ラサール石井(本名:石井朗夫)とは、日本のコメディアンである。
概要
1955年10月19日生まれ 大阪府大阪市住吉区出身
石井光三オフィス所属だが、事務所社長とは苗字が同じというだけ。
芸名の由来は鹿児島ラ・サール高校を卒業していること。
その後、早稲田大学第一文学部に入学し、在学中に劇団テアトル・エコーの養成所にも入所。
1980年、養成所では一期下だった渡辺正行、小宮孝泰とともにコント赤信号として活動を開始し、大学を中退。
赤信号が売れ始めた頃は、まだお笑いタレントは芸能界でも地位が高くなく、ラ・サール高校側から勝手に名前を使うなと抗議を受けたこともあるという。
しかし、TVのクイズ番組で成績優秀者として準レギュラー出演を重ねるうちに、学校側も宣伝の一環として受け入れた。
1996年からは、アニメ化された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」にて、主人公・両津勘吉役で出演。
劇場用長編を中心に、本業が声優ではない芸能人もアニメに出演するようになった時代のため、放送前は話題性最優先のキャスティングに対する不満も少なからずあった。
しかし、放送が始まると、その適任ぶりに不満の声も治まり、1999年から通算4度舞台化されたときも両さんとして出演。さらに演出もこなしている。
もちろん、2009年夏に実写ドラマ化された際にも、原作者である秋本治をはじめ、両さん役での出演を望む声は多かったが、オファーが来た上で断ったことを告白している。
(参考記事)
赤信号は解散したわけではないが、1990年代になると個人での活動が中心になり、
TVでは前述のクイズ番組とこち亀以外にも、情報番組のキャスター、ドラマへは主に教師役、刑事役などで出演。
また、「志村けんのバカ殿様」を舞台化したツアー「志村魂」の演出も担当するなど、
いわゆるインテリ芸人の元祖ともいえる人物である。
関連項目
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