ラストオリジンとは、Smart Joyによる韓国産の次世代美少女×戦略RPGである。2020年8月現在Android版とiOS版が配信中。DMM版が調整中。
概要
男の子ってこういうのが好きなんでしょ? を突き詰めた様なゲームで、端的に言えばおっぱいと無骨なロボットと荒廃した世界観が特徴。
既存のゲームで言えば、マイルドに調整された艦隊これくしょんに近い。課金要素はほとんど衣装に対してのみで、よほど無茶な回し方をしなければいわゆるガチャは無課金で問題ない。
ストーリー
100年ほど前に突如現れた謎の敵『鉄虫』によって人類が滅ぼされた世界で目覚めた主人公。最後の人類である彼は二人の美少女に保護される。バイオロイドを名乗る彼女達の指揮を取り、鉄虫から地球を取り戻す戦いが今始まる。
システム
3×3マスの自陣に最大5体までの戦闘員を配置し分隊を作ることとなる。戦闘員にはそれぞれスキルがあり、例えば自分の後ろの戦闘員を庇うスキルを持つ戦闘員と自分の前の戦闘員の攻撃を支援するスキルを持つ戦闘員といったシナジーを考えることで戦闘力を飛躍的に高めることができる。
戦闘員は、部品・栄養・電力の三つの資源を出撃すると消費し、レアリティやタイプによって燃費が変わるのでただ高レアリティのキャラクターを五体出せばいいというわけではない。また、この資源は戦闘員や装備の製作にも消費するため闇雲に浪費するのは避けたいところ。
ステージを進めることでバイオロイドを手に入れつつ戦力を強化して、新たなステージに挑むという分かりやすいゲーム。少し進行するとオート操作が可能となり一度クリアしたステージは、分隊の誰かが戦闘不能になる、資源が尽きる、戦闘員か装備の枠が限界となる。のいずれかまで自動で周回させることができるので、空き時間を利用しやすい。
レベルが一定以上になるとキャラクターを重ねるコアリンク、いわゆる凸を最大5回行い強化できる。重ねるキャラクター自体はどれでもいいが、やはり100%の力を発揮するには同じキャラをリンクさせるしかない。一応リンク用の素材もあるにはあるのだが入手性がいいとは言えないため、基本的に同じキャラを使うこととなる。ちなみに分解もそうだが設定上はそれぞれ別の役目に就くだけでバイオロイド達が消えるわけではない(ゲーム的には消えるが)。
用語
オリジンダスト ナノテクノロジーにより生み出された人工細胞小体。移植された生物は寿命を極限まで引き伸ばされ、更には細胞を自由自在に変形させ、身体能力の強化や細胞の機能を変化させる。人間にも使えるが、それにより産まれた超人が犯罪行為に走り社会が混乱したこともあり、人間への使用は政府により厳格に管理される事となった。
バイオロイド オリジンダストを遺伝子レベルから適用することで生まれた時から強化された肉体を持ついわゆる女性型アンドロイド。機械金属の骨格と超人的な身体能力(例:人間が死ぬレベルの過酷な環境で活動したり、技術的特異点を発生させる頭脳だったり、2次元から出てきたような美貌の持ち主だったり、超能力者だったりetc)、それでいて人間と同じ臓器を持ち(妊娠も可能。しかし…)、見た目ではほとんど人間と違いは無いが人間の命令には絶対服従であった。男性型がいないのは、オリジンダストと男性ホルモンの相性が悪く暴走してしまうため。ほとんどのキャラクターがムチムチのダイナマイトバディであり、常時布地が足りない不具合を引き起こしているがこれでも日本版はおとなしい部類。多くのステージでドロップする他製作でも入手できるがランダムなので狙ったキャラのためには根気が必要。
AGS 治安維持や戦争で活躍したロボット。高い戦闘能力を誇るものの電子回路に寄生する鉄虫に乗っ取られた例が多く人類の滅亡を防げなかった。現在はアップデートにより寄生を防げる様になり、最後の人類と供に未来の楯として戦う。ちなみに基本的にリアルロボット寄りのデザインだが、専用スキンがやけにスーパーロボット檜山ボイスでライオンが胸に着いてるロボットとか。ほとんどドロップすることは無いものの製作はキャラを指定して行うため、条件と資源さえ満たせればフルリンクも容易。
戦闘員 上記のバイオロイド及びAGSの総称。レアリティが高い順にSS・S・A・Bとなっており、高いほどパッシブスキルの数が多く強力。無論高レアリティほど入手や育成の難易度も高くなる。
鉄虫 突如空から現れた謎の金属生命体。読みは「てっちゅう」。電子回路に寄生する能力と積極的に人間を殺す性質を持ち、人類を滅亡させた。金属なだけあって海を渡れないが、重要人物を狙い混乱を引き起こす知能まで持っている。脳波が人間に酷似しており、人間を命令無しで攻撃出来ないバイオロイドは屈辱の100年を過ごすこととなった。前述の通り、人間を執拗に殺害しようとするが、同じ人の形をしたバイオロイドに対しては「目的の障害になるなら排除する」という認識らしく、積極的に攻めてこないなど謎が多い。
主な人物
司令官 主人公にして、最後の人類である記憶喪失の男。自身のことはほとんど思い出せないが、鉄虫の性質と戦術についてのみ記憶を持つ等謎が多い。この手の主人公にしては珍しく決まった呼称は無く、イベントでセルフツッコミするレベル。
21スクワッド
コンスタンツァS2 ラピアタ・プロトタイプの量産型。バイオロイドの愛犬ボリーとのコンビネーションでライフルによる支援攻撃を行う眼鏡(スマートグラス)のメイド。主人公が最初に出会うバイオロイドの片割れで常識人……なのだが周囲が濃すぎて逆に個性的。ただしどこぞのメンヘラ軽巡メイドばりに南半球が丸出し。オルカ号ののメイド長を務めている。
グリフォン 飛行ユニットで飛び回りミサイルを撃ち込む最初に出会うバイオロイドの片割れ。もはや古典レベルのツンデレにしてチョロインでもある。リブ生地のようなスーツに包まれたそれは一般的には大きい部類なのだが、ラストオリジン的には普通……むしろ小さい部類という恐ろしさ。
LRL 灯台守の幼女型バイオロイド。LRLとは長距離照明(Long Range Light)の略称であり、外の世界で人類が滅びても灯台を守り続けていた。100年の生活で本を読み漁った結果、重度の厨二病を患っている。メンバーのムードメーカー的存在。
プレスターヨアンナ 中世十字軍時代をイメージした役者型バイオロイドで独特な口調と的確な戦術的判断で部隊の仲間を守る女騎士。マリー指揮官が現れてから(ネタバレ:7章で再登場するまで)謎空間送りにされてしまった。
ラビアタ・プロトタイプ 人類初のバイオロイドで、コンスタンツァのお姉様。滅亡前から大剣を振るい鉄虫と戦い続ける最古参のバイオロイド。人間に鉄虫の撃破命令を与えられている数少ないバイオロイドで単騎でも圧倒的な力を持つ。設定上1体しか存在しないバイオロイドの一人。
(7章ネタバレ注意)無敵の龍 バイオロイドの艦隊を指揮、統率する指揮官型バイオロイド。海底で封印されているらしいが・・・
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%B3