ラドバルキンとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
概要
獣竜種 | |
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ラドバルキン | |
別称 | |
別称 | 骨鎚竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
『モンスターハンター:ワールド』にて初登場したモンスター。
真っ黒な全身に刺々しい骨が無数に突き出ているのが特徴の獣竜種。爆鎚竜ウラガンキンにシルエットが似ており、大きく発達した下顎を地面に打ち付ける行動や睡眠ガス噴射もそっくりで、そのためか骨鎚竜とも呼ばれている。
ラドバルキンの生態は文字通り骨の上に成り立っている。普段は瘴気の谷の上層を転がりながら移動し、餌になりそうなものが少ない谷の中で山積みになっている骨を主食としている。また、体中から突き出ている骨は自身のものではなく、全身を覆っているタールの様な物質によって身体に骨を付着させており、これを攻防に活用する。見た目の割に温厚で、こちらから攻撃しない限り襲ってはこないが、しばしば細い路地を転がって来るラドバルキンに轢かれることがある。
その巨体と纏った骨、火山地帯の顔として有名なウラガンキンに似た姿から瘴気の谷の主か何かといった感じだが、実際には瘴気の谷の大型モンスターの中では低い地位に居る。現に同じく瘴気の谷を棲み処とするオドガロンと鉢合わせた時発生する縄張り争いでは、体格で勝るにも関わらず纏った骨を砕かれて敗北してしまう。谷の上層で骨だけ食べて生きているのも中層以下にはオドガロンのような強大なモンスターの縄張りがあるため、そこから離れる意図があるのかもしれない。
睡眠ガス噴射や回転攻撃など攻撃技の大部分がウラガンキンに類似しているが、火炎ガスの噴射は行わず、厄介な火薬岩を持たない代わりに纏った骨をばら撒いて攻撃する。全身に纏った骨は硬く、両足に纏ったディアブロスの角に至ってはほとんどの攻撃を弾く程だが、反面非常に脆く簡単に部位破壊できる。骨を剥がされた部位はウラガンキンの近縁種とは思えないくらい柔らかい。しかし瘴気の谷の一部のエリアでは、敷き詰められた骨に潜り込んで部位破壊された骨を纏いなおす行動を取ることがあるため地味にしぶとい。
素材から作れる武器は平均的な性能で睡眠属性を持ち、防御力も上昇する。下位防具は「KO術」、「睡眠耐性」、「睡眠属性強化」、「ガード性能」に加え、瘴気の谷の強敵オドガロンの攻撃が持つ状態異常「裂傷状態」を防ぐ「裂傷耐性」を持つが、下位装備フルセットではいずれもLv1なため対策としては弱い。しかし上位装備フルセットの場合それぞれLv3になり、「KO術」と「睡眠耐性」の代わりにLv2「耐震」が追加されるため上位オドガロンや震動持ちのモンスターに有用である。見た目は男女ともに白黒でトゲトゲのフルフェイスな耐爆スーツっぽい見た目だが、オトモ装備はまるで宇宙服のような見た目になる。
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