてんこ盛りとなっている。ただビーム兵器だけは入手できなかったようだ。実際、オーストラリア方面軍でビーム兵器を持っているのは、ヴィッシュ中尉ゲルググ1機だけである。
バーで移動するが巨体さゆえ機動はさほど高くなく、差し詰め移動台。その姿形からヒルドルブザメルとの兄弟機ではないかと言われたり、MS IGLOO2話の「応急現地良にも限度が!」というセリフはライノサラスをしているとの推測もあるが詳細は不明。

武装にはA型B型の2種類が存在し、2面でジオン軍への補給物資輸送を阻止したかどうかで武装が変わる。
補給物資には連邦軍から奪取した対艦砲バストライナーが積載されており、阻止した場合は大口キャノンを装備したA型が、阻止しなかった場合はバストライナーを装備したB型が出現する。
ラスボスだけに火力チートと思うくらい非常に高く、マシンガンだけでもゴリゴリを削ってくるほど。特にバストライナーは直撃すれば即死する威で、まともに撃ち合うと一方的にこちらが負けるレベル。なので僚機やオアシス(非武装の戦闘補助車両)を囮にしたり、小回りが利かない事を利用して、ぐるぐる回りながら攻撃したりするなどの工夫が必要。
較的耐久は低いが、それでもモビルアーマーなのでMS以上の堅さを誇る。このようにトンデモ火力を有しているものの冷却機に問題があるらしく長時間の稼働は出来ない。ゲーム中では、ヴィッシュに話しかけたパイロットは1人だけだったが小説版によると3人乗りのようだ。

ギレンの野望

前線の地上軍が独自に開発した陸上用MAを正式採用する。
高い移動を持つ拠点強襲用の機体として圧倒的な火力の実現を図る。

ギレンの野望 ジオンの系譜」からシリーズに参戦しており、ジオン側でプレイすればライノサラスを正式採用し量産する事も可。地上軍が独自開発したライノサラスをヴィッシュ中尉に回収させるというイベントがあり、これを実行するとライノサラスの現物が入手できる。しかしイベントの実行にはヴィッシュの存命が必須で、彼を回収に向かわせると生死不明(実質戦死)となる。一応、彼が戦死していても開発プランだけは入手可。登場するのは全てA型である。

しかし高コストの割には、不当なくらい性が低く設定されている。まず機動絶望的に低い。支援も登場時期が遅すぎる事から見劣りする。近接戦闘不可能のため、敵に接近されたら成す術なく落とされる。モビルアーマーなので乗れるパイロットが限定されるのも辛い。そもそも初登場の系譜から一貫して弱体化だけを受けている理不尽な待遇。ラスボスの威は何処に…。
一応、モビルアーマーなのに何故か拠点の制圧が出来るという、一の強みがある。
ただ、デラーズ・フリートプレイすると地上に初期戦として配備されており、寡兵で貧乏デラーズ・フリートにとってありがたい存在となりうる。

ちなみにザメルの開発には、ライノサラスの開発が必須となる。先述の兄弟機説の理由の一つである。
連邦軍側でプレイした場合、アスタロス計画を放置するとジオン軍がライノサラスの量産を始める(ホワイトディンゴを使って阻止した場合は量産しなくなる)。量産が始まると、手始めにキリマンジャロ基地へライノサラス6機が投入される。

コロ落ちではライノサラスを撃破すると「敵モビルスーツ撃破!」という通信が入るがギレンの野望シリーズでは、モビルアーマーに分類されている。形状的にモビルアーマーと見て間違いないだろう。

サイドストーリーズ

くっ! この重装甲、やすやすと抜けるものか!」


しばらく出番がかったライノサラスであったが、サイドストーリーズでリメイクされ再登場。原作同様にヴィッシュ中尉ゲルググとともに出現、ラスボスを務める。本作ではバストライナー装備固定のようで、A型は存在しない。戦闘中、与えたダメージの度合いによって台詞を喋り、バストライナー発射の際は専用の台詞まで用意されている。

絶え間なく機関弾幕り、時折両肩からミサイルを放ったりバストライナーを撃ったりしてくる。弾幕の濃さは原作ではない。
サイドストーリーズでは後方の二連装機関に換装されており、四方八方に弾をばら撒いてくる。しかも戦艦のように武装を破壊する事が出来ず、常にしい攻撃に曝される上、ヴィッシュ中尉ゲルググや守備隊のザクも相手にしないといけないため、初見だと思わぬ苦戦を強いられる。
バストライナーの威も健在で、当たれば一撃で撃墜される危険性がある。クリア条件はゲルググ、ライノサラス、HLVの破壊のため、必ず倒さなければならない。
先にゲルググを撃破すると、ライノサラスパイロットが専用の台詞を言う。しかし、逆の場合は特に何もない

重装甲だけあって硬いが、やや弱体化されており原作ほどの脅威は感じない。システムの都合、自機が破壊されても他の僚機に操作が移るため、そういう意味でも難易度が低下している。

余談だが原作版では深緑色だが、ギレンの野望及びガンダムウォーサイドストーリーズでは黄色塗装されている。本来は黄色だったが、塗装が間に合わなかった……のかもしれない。
 

小説版での設定

ライノサラスは小説版にも登場する。ヒューエンデンHLV基地に投入され、ホワイトディンゴ隊と交戦する点はゲーム版とど同じだか一部設定が変&追加されている。

戦争初期(一説によると3月18日)、オーストラリアへと降下したジオン軍は撤退する連邦軍からバストライナー鹵獲した。このバストライナーを有効に活用するためライノサラスの開発計画が始まった。ライノサラスはバストライナーを装備し、先を切って敵地へと突撃。その大火力を以って突破口を理やり開き、後続部隊が突入するを作り敵地を占領するというドイツ軍の突撃にも似た運用が想定されていた。後方に味方が控えている状況で運用するのが前提とされているため後方は全に死となっていた(ゲーム版では後方にも2門のガトリング砲が設置されている)。
このような運用方法から絶大な火力を有しており、大バルカンといった副ですら対モビルスーツ用として十分な脅威となった。このため小説版では制圧機動兵器という肩書きとなっている。

バストライナーは大火力だがその分エネルギー消費も膨大なため、大ジェネレーターを複数搭載している。しかし一度に複数のジェネレーターを稼動させると大量の熱を持つため、冷却装置も搭載しているのだが不全で、オーバーヒートする危険性をんでいた。
また大量の赤外線放出し、ライノサラス自身のセンサーレーダーを著しく低下させていた。ライノサラスが制式化されなかったのはこの難点があったせいと言われている。しかもセンサー類は申し訳程度しかない上、ザクの胴体部分に集中しておりセンサー密度は低いと言わざるを得なかった。重装甲、重武装を施しているがその巨体も相まって小回りも利かず、ライノサラスの死は非常に多かった。

ライノサラスは6人乗りで、ザクのコクピット部分に3人が搭乗するのだが元々ザクのコクピットは1人乗りなため非常に窮屈。小説版ではヒューエンデン基地で試作され、テストを行っていたがオーストラリア戦線に特化し過ぎた性が災いして、開発順位が低かった。もし本を入れて開発していれば、センサー周りの欠点は解決されたと言われる。
その後、何とか完成したものの既にジオン軍が守勢に回っていたため突撃の役く、基地内で放置されていた。の階段作戦面下で進んでいた時も、巨大すぎて輸送不能という事で放置され続けた。
様々な不具合が依然として残っていたせいか、機体こそ完成していたが開発中とされた。

しかし戦争末期12月31日連邦軍のヒューエンデン基地攻略が始まる。持てる戦を全て投入して連邦軍を迎撃していたが、防衛線にを開けられる。どの戦線も余裕がい中、アリソン大尉の一部にく。ライノサラスを投入しようと言うのである。冷却装置に爆弾を抱えているとして反対する意見もあったが、「今日動けば、明日動く必要はい」と強行。
宇宙へ打ち上げるHLVを死守するべく、持て余していたライノサラスの投入が決まる。ドナヒュー隊から分離したグフ6機の後続に据えられた。テストパイロットを務めた兵員が、そのまま正規パイロットとして操縦している。
ライノサラスのデータを見たユライア・ヒープ中佐は「まるで旧世紀の軍にあった戦艦」と評している。

交戦の末、ホワイトディンゴは前面のグフ隊を撃破し、深くにまで侵攻。ついにホワイトディンゴと対峙する。その見たから移動要塞と喩され、ホワイトディンゴから敵の切り札だと思われた。ところがオアシスからのセンサー画像によりしく赤外線を放射している事がばれ、試作兵器だと見抜かれてしまう。とはいえ見たの強大さから、ホワイトディンゴの面々に恐竜のような強さを感じさせている。

火力では圧倒的にライノサラスが優勢で、バストライナーの破壊ホワイトディンゴの面々も焦燥する。しかしオアシスによって冷却装置の弱点を見抜かれ、また優勢な火力を発揮されないよう各機が分散して回り込みながら攻撃を加えてくる。随伴機がおらず、小回りの利かないライノサラスは一気に不利となり、敵機に背後を取られないようにするだけで一杯になってしまう。
それでもパイロット必死に機体を操縦、レイヤー中尉にして「思ったより軽快に動く」と言わしめる。ライノサラス側はレイヤー機のビームライフルを警し、射撃の機会を与えないよう撃ち続ける。
武装が規格外に大きいライノサラスは副ですら高威だったが、敵の連携に翻弄され続け、上手く性を発揮できずにいた。

そしてホワイトディンゴに対しバストライナーを放つ。一、全ての電が途絶えてっ暗になるが、およそ三ほどで回復する。しかしバストライナーを撃った弊モニターが焼き切れて使用不能と化す。その直後にジェネレーター異常を訴える。間入れずに機関室から放たれたプラズマパイロット全員死亡し、あっけない最期となった。が、ゲーム版ではバストライナーを何発も撃ってくる。

今際に放ったバストライナーは、レイヤー機をかすめただけで命中には至らなかった。しかし、命中しなかったにも関わらずシールドは「目玉焼きが出来るほど」と形容されるほど熱を持っていた。もし直撃していれば、ヒューエンデン攻防戦に大きな影を与えていたと思われる。
ライノサラス撃破後、周囲にジオン軍部隊は認められなかった。「みんな、この化け物(ライノサラス)に期待していた」とレイヤーは評した。

余談だが、小説版ではヴィッシュ中尉ゲルググタッグを組んでいない。

その他の作品では

新作漫画機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー」にて再登場を果たす。
ライノサラスはオーストラリア方面軍が独自に開発したモビルアーマーだったが、本作では開発データが共有されており、北方面軍が製造。模擬戦を行っていたモルモット小隊に強襲を仕掛けた。
しかし相手が悪かった。ユウの駆るブルーディスティニー1号機によって、あっという間に撃墜されるという酷い役回りとなってしまった。

漫画ガンダムEXA VS」にも登場。本作では、ホワイトディンゴ隊に撃墜されたライノサラスを回収して再生した事になっており、ヒューエンデン基地に現れた機体と同一である。ザク・デザートタイプグフ重装型等とともにトリントン基地を襲撃し、再びホワイトディンゴ隊と交戦する。

Gジェネシリーズにも参戦。ヒルドルブザメルアプサラスシリーズから生可で、最終的にはシャンブロに進化するという可能性の獣。序盤から開発でき、しかもそこそこの性を誇る事から十分起用の余地がある。ギレンの野望とは大違いだ。
システムの都合上、パイロットは一人で済むので安心しよう。
GジェネレーションFでは、登場時に専用のムービーが流れるという高待遇を受けている。追い詰められたジオン軍は、格納庫で眠っていたライノサラスを発進させる決意をする。サイレンが鳴りく中、開いたハッチに向かってホバー移動していくライノサラス……という具合である。

関連動画

関連項目

【スポンサーリンク】

スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%B9

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ライノサラス

14 ななしのよっしん
2013/05/25(土) 16:15:24 ID: wx3lIo/sP4
ジムザクグフより性が上で、しかもレイヤー機は
ビームライフル所持、そしてジオン兵はチームとしての戦い
理解しておらず単騎で突出する事が多かったところが簡単に
各個撃破されまくった原因とされているな。これは仕方ない。

でもゲルググとの対決は少々あっさりしすぎてる。
仮にもラスボスなんだし、もうちょっと書いて欲しかったぜ。
ライノサラスの方がまだ長かった。
15 ななしのよっしん
2014/05/19(月) 17:50:06 ID: nILVHpJ2JQ
今度のサイドトーリズにもでるんだろうがなんか戦略ゲーってよりアクション重視みたいだからライノサラスとかサーベルごり押し余裕でしたwww
になりそうで不安…てかなるだろ…
16 ななしのよっしん
2014/09/15(月) 11:51:34 ID: IfG/nrurhY
小説キャラクター戦争背景を楽しむものであって、
戦闘描写自体はややあっさりしている面もあるけれど、
ガンダム物の小説としてはがかった出来だと思う。
17 ななしのよっしん
2014/10/11(土) 02:42:48 ID: SNDjE4urXa
>>15
自分が下手なだけかもだが、火力高くて近づけなかったし、周りにMSいたらよけいに厄介だったぞ。
18 ななしのよっしん
2014/11/18(火) 07:49:20 ID: yFwZQPAW3w
武器腕に大キャノン……あれ?有澤重工社長じゃね?
19 ななしのよっしん
2014/12/22(月) 03:06:20 ID: 5hebDyJ3cp
残念ながらこいつは面妖ではない。転用である。
20 ななしのよっしん
2016/04/17(日) 01:37:21 ID: dnDZKXTuTb
コロ落でMS呼ばわりされてたのは当時の連邦にMAの概念がかったからだと思う
実際めぐりあい宇宙でもビグザムの事をモビルスーツって呼んでたし

どうでもいいが野望での性の低さは何とかならなかったのか...
はたいて出来上がったのがあの性じゃ潰して資にするより他いではないか...
21 ななしのよっしん
2016/11/27(日) 21:51:35 ID: 7KoCX06K5c
ダムAのブルーディスティニー漫画で登場したときは驚いた
開発計画は一年戦争初期から進んでいたとはいえ複数台存在するのか…
22 ななしのよっしん
2017/07/06(木) 22:59:28 ID: O2snCzs9TA
>>21
も最初、大キャノンとかからザメルかと思ってたわ…。
劇中での説明からすると、現地で入手できるパーツを使って生み出された機体らしいけど、そのパーツって連邦軍の戦艦とか使ってるんだろうか?
23 ななしのよっしん
2018/09/05(水) 12:57:44 ID: mQmIwwg3Q6
コロニーの落ちた地での記事はないのか