ラザハンとは、「ファイナルファンタジーXIV」に登場する国家である。
概要
惑星ハイデリンの北州イルサバード大陸の南に浮かぶ「サベネア島」を領地とする国家。エオルゼアから見て東方にあり、ひんがしの国や東州オサード大陸よりは西側にあるため、「近東」とも呼ばれる。地理的に、エオルゼアにとっては東方との貿易の中継地点として非常に重要な地域である。
蒼天のイシュガルド編にて当時追われる立場になっていた暁の血盟の一部のメンバーの亡命先になっていたり、紅蓮のリベレーター編で訪れる「クガネ」にこの国の大使館があったりでたびたび名前は出てくるが、実際にプレイヤーが訪れることになるのは暁月のフィナーレ編になってからである。
「太守」と呼ばれる一族が代々国を治めている。現在の太守はアヒワーンというアウラ族の男性。大昔、当時の太守がこの地に棲むドラゴンと盟約を交し、国の危機にはその「盟友たる竜」が力を貸してくれると言われている。
産業としては、錬金術と織物業が盛ん。特に錬金術はこの国が発祥とされている。
ネタバレ
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アヒワーンを含む代々の太守は言わば「表向きの太守」であり、この国は真の太守は「盟友たる竜」こと七大天竜の一翼・星竜ヴリトラである。このことを知るのは、アヒワーンとその側近のわずかな者達のみ。
彼はラザハンという国を作り上げた際、自分の強すぎる力が争いを招くと考え、人の代理を立てた。実際、イシュガルドでドラゴン族の力を求めた人々が竜詩戦争を引き起こしたことを踏まえると、その考えは正しかったと言える。
彼はドラゴンの力の源である眼を片方、魔法人形に埋め込みそれを自在に操り、「太守の付き人」を務めるアウラ族の少年・ヴァルシャンとして市井を見守っている。「太守の付き人」を務めた者は外交官として国の外で活動しているということになっており、ヴァルシャン以前にも別の魔法人形で同じようなことをやっていたようだ。
暁月のフィナーレ編にてラザハンを「終末の災厄」が襲い、その中でアヒワーンが民をかばって死亡してしまう。太守不在の状況から人々を不安にさせないため、ヴリトラは自身が真の太守であることを明かし、それ以降は表立って国を治めるようになった。
関連項目
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