ランビとは、スーパードンキーコングシリーズに登場するサイである。
概要
『スーパードンキーコング』シリーズでは3以外のすべてに出演。
前方のツノに鋼鉄タンクと同等の強烈な攻撃判定を常時持っており、体当たりだけで大半の敵を薙ぎ倒しさらに通常は壊せない壁やものを壊したりできるパワフルさを持つ。また、足周りも頑丈でジンガー(ハチ)を踏みつけることができ、リターンズ系列では地形のトゲすらもを踏み壊すことが可能。
緩慢そうに見えるがジャンプ力はコングと遜色なく、全速力の場合のスピードも意外と速い。
スーパードンキーコングで最初に会えるアニマルフレンドであったり、ゲームボーイアドバンス版スーパードンキーコングのタイトル画面での登場、ゲームの公式イラストでドンキーが乗せた姿が載るなど、(アニマルフレンドの中では)ドンキーコングの一番の相棒的存在感がある。『ドンキーコング64』では、ドンキーが変身することによって登場。
リターンズ及びトロピカルフリーズでは唯一のアニマルフレンドである(スコークスもアイテムで登場)。
『スーパードンキーコング3』のみ登場せず、象のエリーが代替をつとめている。エリーは姿こそランビに似ていおるものの、ネズミが大嫌いな臆病な性格で、鼻でタルを掴んだり水を発射して攻撃するという技巧型のためランビとは全く性能が異なる。ランビの後継がエリーだったのは、「サイゾウ」という愛称だったから…かどうかは、残念ながら確証がない。
『ドンキーコング たるジェットレース』ではダイナマイトマウンテンのお助けキャラクターとして登場。岩を突進で破壊しながら進む。
前述にもあるが、ランビの愛称は「サイゾウ」でもある。詳細は下記のサイゾウを参照。
サイゾウ
愛称の由来
サイゾウの愛称の由来は、『スーパードンキーコング2』のワールド3「船のはかば クレムクエイ」内の「スワンキーのクイズショー」における、サイのアニマルフレンド(ランビの事)の名前を問うクイズ中の解答選択肢の一つ「サイゾウ」によるとされる。初出・周知のきっかけは、動画「ドンキーコング2を愚兄弟が102%クリアを目指す。その9」である、とされている。
その他
- 「サイゾウ」の名前が登場したスワンキーのクイズショーで、ランビと同様の経緯で、スコークスの愛称「オタケサン」が生まれている。
- スーパーファミコン馬版『スーパードンキーコング』では、兄貴(=クラッシャ)と同じボイスである。
- ゲームボーイアドバンス版『スーパードンキーコング2』では、スーパーファミコン版と同じく、ワールド3の「スワンキーのクイズショー」で「サイのアニマルフレンド」の名前を答えるクイズが出題されるが、選択肢が「サイゾウ」から「ゾンビ」に変更されている。
よって、3つの選択肢は「ランビ / バンビ / ゾンビ」となっている。 - 実は初代スーパードンキーコングではあまり活躍していない。
彼は最初に登場するアニマルフレンドなのだが、その後に通常ステージに現れるのはワールド5、6と非常に遅い。しかも初代SDKのランビは以降の作品とは異なり、停止した際に若干の慣性を伴っているので、正確に立ち止まる事がやや難しくなっている。反面、彼が登場する後半ステージはいずれも正確なジャンプが問われる物なので相性が非常に悪く、結局ゴールまで持って行けずに途中で乗り捨ててしまう事が起こりやすい。
この様に、初出作品では正直アレとしか言いようが無い扱いにも関わらず、なぜ彼の印象を強めたのかというと、概要にもある通り、国内版でのインパクト抜群なパッケージイラストとそれを流用したタイトル画面のせいにあると見られている。
関連動画
関連項目
外部リンク
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