I USED TO BE A THIEF
AND MURDERER.
OTHERWISE, I COULD NOT
SURVIVE IN SUCH
DIFFICULT TIMES.
SIT BESIDE ME AND
LISTEN TO MY STORY OF
DAYS FULL OF ADVENTURE.
概要
ラスタンサーガとは昭和62年(1987年)にタイトーから発売されたアーケード用アクションゲームである。
西洋のヒロイック・ファンタジーを模した世界観や、細部まで描き込まれた背景グラフィック、ギラついた電子音が奏でるアグレッシブな音楽など、当時のタイトーのコミカルな他作品とは一線を画す硬派な内容で、国外における評価が高い作品である。また、タイトーサウンドチームZUNTATAに所属した高木正彦(Mar.)のコンポーザーデビュー作としても知られる。
しかし海外人気に比して日本では不遇であり、家庭用移植は2005年にPS2 タイトーメモリーズ 上巻が発売されるまではMSX2とゲームギア(海外版マスターシステムからの移植と思われる)しかなく、共に出来はかなり微妙である。その一方、クソゲーとして悪名高い続編のラスタンサーガ2はPCEとMDに移植されるという矛盾した事態になっている。
シリーズ作品としてはその後、第3作目の『ウォリアーブレード』で2画面筐体を使用したベルトスクロールアクションに路線変更した後、約10年の時を経てプレイステーション2及びニンテンドーゲームキューブで対戦格闘ゲームに更に路線変更した『ウォリアーブレード ラスタンvsバーバリアン編』が発売された・・・のだが、『ラスタンvsバーバリアン編』は『バーバリアン』というラスタンとは全く関係の無い洋ゲーの移植であり、ウォーリアーブレードやラスタンの名はローカライズ時に付けられている程度の模様。
ちなみに開発元は某クソゲーが海の向こうで悪名高いtitus softwere。
ストーリー
とある国の王・ラスタンが王となる以前の自らの遍歴を語るところから物語は始まる。 かつて盗賊だったラスタンは、セーム王国という国で暴れまわるドラゴンを退治する代わりに、国中の財宝を交換する約束を王女と交わした。そしてラスタンのドラゴン討伐の旅が始まった。
I SUCCEEDED IN OBTAINING THE CONSENT
OF THE PRINCESS OF THE KINGDOM "CEIM"
TO EXCHANGE THE DRAGON'S HEAD FOR
ALL THE TRESURES OF THE EMPIRE.
I STARTED ON MY QUEST TO THE DRAGON'S
LAIR.
ゲームシステム
横スクロール型のアクションゲームで、主人公の筋肉モリモリマッチョマンの変態ラスタンを操作して各ステージの城の奥にいるボスを倒してステージクリアしていく。全6面で、ラスボスのドラゴンを倒すとゲームクリア。コンティニュー可能だが、最終ステージの6面のみ不可。
ラスタンの基本操作は攻撃とジャンプの二つで、ジャンプ時に下段・上段に攻撃することが出来る。また、ジャンプ時の攻撃は通常の攻撃よりも威力が高い。ジャンプは通常のジャンプの他、レバーを上げてジャンプすると通常より高く跳ぶことが出来る。
画面左下部にあるゲージは体力で、全てなくなると1ミス。溶岩や穴、水などに落ちたり、壁の針に触れたりすると即死扱いで1ミスになる。
アイテムは各ステージに配置されているものと敵キャラが落とすものの2種類ある。攻撃アイテム・防御アイテムともに1つしか持てない。種類は以下に記載。
- アックス・・・斧。ゲーム開始時に持っている剣よりも攻撃力が高い。
- ファイヤーソード・・・斧よりも攻撃力が高く、火の玉を飛び道具として放つことが出来る。
- ハンマー・・・鉄球。リーチが非常に長い。
- マント・・・敵に触れた時のダメージを半減する。
- シールド・・・敵の攻撃を受けた時のダメージを半減する。
- アーマー・・・敵から受けるダメージを半減する。
- 指輪・・・武器を振るうのが早くなる。
- ジュエリー・・・得点アップする宝石。一定の得点で残機数が増えるため残さず取りたい。
- ポーション・・・体力を回復する。
- ポイズン・・・体力が減り得点アップ。
- 首飾り・・・持っている状態で得た得点が倍増する。
- ゴールドシープ・・・体力が全回復。
- 杖・・・防御アイテムの有効時間を増やす。
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関連項目
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