ラストイニングとは、ビッグコミックスピリッツにて2004年から2014年にかけて連載された日本の野球漫画である。
原作神尾龍。監修加藤潔。作画中原裕。コミックスは全44巻。
2010年、第1回サムライジャパン野球文学賞ベストナイン受賞作品。
あらすじ
インチキセールスマンとして生計を立てていた鳩ヶ谷圭輔。だが勤めていた会社が薬事法違反及び詐欺容疑で
取り調べられ、その際に上司に責任を被せられて一人、留置所で拘留される事となってしまった。
その頃、夏の甲子園予選で彩珠学院高校(以後彩学)が初戦敗退という結果で短い夏を終える。
彩学は36年前の甲子園で初出場初優勝を果たし、名門と呼ばれていた時期もある高校だったが、
その野球部も今では弱小と化しており、学園の経営も悪化の一途を辿っていた。
登場人物
- 鳩ヶ谷 圭輔
彩珠学院高校の監督。元々のポジションはキャッチャー。口癖は「ゴキゲンだぜ」。 - 日高 直哉
右投げのピッチャー。3年。
自己中心的であまり他人に合わせない性格。持ち球はストレート、カットボール、フォーク。
彩学では大宮に続いてのバッティングセンスを持つ。彩学で得点力を持つのは日高と大宮といわれている。 - 八潮 創太
キャッチャー。2年。
自分で物事を考え、分からないことはなんでも人に聞くタイプ。
洞察力がよく、長打力はないものバッティングセンスもなかなか。 - 大宮 剛士
右翼手。左打者。2年。
主に四番を任される。自分の四番としての役割とは何なのかを自問自答しながら野球をしている。 - 滑川 順平
三塁手。3年。彩学のキャプテン。
いい意味でも悪い意味でも生真面目な性格。また非常にアガりやすい。 - 上福岡 徹
左翼手。3年。
一度はメンバーたちと仲違いし、野球から離れたものの、無事復帰した。バントがかなり下手。 - 川口 智彦
一塁手。左打者。3年。
低めのボールをすくいあげるのが得意。また牽制もうまく、牽制で刺すために投手に上がることもあった。 - 大井 克豊
二塁手。3年。
チーム一の俊足。投手を揺さぶる奇襲を自分で仕掛けることが多い。 - 蓮沼 哲也
遊撃手。3年。
バッターとしては下位だが、守備では光るものを見せる。 - 入間 博之
左翼手。左打者。2年。
彩学では貴重な左打者。長打力はないものの、バットにボールを当てるのがうまい。 - 岩槻 雅司
中堅手。2年。かなり陰湿な性格で、相手の嫌がることをするのを好む性格。 - スティーブ・ストローター
左投げのピッチャー。1年。身長195cm。
球速はかなり遅いが、緩急を付けた投球で非常にタイミングがとりにくい。
重度のアニヲタであり、それが功を奏して相手のモーションを盗むことができるほどの活躍も見せる。
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関連項目
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