ラインバックとは、ゼルダの伝説 夢幻の砂時計に登場する旅の仲間である。
概要
幽霊船に乗り込んだテトラの叫び声を聞いて幽霊船に飛びつくも海に落ちたリンクが、流れ着いたメルカ島で幽霊船を追うために、船と船乗りを探して海王の神殿で出会ったのがラインバックである。
口癖は「イヤッハーーー!!」
お宝に目がなくがめつく臆病な上、他人を利用することに躊躇がない正直ダメな男。出会った時も海王の神殿にいたのはお宝目当てであり、助けてくれたリンクを置いて速攻で安全なところまで逃げている。
夢幻の砂時計ではラインバックの船に乗って島々を冒険をするのだが、航路の決定、砲撃、回避を全てリンクに一任してしまっている(システム的にも仕方ないが)。どこかの島に着いた時も整備と称して船から離れない。ゲーム的にはラインバックに話しかけることで出航するシステムになっている。
旅の途中で幽霊船にお宝があると言うのは単なる噂に過ぎないと判明した際にはリンクに協力するのをやめようとするが、シーワンから「達成すれば何でも願いを一つ叶える」と約束されると即手のひらを返し、度々テトラを助けると言う名目でリンクを急かしてくる。
そんなラインバックだが、最終的に精神的に成長し、共に幽霊船へ再度乗り込み、リンクを捕らえたベラムーに対して引け腰でがむしゃらながらも剣を振るってリンクを助けた。
その後ベラムーに寄生されファントムのような姿になるもベラムーが倒されると元に戻り、全てが終わった後、シーワンとの約束についてはお宝ではなく、ベラムーとの戦いの最中で沈没した船を元に戻してもらうだけでいいと伝えている。
船に侵入してきた魔物を倒すとラインバックからルピーがもらえる(本人は木箱の中に隠れている)最初にもらえるのは5ルピーとかケチな額だが撃退するごとにもらえる額がどんどん上がる。そのうちラインバックから「素直に感謝できないタチだが感謝してる」というような内容の手紙が届く。
ちなみに女海賊ジョリーンから追われている理由は一緒にお宝を探していた時に、お宝を盗んで逃げたから。
エンディングとその後
夢幻の砂時計は実は別世界での冒険であり、リンクとテトラがいた世界とは異なる世界であり、リンク達はエンディング後に元の世界の数分後に帰還しているのだが、ラインバックの船がリンク達の海賊船の近くを航行しているシーンがある。ラインバックの本当の願いがリンク達と旅を続けることと受け取れるが、テリーやサルバトーレもシーワンの世界に居たので元々リンクと同じ世界の住人であるとも考えられなくもない。どちらが正しいかは不明。
ラインバック3世
夢幻の砂時計の未来にあたる大地の汽笛には彼の孫のラインバック3世が登場する。初代ラインバックはその後リンク達についていったようである。
3世は橋のたもと駅で汽車パーツとお宝の交換や換金をしてくれる。見た目はラインバックそっくりというか使い回しだが、帽子をしている。口癖は受け継がれている。
ラインバック本人は故人であり墓が存在する。3世曰く伝説の船乗りらしい。
3世といえばヤミの鉱石運搬イベントも印象深い。火の大地の東端にあるヤミの採石場から太陽の光を浴びるとどんどん溶けてしまうヤミの鉱石を橋のたもと駅まで運搬するイベント。
時空ゲートを使って最短ルートで運搬してやっと6つ残る。そのルートでなければ3世の指定する5つの鉱石が残らず、途中で受けていいダメージは1回までである。
ヤミの採石場のすぐ南にある長いトンネルにはボス格のダイテクタが出現しダメージを受けやすいいやらしい配置になっている。
このイベントを達成して手に入るフォースで海の隠れ駅に行けるようになるのだが、この海の隠れ駅にはダンジョンがあり、ファントムが出現するのだが剣と弓矢が使えず夢幻の砂時計のように逃げるしかないようになっている。
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt