お兄ちゃん……抱いて
リィズ・ホーエンシュタインとは『シュヴァルツェスマーケン』に登場するキャラクターの一人である。
お兄ちゃん、私の概要だよ
テオドール・エーベルバッハを孤児院から引き取った劇作家夫婦の娘。
学生時代は両親の影響からか演劇サークルに所属し、語学も堪能で複数の言語を話せる。
本編の3年前に家族で西ドイツへの亡命を図ったが失敗し、国家保安庁に逮捕されて以降の生死は不明だった。
テオドールも釈放されてからは八方手を尽くして消息を追ったものの一向に行方が知れず半ば諦めていたが、グダンスクでの多国籍合同作戦『海王星作戦』の直前に、第666戦術機中隊の補充衛士として姿を現し兄妹の再会を果たす。
衛士としての力量は高いが、戦術機の酷い揺れは大丈夫でも船の揺れだけは幼少期からどうしても苦手らしく、船に乗るとすぐに酔ってしまう。
義兄であるテオドールには一人の男性として兄妹以上の想いを抱いており、他の隊員がいる前でもテオドールに容赦無くじゃれ付き、周りを困惑させることがあるが人懐っこい性格で、カティアやアネットといった明るいメンバーとは直ぐに打ち解けた。
しかし余りの出来過ぎた事態に、当のテオドールさえ含めた殆どの隊員から次第に「シュタージの犬(スパイ)ではないか」と疑惑の目を向けられるようになり、居場所を失っていく。それでも最愛の義兄テオドールだけは信じて戦い抜く為に一糸纏わぬ姿で縋り……。
その手のゲームではいざ知らず、普通なら「お前は俺の妹だ」とか言われて拒否される所を、アニメ作品における義妹キャラとしては珍しく義兄である主人公と肉体関係を持つという快挙を成し遂げた。もっとも、アニメ版ではテオドールの逡巡や考えがカットされており、義妹の成熟した肉体の甘い誘惑に辛抱堪らなくなった所謂「一発ヤッちまえばこっちのもんよ」的な思考の童貞野郎にしか見えないとの声も。
大方の予想通り、その正体はシュタージが放った諜報員(ただし、注意を引き付ける囮であり本命は別にいる)。
3年前に逮捕されてからハインツ・アスクマンに拘束され過酷な拷問や輪姦を受け続け、その映像と兄の身柄をタテに、シュタージの犬として洗脳教育されていった。戦術機のパイロットをしつつ、ハニートラップ要員として数多くの男や少数の女と寝てあらゆる性戯を仕込まれた肉体で籠絡し、情報を得る生活を送っていた。
本性を明かして以降は捕らえた666戦術機中隊の面々に対する残忍な尋問を指揮しながら平然としているなどその精神は完全に壊れているが、幼少期から抱き続け諜報員としての生活の中で唯一の心の防波堤にしていたテオドールへの想いだけは今もなお紛れもない本物であり、それがかえってもはや妄執と化している…。
私もお兄ちゃんみたいに関連動画増えるかなぁ
関連項目も見て、お兄ちゃん……でないと…
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