ラミエルとは、
- ユダヤ教、キリスト教の天使。ラミエルとは「神の雷」を意味し、雷を支配する力をもつとされる。旧約聖書偽典「エノク書」に、人間の女たちに欲情して堕天した「見張り番(エグリゴリ)」の天使たちの一員として登場する。この堕天劇についての詳細は、同じく「エグリゴリ」であった「アザゼル」や「サリエル」の記事を参照のこと。
「神の慈悲」を意味するレミエルを別名とする……とも言われるが、これらはそれぞれ別の天使であると言う話も。「最後の審判をまつ魂の監督者であり、神のメッセージを選ばれたものに見せる役割をもつ」という話もあるが、これは出典が不詳である。 - アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する第5使徒(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」では番号が一つ増え「第六の使徒」に変更されている)。由来は1より。
本稿は2について述べる。
概要
形状は正八面体で、射程距離内にいる敵に加粒子砲を使い攻撃する。この加粒子砲の射程が極めて長大であった為、それまで格闘戦で使徒を撃退していたエヴァ初号機が、出撃した瞬間に狙撃されると言う事態に陥った。
この為、NERVは超射程砲「ポジトロン・ライフル(後の作品ではポジトロン・スナイパーライフルと呼ばれる)」、及び敵の加粒子砲を防ぐエヴァ用シールドを急造し、初号機、零号機のエヴァ2機による「ヤシマ作戦」を実行。零号機が中破したものの、何とか撃破に成功した。
それまでに登場した使徒、サキエル、シャムシエルが異形とはいえ怪獣のような生物的なデザインだったのに対し、正八面体という幾何学的で機械的なデザインで登場し視聴者を驚かせた。このデザイン及び効果音(鳴き声?)は「帰ってきたウルトラマン」に登場する怪獣、プリズ魔を基にしている。
またテレビアニメ版では下部が削岩機状になって地面を掘り下げた以外は、終始その形状を一切変化させなかったため不動の使徒というイメージがあったが、新劇場版「序」ではその固定観念を逆手に取ったのか、4次元生物の動きを3次元に投射したかのようにめまぐるしく変形し、同映画中一番の見せ場を演出した。
一部のコメントでミョウバン、ダイヤ、巨大ブルーウォーターなどと呼ばれており使徒として人気を博している。
ラミエルのお絵カキコ
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関連項目
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