ランスロー・ダーウェルとは、機動新世紀ガンダムXに登場する架空のキャラクターである。声:竹村拓
概要
第7次戦争において、宇宙革命軍の兵士と戦っていたニュータイプ戦士。ジャミル・ニートのライバルキャラである。くたびれた外見となってしまったジャミルとは対照的に、わりと綺麗な年の取り方をしており、普通に美中年といえる容姿。しかもランスローのほうが設定年齢は4歳も年上である。生活環境でこうまで変わるものだとは…。
大戦中は劇中でカリス・ノーティラスが搭乗しているベルティゴに搭乗し、活躍していた。大戦末期のコロニー落とし作戦においてはフェブラルを駆り、ジャミルのガンダムエックスと死闘を繰り広げるが、相討ちとなる。
本編では最終クールの宇宙編から登場。年齢も34歳となり、宇宙革命軍の大佐となった。革命軍で英雄視されているニュータイプだったことから、過剰に担ぎあげられているきらいがある。しかしランスローはジャミルと同じく大戦の後遺症から能力のほとんどを失っており、その扱いに対して懐疑的な気持ちを抱いていた。
搭乗機は彼専用のクリーム色のクラウダとなった。パイロットとしての腕は流石に英雄視されるだけあって高く、宇宙戦に慣れていないガロードが駆るガンダムダブルエックスをフルボッコにしてみせた。
二度目の戦いでは順応性の高いガロードに対して驚きつつ、なおかつかつての宿敵ジャミルが、ニュータイプを保護するために生きていることを知り、現在の自分の姿とのギャップにさらなる驚愕を受ける。
その後は、必ずしも宇宙革命軍の考え方に全て賛同しているわけではなかったランスローは、革命軍にいながら密かにガロード達を支援し、やがてはジャミル達フリーデンチームに合流することになる。
D.O.M.E.が眠る月面施設に一同が介した時は、はじめて生身でジャミルと対面することになった。
大戦後は和平協議の場に宇宙革命軍のメンバーとして出向き、新連邦軍の交渉者となったジャミルと改めて対話をする機会を得た。
後半に登場しただけあって作中での出番は少ない(一応冒頭でフェブラルが映っているので、ある意味初登場は1話ではあるものの…)が、ガンダムXの視聴者の中では比較的人気の高いキャラクターである。
初代ガンダムのオマージュの強い本作だが、彼は言うまでもなくシャア・アズナブルの立ち位置をモチーフとしている。ただし、性格的にシャアと重なる部分は少ない。むしろどちらかと言えば善人であり、性格に歪んでいる部分もそれほど見られない。強いて言うなら髪の毛が赤いので、そこで赤い彗星を意識したのだろうか。
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関連項目
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