ランダム(random)とは、古フランス語の「randon」と言う単語が語源となっておりこれは「急に突っ込む」「突進」などを意味する。
そこから、現在の英単語として「random」と言った場合は「法則性がない」「デタラメ」「先が予測できない」「乱数」などを意味する。
概要
ランダムとは主に「先が読めない」ことを指す。一般的には、同じ確率だけ他の別の動作や挙動を示す時に使われたりする事が多い。
元々、日本ではあまり使われなかった単語だが、パソコンが普及されてからはプログラム用語として爆発的に普及した感がある、そのぐらいコンピュータープログラムにおいて「ランダム」という単語をよく使う。
ニコニコ動画でも「ランダム」で検索をすると、コンピューターゲームなどの用語として使われている傾向にある。(例:敵がランダムに出てくる)
確率計算として
ランダムで選ばれる場合…
- コインの表裏なら2分の1(50%)
- サイコロなら6分の1(16.66%)
- 30人の候補者なら30分の1(0.0333...%)
- トランプなら52分の1(0.0192307692%) ※ジョーカーを除く
- 1年に1回なら365分の1(0.002739726027397%)
- 500人の候補者なら500分の1(0.002%)
- アルファベット2文字なら676分の1(0.00147928994%)
- アルファベット5文字なら1188万1376分の1(0.000000084165336%)
…など
ランダムで選ばれる割合を確率で計算したりする。(→確率)
厳密には組み合わせや、取り出す順番、取り出したものを戻すかといった様々な条件も付与できる。
資金や人数にものを言わせて試行回数を増やすといった手もないわけではない。
もちろん勝率・成功率など、実力や技能が伴っていなければ確率は0%。
アイデアとして
芸術・創作活動などにおいて、ネタに困ったり、ネタ切れを起こしている場合、単語・ワード・要素をランダムで表示したり、合成してくれるサイトもあるため活用してみてもいいかもしれない。
(→アイデア)
ランダムな事象にも触れられる
ちなみにニコニコ大百科にはいろんな記事をランダムに表示させる機能がある。
「記事のランダム表示」の記事内に説明があるので試してみよう。
wikipediaにおいてもメニューの「おまかせ表示」からランダムな項目へ飛ぶこともできる。
フィクションにおいて
- ランダムのようで、弱いチームや相手からの対戦。
- ランダムのようで、どう見ても見た目や性能差といった偏りのあるメンバー。
- ランダムに与えられたカードや席順・事象と思ったら元から仕組まれていた。
- ランダムに与えられたカードや席順・事象だが、結果的にどれも結末は同じになる。
- 綿密な計算によって、どのカードが出ようが、相手がどれを選ぼうが万全な対抗策が練ってある。
ギャンブルなど、フラグ、伏線、頭脳戦や騙し合いも醍醐味である。
もっとも、ランダムといっても漫画家や作者の手の上であるが…
ゲーム
低確率でアイテム配置されていたり、アイテムをドロップしてくれる場合もある。
RTA、タイムアタック要素ではランダムな配置等によって水の泡にされることもある。
ゆびをふる・パルプンテのような予測できない技もある。
低難易度ではランダム値は有利側に、高難易度ではランダムどころか不利固定の場合も多い。
一部、敵も含めランダムなマップ・ダンジョンを冒険できるゲームもある。
ガチャなどは「これ絶対入ってないだろ」といった場合もある。
実際に入ってるか否かの乱数値は公式しか知らないため、正誤は不明である。
無料ガチャには入ってないかもしれない。
ルールによっても変わる
ただし作品/ルールによって入れる弾数や引き金を引く回数、どちらが撃つか、拳銃自体を選ぶなど差異をつけるなど結末の読みづらいスリリングな展開を演出するものもある。
関連動画
関連項目
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