曖昧さ回避
ラクチェとは、以下のものを指す。
- ラクチェ(ケルト神話) - ケルト神話に登場する技術と鍛冶の神。ルフタともいう。
- ラクチェ(FF11) - ゲーム『ファイナルファンタジーⅪ』に登場する斧。
- ラクチェ(ファイアーエムブレム) - ゲーム『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』に登場するキャラクター。この記事で記述。
『聖戦の系譜』第2部に登場する剣士。第1部に登場する女剣士アイラの娘であり、彼女が恋人を作ったうえで生存していると登場する。双子の兄に同じく剣士のスカサハが、従兄にも剣士のシャナンがいる。
初登場は第2部開始と同時の第6章開始時。後半主人公のセリス、兄のスカサハ、プリーストのラナ(マナ)とともに初期ユニットとして出撃する。
名前の元ネタはケルト神話の鍛冶の神ルフタか。ちなみにルフタは男性の神である。
ユニットとしてのラクチェ
クラスはソードファイター→ソードマスター。スキルには兵種スキルとして「追撃」、個人スキルとして「見切り」と「流星剣」+α。+αの部分は父親から継承するスキルである。クラスチェンジすると「連続」も追加される。
父親によってラクチェの能力は変化するが、母親のアイラが優秀な母親のため誰が父親であっても一線級のユニットになってくれる。詳細はアイラ(ファイアーエムブレム)の項を参照。
システム上、母親のアイラが優秀なユニットのため、娘のラクチェもそれに輪をかけて優秀なユニットになる。基本戦法は母親と同じくガンガン切り込んでいって流星剣で敵を倒し、敵の攻撃は回避で耐えるというものだが、父親によっては防御力やHPの伸びがよくなるため避けなくとも耐えられるようにもなる。
初期の装備は鉄の大剣のみだが、母親から剣を引き継ぐことができるため実際には3,4本の剣をもって登場することになるだろう。場合によっては5章終了時に母親に余分に剣を持たせて引き継ぐ剣を増やし、余った剣を中古屋に流して他のユニットの強化をしてもよい。目玉である勇者の剣は母親が十分鍛えてくれているはずなので必殺の一撃が繰り出せる状態になっているかもしれない。
武器やリングで補正しない素の状態での能力値やスキルは『聖戦の系譜』の剣士の中でもトップ。両親のカップリングにもよるが、従兄で聖戦士直系の神器継承者であるシャナンを上回ることもよくあり、特にホリン父で血の濃さが直系並になっている場合「シャナンは神器バルムンクをラクチェに渡せ」とよくジョークで言われることになる。
実際、バルムンクの修理費で資金がカツカツになりがちだったり、回避値が高すぎて攻撃されなくなりがちなシャナンと比べるとラクチェとスカサハの兄妹は何かと使いやすく、彼女は兄と合わせて死神兄妹とプレイヤーから呼ばれ頼りにされている。
キャラクターとしてのラクチェ
顔グラは母親であるアイラそっくりで、違いは髪型程度。アイラが黒髪ロングだったのに対してラクチェは黒髪をショートボブ程度に短くしてもみあげ部分のみが長くなっている。
性格も母親譲りでかなり気が強い。現在の状況を見る冷静さを持ち合わせている兄のスカサハに対して、敵と見れば考えなしに突っ込んでいこうとするなどより直情的なキャラとして描かれている。
故郷であるイザーク王国は生まれる前にすでにドズル家の侵攻により滅んでいるが、その正当な王位継承者であるシャナンは健在であり、ドズル家に対する抵抗は続いている。王族の血を引くラクチェもその抵抗活動に身を投じている。そのような情勢の中、ラクチェはドズル家の兄弟から好意を寄せられるという複雑な事態に巻き込まれている。
恋愛について
恋愛会話はヨハン・ヨハルヴァ兄弟とシャナンに用意されている。ヨハヨハからは慕われ、シャナンには慕うような内容になっている。
終章の恋人会話はセリス、シャナン、ヨハヨハに用意されている。
年齢について
解放軍の子世代の中ではめずらしく年齢がわりと正確に推測できる。
6章でのスカサハとの会話を聞いてみると、母親と別れた時点(=バーハラの悲劇の直前)で「ふたつにもなってなかった」と話している。この会話からすると第5章の時点で1歳を越えていることが予想されるので、その17年後の第6章では18歳以上19歳未満である。
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関連項目
- ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
- アイラ(ファイアーエムブレム) (母親)
- スカサハ(ファイアーエムブレム) (双子の兄)
- セリス(ファイアーエムブレム) (幼馴染)
- ラナオウ (幼馴染)
- シャナン (従兄)
- バルムンク(ファイアーエムブレム)
- 剣士(ファイアーエムブレム)
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