ララァ・スンとはTVアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するキャラクター。
CV:潘恵子(原作) 早見沙織(「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」)潘めぐみ(「機動戦士ガンダムさん」)
概要
主に一年戦争後期で活躍するニュータイプの少女。インド系で額にヒンドゥー教の女性がしているビンディが見られる。ホワイトベースがサイド6に入港時アムロは父テム・レイと出会うが、酸素欠乏症になった父に失望し別れを告げる。そのとき偶然出会ったのがララァ・スンである。
ジオン公国のフラナガン機関の出身。過去の境遇から自分を救い出し、自分の価値を認めてくれたシャア・アズナブルに対して恋愛感情を抱いている。
第34話「宿命の出会い」では、コンスコン率いるリックドム隊と、ホワイトベースとの戦闘をTV中継しており、戦いの途中で以下のように会話。
ララァ・スン「白いモビルスーツが勝つわ」
シャア「ん?ガンダムは写っていないはずだが」
まだ現れていないガンダムの勝利を予測。ララァのニュータイプ能力の高さを示す描写が描かれている。
その後、サイコミュシステムを搭載したモビルアーマー「エルメス」によるオールレンジ攻撃により、宇宙要塞ソロモン攻略戦の後に集結していた地球連邦軍の艦船やモビルスーツを次々と撃破し、「ソロモンの亡霊」と恐れられる。初の実戦では、一日にして四隻の戦艦を撃沈するほどの空前の戦果を挙げている。
第41話「光る宇宙」ではエルメスで出撃するも、シャアをかばいアムロに撃墜され、戦死する。その生と死の狭間のほんの一瞬、アムロとララァは意識を共振させ未来のビジョンを見ることとなり、それはニュータイプにとっての希望であり、同時に悲劇だった。
「ああ、アムロ……刻が見える……。」
彼女の存在はアムロ・レイ、シャア・アズナブルという宇宙世紀を代表する二人の後世に多大な影響を与えている。
富野監督自身による小説版「密会 アムロとララァ」ではガルマ・ザビ戦死後の放逐時にシャアが地球で出会っている描写が描かれている。養護院出身で娼婦であるというかなり重い出自。
「THE ORIGIN」ではインドの大家族の娘で高い予知能力でギャンブラーに雇われて悉く目(ルーレットの数字)を当てるエスパー的能力で日銭を稼ぐ姿で登場。原作と比べると俗っぽいララァが見られる。シャアとの出会いも一年戦争より前の「暁の挙兵」でシャアが士官学校を放逐され地球に降りていた時期に遡っており、かなり長い付き合いだった事が示唆された。
2014年のショートアニメ「機動戦士ガンダムさん」で原作の潘恵子氏の娘である潘めぐみ氏が起用。親子二代で演じている珍しいキャラクターになった。(まあギャグアニメなので性格やシャアに対しての態度は別物であるが…というかシャアに対して「が」一番容赦ない)ちなみに潘めぐみ氏は「THE ORIGIN」でセイラ・マスことアルテイシア・ソム・ダイクンを担当しているので親子二代でシャア・アズナブルに深く関わった女性という面で共通項がある。
関連動画
関連静画
関連項目
親記事
子記事
兄弟記事
- アスラン・ザラ
- アムロ・レイ
- セイラ・マス
- イオク・クジャン
- カイ・シデン
- カツ・ハウィン
- ガルマ・ザビ
- アーノルド・ノイマン
- キシリア・ザビ
- シャア・アズナブル
- ギレン・ザビ
- ククルス・ドアン
- クリム・ニック
- クロノクル・アシャー
- ケルゲレン子
- コンスコン
- 三馬鹿(機動戦士ガンダムSEED)
- シャリア・ブル
- シン・アスカ
- シン・マツナガ
- シーマ・ガラハウ
- ジオング整備士
- ジオン・ズム・ダイクン
- ジョニー・ライデン
- ジョブ・ジョン
- ジーン(機動戦士ガンダム)
- スレッガー・ロウ
- テム・レイ
- ディアッカ・エルスマン
- デギン・ソド・ザビ
- ドズル・ザビ
- ノリス・パッカード
- ハマーン・カーン
- ハヤト・コバヤシ
- ハロ
- ビルギット・ピリヨ
- フラウ・ボゥ
- ブライト・ノア
- ヘンリー・ブーン
- マ・クベ
- マチルダ・アジャン
- マリュー・ラミアス
- ミネバ・ラオ・ザビ
- ミライ・ヤシマ
- メイリン・ホーク
- ラウ・ル・クルーゼ
- ラクス・クライン
- ランバ・ラル
- リュウ・ホセイ
- ルナマリア・ホーク
- レイ・ザ・バレル
- ワッケイン
▶もっと見る
- 4
- 0pt