リオレウスとは、「モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターである。通称「空の王」。リオレウスから取れる素材には「火竜」がつく。
火竜の雄のことを指す。なお火竜の雌はリオレイアと呼ばれる。
名前の由来はギリシャ語の「Leo(獅子)」+「leus(王)」からか。
概要
「モンスターハンター」の代表的大型モンスター(飛竜)で、火竜の雄。常に空を飛び、自分の縄張りを荒らすものには炎のブレスや空中からの急降下による攻撃(キック)を仕掛けてくる。しかしその視力の良さが仇となり、空中で閃光玉の光を目にすると墜落してしまう。
雌の火竜リオレイアは尻尾の棘に毒を持つが、リオレウスはこれを足爪に有する。空中からの急降下攻撃(キック)を喰らうとハンターは毒状態(+確実に気絶状態)となってしまう。また空中からの攻撃だけではなく、リオレイア同様、地上での突進攻撃も仕掛けてくる。
その他に、後方へ飛び下がる際に炎のブレスを吐く。
彼らの卵を食いたがる美食家がいたり、「飼いたい!」とのたまう王族の方がいらっしゃったりする。
依頼を寄越す方々は気楽だがハンターは命懸けである。
骨髄が空気に触れると赤熱する性質を持っており、それが武器に利用される。
大剣やランスは翼や尻尾のものを用いるようだが片手剣は直接骨髄を取り出して刃を削り出す形式のせいか骨髄の要求量がかなり多め。
亜種・希少種
リオレウスには、赤い鱗の原種以外に、青色の亜種(通称「蒼火竜」)、銀色の希少種(通称「銀火竜」)がいる。
基本はほぼ一緒だが、弱点となる属性や部位が異なる。
亜種の防具は「リオソウル」、希少種の防具は「シルバーソル」と表記されている。
リオソウル
警告色の赤とは打って変わって空に対する保護色の蒼色をしたリオレウスの亜種。リオレウスの色をチェンジしただけのドラクエの色違いのようなものであり、行動パターンはほとんど同じ。
しかし原種に比べて地上でブレスを吐く頻度が低くホバリング行動を取りがちで、地上での行動も突進→急停止→突進のようにトリッキーとなっている。原種にもまして時間との戦いになりやすい。慣れないうちは閃光玉持ち込み。
MH3Gでは低空飛行時に毒爪での引っかき、レイア亜種のような拡散ブレス、ワールドツアーからのキックを新しく使ってくる。
シルバーソル
「白銀の太陽」とも呼ばれるリオレウス希少種は部位や属性の弱点が変わり、火力とスピードが強化されただけ…だったのは過去の話。
MHP3では大きく生まれ変わって帰ってきた。リオレイアのような炸裂ブレスを低空飛行中から繰り出してきたり、ブレスを空から吐いた後急降下して拘束攻撃を仕掛けてきたりと近接武器にとっては厄介な技を多く習得している。そのうえ原種のリオレウスよりも滞空頻度が上昇、妻と同様の嫌がらせともいえる肉質の硬さもあり多くのプレイヤーの壁となった。
MH3Gでは秘境にしか現れず、エリア移動しなくなり、雑魚モンスターの妨害も入らない。
しかしP3よりさらに頻繁に飛ぶようになり、何故か疲労時間が大幅に短縮され、さらにはワールドツアーの頻度も高くなってしまった。
スタミナ切れした直後にワールドツアーを始め、戻ってきた時にはスタミナ回復済みという事もしょっちゅうで、多くのハンターを苛つかせる要素となっている。
二つ名個体
『モンスターハンタークロス』では“黒炎王(こくえんおう)”という二つ名を持つリオレウスが登場する。
原種よりも体色が濃くなり、大きく爪が発達した翼には炎のような模様が走っているのが特徴で、火竜の王のさらなる王として「ダークネスロード」なる異名も有している。
やはり火炎攻撃が大幅に強化されており、吐く火球の規模が獰猛化個体のものと同じくらい巨大化し、さらに着弾時には広範囲に爆炎が広がるほどの威力になっている他、希少種が使うような爆炎噛みつきに至っては三連続で繰り出してくるなどほとんどの攻撃が非常に派手かつ強力なものに変化している。
特に空に飛び上がってからチャージブレスはなんと“着弾地点に周辺が燃え盛っている巨大爆弾岩を設置し、時間差で辺り全体を包み込む 大 爆 発 を発生させる”という初見では目を疑うような攻撃(つーかそんな大きな岩体内のどこに仕込んでいたんだ)になっており、その爆発規模も洒落にならないレベルのスケールとなっている。
もう一つの特徴として翼の部位破壊を行わないと空中で閃光玉を受けても落下しないという性質を持ち、そのため従来の滞空時における閃光玉戦法は翼を片方でも破壊しない限り通用しなくなっているため注意が必要。
それに加えて鉤爪攻撃においてもこちらに与えてくる毒が猛毒になっている。
空の王か、チキン飛竜か
いわゆるワイバーン型モンスターで、イャンクックやゲリョスに比べれば、かなり一般的な竜のイメージに近い容姿をしている。「空の王」の呼び名の通り、空戦一辺倒で地上で攻撃することがあまりなく(つまり近接武器を装備したハンターにとっては攻撃機会が少ない)、なかなか地上に降りてこないことがある。
中でも、飛行状態でエリア内をぐるぐると20秒くらい飛び回った末に急降下攻撃を仕掛ける、という行動は、皮肉混じりに「ワールドツアー」と呼ばれる。しかもツアーしながらそのまま別エリアに飛び去ってしまうこともままある。
また、ちょっと戦ったらすぐに他のエリアに移動してしまう [1]一面もあることから、プレイヤーからは「チキン」「ヘタレ」「空の王者(笑)」などと言う散々な呼ばれ方をされている。実際リオレウスを討伐する場合、最大の敵は時間(タイムアップ)であることが多い。MHP2Gではエリア移動回数が他の飛竜なみになった。
なお、モンスターハンター3においては、ワールドツアーの飛行時間が半分程度に大幅短縮された他、空中行動の多くは高空を飛ぶのではなく、クシャルダオラのように地面スレスレをホバリングするようになったため、風圧さえ解決できれば剣士でも、足や尻尾へ容易に攻撃を加えることができる。
MHP3では低空で吐いたブレスがハンターを直線にホーミングするようになっただけでなく、リオレウス希少種の異常な低空飛行の頻度もあり低空の王者と称されるようになった。
地上に降りてもすぐバックジャンプブレスを吐きながらホバリングに移行し、加えてこの攻撃は予備動作が殆ど無いため唐突に撃たれると回避は非常に困難。
それでいて威力も高く、風圧まで発生するので地上にいるからといって迂闊には近づけないのが厄介な所である。
そんな彼だが、MH無印やGではゲーム序盤、クック先生の姿さえ見ないうちに卵運搬系のクエストで現れ、駆け出しハンターを驚かせる。
そして彼らの巣から卵を持ち出そうものならアグレッシブにフィールドを飛び回り、ハンターたちを追い掛け回してくる。
その時点の装備(大抵は村長のくれた金で買ったレザーライト装備とハンターナイフであろう)ではとてもじゃないが勝てる相手ではないため、涙目で逃げ回る羽目になる。
またMH2やMHP2、MHP2Gでは常時かなり怒りやすく、なおかつ怒り時の攻撃力上昇率が全モンスター中最高クラス(1.6倍)のため、たとえ装備を整えたとしても慣れないうちはあっという間にキャンプ送りにされることが多く、純粋に脅威を感じさせる存在でもある。
昨今では、より強大なモンスターが多数追加された影響で格が下がった感も否めないが、モンスターハンター初期では強大な敵として確固たる存在感を示しており、古参ハンターの中にはリオレウスに特別な愛着を持つ者も少なくない。
MHF
原種はMHF-G当初からG級対応。難易度は★4。
特異個体と通常個体が混じったような行動をとる。
リオレウスらしく怒り時火力は凄まじくブレス系は即死級。
また、毒爪強襲は別物と化しており、風圧で地面を吹っ飛ばして広範囲を攻撃する攻撃に変化している。
亜種はMHF-G6(2015/1/28)にG級対応。難易度は★5。
短距離バックジャンプ時にもブレスを吐き、地面に着弾すると赤熱して一定時間後に大爆発を起こす。
また、覇種UNKNOWNの蒼オーラ咆哮のような四股踏みを行ったあと飛び上がって、 ある程度追尾してからボディプレスをする技も使用してくる。
希少種はMHF-GG(2014/6/18)にG級対応。難易度は★7。
ベースは希少種変種であり、ノーマルモードでも低空滑空攻撃やホーミング強襲を使用してくるほか、空を飛び回り地上に向けてブレスを乱射した後、空中で大型のブレスをチャージし、放った後にそれを自ら蹴り砕いて炸裂させる技も習得している。
また、近縁種として白い姿の烈種モンスター:ゼルレウスが存在する。
特異個体
原種
MHFシーズン8.0(2010/4/21)実装。
ベースは剛種適性試験で登場していた希少種変種。
尻尾回転が右→左→左や左→右→右というフェイント式になっていたり、滞空からのブレスが真下を狙うようになっていたり、毒爪の追尾精度が上がっていたり、滑空攻撃が低空飛行になりハンターに当たるようになっていたりと既存モーションが変化・強化されている。
亜種
MHFシーズン10(2011/1/26)実装。
基本は原種特異個体同様だが、リオレウス亜種から見て左→右方向へ扇状にブレスを連射する、ブレスが火球と衝撃波の3Wayになるなどブレス技が強化されており、亜種特異個体のみブレスが着弾点で拡散する。
希少種
希少種の変種として初期特異個体が存在したが、それと違って見た目も変化した正式な特異個体が実装されたのはMHF-GG(2014/6/18)。
ベースは亜種特異個体であり、更にブレス攻撃が強化されている。
追加技は円軌道に走りながら中心(ハンター)にブレスを吐くというものと、溜め動作から巨大かつ低速で進むブレスを吐きそこにもう一発高速のブレスを打ち込んで拡散させるというもの。
辿異種
シリーズの顔でもあるリオレウスも辿異種に進出、2016年にサービス開始したPS4版のパッケージも飾っている。初代からいるモンスターとしてはフルフルに次いで2番目となり2017/1/18に解禁( 余談だがこの前週に解禁された辿異種ドドブランゴとはG級に特異個体がいないことが共通している)。
通常時は普通のリオレウスと大差ない外見だが、怒り状態になると発達した翼が激しく燃え上がるようになる。全体的に翼=飛行と炎上=火属性というリオレウスを象徴する能力が強化されているが、体が燃えているというのはMHFの姉妹作であるモンスターハンターエクスプロアに登場するリオレウス豪火種を彷彿とさせる要素でもある。火山ではヴォルガノスの聖域での戦闘となるほか、迎撃拠点にも現れる。
原種G級の追尾翼爪急襲、亜種特異個体の5連ブレス、近縁種であるゼルレウスの回転攻撃や光爆発の炎版といったレウス種のモーションを数多く受け継ぎつつ当然新技も備えるなど多彩な攻撃を繰り出し、ブレスや爆発には火属性やられ【特大】が付与されていて一部行動では超風圧も発生させる(これらの詳細は辿異種の項を参照)。
既存技の変化では地上でのブレスの軌道上の地面に爆発のエフェクト(判定なし)が追加され、頻度は低いが特異個体式の滑空は龍属性やられ(特大ではない)がついており、5連ブレスは間隔が狭まり軸合わせ後のバックジャンプブレスからも繋げてくる。また、軸合わせがぐるりと振り向くモーションになっている。
前述の通り新規技も豊富である。非怒り時にのみ行う右足を踏みしめてから上を向いて周囲4か所に落ちるブレスを3回撃つ3連火山弾は、踏みしめを回避して体の下に入ることで攻撃チャンスとなる。また、怒り移行時には後方上空へ舞い上がり炎を噴き上げながら数度羽ばたいた後超風圧と共に真下に降下すると1拍おいて周囲に爆発が起き、翼と尻尾が燃え上がって炎纏い状態になる。この状態では目が黄色い残光を引き影が黒からオレンジ色になり、レウスの近くにいると地形ダメージを受けるようになる。更に回転攻撃や尻尾回転の際には近づくとスリップダメージを受ける炎が少しの間発生するほか、滞空からの着地が超風圧を伴って勢いよく降下→威嚇というモーションになる。軸合わせしながらバックジャンプして狙ったハンターに向かって着弾後誘爆&地面に火傷スリップを伴う炎が残留する火山弾ブレスを撃ちこむバックジャンプ火山弾ブレスは、そのまま滞空し単発ブレス・3連ブレス・翼爪急襲のいずれかを1回行って降りてくる(単発の滞空や普通のバックジャンプブレスからの滞空では2回行動してから着地)。その他翼を地面を叩きつけてハンターを打ち上げる翼叩きつけは怒り状態では叩きつけ→舞い上がりつつ炎上爆発→周囲に複数の小爆発という打ち上げコンボとなり、滞空から狙ったハンターにベルキックのように突撃した後に咆哮するプレス攻撃は怒り時には咆哮と共に爆発が起こるようになる。翼叩きつけからのコンボは叩きつけ本体と炎上爆発は回避が容易だが小爆発は厄介なので距離をとった方が楽であり、プレス攻撃はプレスをコロリンで避けて最速でもう一度転がると爆発も回避できる。
★2になると突進からハンターの目の前で止まって翼叩きつけコンボに派生するようになる。突進に対して回避を出しても叩きつけの回避には間に合うので落ち着いた対処が重要。
★4では大きく息を吸い込んでからバックジャンプと共に地面にブレスを撃つと火炎竜巻が発生、そこにレウス本体が突入し咆哮と共に爆発を起こす技を使うようになる。この火炎竜巻は範囲内にいるとスリップダメージを受ける上にハンターを吸い寄せてしまうので、スリップで体力を減らされたところに爆発で止めを刺される危険がある。スリップ単体では体力MAXから即死するようなことはないので落ち着いて爆発を避けるか範囲外に逃げればOK。使用後は確定で威嚇するので対処できればチャンスとなる。
現在の火属性やられ【特大】はHPが最大値ごとスリップダメージを受け難易度が上がるごとスリップ速度が加速していくという凶悪な効果のため、1度食らえば最速で解除してもHPが最大値ごと瀕死になる★4はもちろん★1からでも火耐性を確保して対策しておく必要がある。しかしながら対策が必須なのはこれぐらいであり、超風圧は使ってくるタイミングが限定されていて分かりやすく、攻撃力も高すぎるというレベルではないので★4での打ち上げコンボでもしっかり防御力を確保してHPMAXからなら耐えられるようになっている。火属性やられ【特大】を対策している前提ではあるが、攻撃は激しいが対処することでチャンスが生まれるようになっているため辿異種の中でも挑みやすいモンスターと言える。
モーションの多彩さからMHFにおけるリオレウス種の集大成といった趣であり、多くの攻撃が飛行能力を使ったものでありながら飛び続けることはなく、滞空も素早く攻撃を繰り出して超風圧と共に着地、大技や滞空の後は悠然と威嚇するなど、苛烈な火属性攻撃に加えて空の王者と呼ぶに相応しい仕上がりになっている。また、滞空状態のレウスに閃光玉を投げても無効になっている(地上では有効だがすぐ効果が切れる)が、そもそも前述の通り飛びっぱなしにならないので投げる必要がない。この点はクシャルダオラ特異個体、ひいては特異個体登場後からのMHF全体の「アイテムなどによるハメはできないがそれがなくても戦闘を楽しめるようにする」という流れをくんでいる。
部位破壊は発達部位である翼の他に頭と尻尾(切断)と従来通り。翼は片方ずつ判定され両翼の破壊で部位破壊完了となる。両翼を破壊すると怒り時でも炎纏い状態が封印され、本体の付近の地形ダメージがなくなり翼や尻尾から火傷スリップの炎がでなくなるほか、超風圧も発せなくなって滞空後の着地が通常と同じものになる。翼は部位として硬めということはあるが、頭と尻尾も含めて耐久値が高くないため辿異武器無しでも全破壊が現実的であり有りなら容易に全破壊が可能。
弱点は斬:頭=尻尾、打:頭=腹、弾:腹>尻尾となっており、属性は部位によって通りに差があるが水、龍、氷が弱点となっている。
MHST
モンスターハンターシリーズ初のRPG作品でもあるモンスターハンターストーリーズにも原種、亜種、希少種が敵モンスターおよび主人公のライダーの相棒であるオトモンとして登場。
ストーリーズの戦闘システムに用いられる「パワー>テクニック>スピード>パワー」の三すくみではパワーの傾向が強いが時折、テクニックや三すくみに入らないブレスなどのスキルも使ってくる。
オトモンにするとライダーを乗せてフィールド内を飛び回れるライドアクション「飛行」とライダーと共に空高く舞い上がり、属性を纏って相手を強襲し爆砕する正に必殺技といえる絆技「スカイフォール」が使えるようになる。
原種、亜種は中盤以降からボルデの丘に登場。レア度はそれぞれ★5と★6。
原種は「毒キック」のほか「炎ブレス」と「豪炎ブレス」の2種類のブレス、回避率を高める「回避の構え」のアクティブスキルのほか、自身のステータスの攻撃力を上げる「筋力」のパッシブスキルを保有している。
また、リオレウスらしい凄まじい火力も健在でレア度の指定の入る公式大会では、★5最強クラスの火力になる自慢のブレスで多くのライダーたちに即死級のダメージを与えていた。
亜種は原種よりも攻撃的に設定されているらしく「毒キック」や「回避の構え」は無くなり全体攻撃の「拡散豪炎ブレス」や攻撃とクリティカル率を上げる「爪とぎ」、1ターン全属性の攻撃力を大幅に上げる「呼吸溜め」をしてくる。
また、通常のパワー攻撃をすると反撃の攻撃をしてくるので注意したい。
希少種はクリア後に行けるとある場所に登場。レア度は最高の★9。
クリア後の登場ということもあって高めのステータスのほか、亜種の「拡散豪炎ブレス」強化版である「高出力拡散豪炎ブレス」、単体に火属性ダメージ5回叩きつける「火竜乱舞」といった強力なスキルを保持し、次の火属性攻撃力を上げる「火輪の力」でさらに火力をあげてくる他、亜種同様パワー攻撃で反撃もしてくる。
オトモンにすると絆ゲージをあげられるゲーム内、有一のアクティブスキルである「太陽の咆哮」が使えるようになる。
ちなみに希少種の絆技は名前こそ原種、亜種と同じ「スカイハイフォール」であるが前者は炎を纏って蹴りの強襲をするのに対し、希少種は急降下からミラボレアスも真っ青な強力なブレスによる強襲を行うという演出になる。
隻眼のリオレウス
物語の冒頭で主人公が幼馴染のシュヴァル、リリアと共にライダーになるものまねの儀式をした際に生まれたリオレウス。
生まれた直後に主人公にすぐになつき、リリアが「レウス」と名づけそのまま三人で村に連れ帰った。
しかし、村に戻ってすぐに黒いもやを纏ったナルガクルガが村を襲い始め、主人公とシュヴァルも襲われてしまうがレウスは生まれたばかりの小さい体で二人を守るためナルガクルガの周囲を飛び回りながらブレスで攻撃する活躍を見せる。レウスにはヘタレとか言わせない
しかし、ナルガクルガの尻尾攻撃を受け左目に深い傷を負い、更に村がある高い崖から落ちてしまいそのまま行方不明となる。
それからゲーム本編開始となる一年後に主人公はライダーとして村を旅立ち様々な場所を回ることになるのだが、その途中の街中で暴れまわるリオレウスに出会う、左目の大きな傷からレウスであることが分かり何とかおとなしくさせて無事を喜ぶがレウスはハンターたちによって討伐されようとしていた…
この後どうなるのかはぜひゲームをして確かめてもらいたい。
上記のとおりレウスはストーリー内の主人公の重要な相棒(オトモン)であり、クリアまでパーティから外すことはできない。
基本能力は普通のレウスと同じであるが遺伝子スロット(ここに遺伝子を入れてオトモンを強くする)が9個すべてが解放済みで、絆ゲージを大幅に上昇させられる「魂の絆【大】」のスキルをデフォルトでもっている。
また、オリジナル遺伝子として「隻眼の火竜遺伝子」をもっており、これは通常のリオレウスが持つ「火竜遺伝子」にはない攻撃力アップの効果が追加されている。(しかし、火竜遺伝子が持つ防御力アップの効果はない)
そのため非常に強く育てやすく、ストーリー内での振る舞いもあって愛着がわきパーティから外せるようになったクリア後も相棒として連れているライダーは多いそうだ。
ちなみに絆技の際は通常レウスと違い、主人公のもう一人の重要な相棒であるナビルーもちゃっかりライドオンしている。
当然ながらアニメ版にも登場。
ゲーム版とは違う流れはあるものの主人公のリュートとは深い絆で結ばれている。
またアニメ版ではブレスを器用に使いずぶ濡れのリュートを乾かしたり、ナビルーに死なない程度の突っ込みを入れてたり、はたまた船での移動の際に船酔いして戦いに参加できず、次の話も船酔いが治らず戦闘に不参加などコミカルな一面も見せている。
なんと、モンスターハンタースピリッツにも登場。
モンスターハンタースピリッツ2トリプルソウルの01弾の目玉として登場。絆技の「スカイハイフォール」も再現されている。
メタルギアソリッドピースウォーカーにて
BIGBOSSこと、スネークはコスタリカの砂浜で「トレニャー」というしゃべるネコに出会った。
彼に案内されてきたところは「イスラ・デル・モンストルオ」という島。
そこでスネークがみたものとは…
コナミとカプコンのコラボレーションとしてリオレウスがMGSPWにゲスト出演している。
ゲームシステムの関係上、スネークが毒状態になることは無いが攻撃を食らううちに「気力ゲージ」がどんどん削られて気絶させられることはよくあることであろう。
また世界観の違いもあってか、「ワールドツアー」中は(その時代では存在しないはずの)スティンガーミサイルの的にされることも…。
ちなみに、麻酔で倒すと、リオレウスの迷彩が手に入る。
この迷彩を装備して通信で「キェーーー」を使うと敵兵がひるむ。
ガイストクラッシャーにて
モンスター4と同じくニンテンドー3DSで発売されるカプコン製ゲームソフト「ガイストクラッシャー」とのコラボレーション企画として、敵キャラクターのガイストにリオレウスを模した”ハンター・ガイレウス”が登場する。
倒すことでレウス装備と同じデザインの鎧”ガイストギア”を作成することが出来、ウェポンフォームでは大剣になる。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにて
名だたるゲームキャラクターが集結する任天堂の『スマブラ』シリーズにも進出。アドベンチャーモード「灯火の星」及び対COM勝ち抜きモード「勝ちあがり乱闘」にてボスとして出現するほか、ヘルパーアイテム「アシストフィギュア」からも呼び出したプレイヤーを援護するアシストとして出現する。
2Dアクションゲームながらも本家そのままの迫力と厄介さを持っており、三連ブレスや突進、毒の爪などで容赦なく攻め立ててくる。歩行モードと飛行モードを巧みに切り替え、攻撃も予備動作が少なめのものが多く厄介。時折閃光玉やトラップの代わりとしてデクの実や落とし穴のタネが出現、うまく使えば一定時間動きを封じることができる。また、CERO:Aのため描写はマイルドながらも部位破壊も可能、しっぽを破壊すると大ダメージを与える爆弾アイテムを落とす。
ドラガリアロストにて
任天堂・Cygamesが運営するスマホ用RPG。人とドラゴンが共存する剣と魔法の世界にもかのモンスターは出現した。
2020年冒頭に開催されたコラボレイドイベント「モンスターハンター STRANGE LAND」にて必ず入手できる配布ドラゴンとして登場。リオレウスをパーティーに入れ「竜化」することでリオレウスに変身、おなじみのブレスや突進で大暴れできる。竜の庭モードではリオレウスにプレゼントをあげたりお礼の品をもらったりと心行くまで触れ合える。
このリオレウスは異世界からドラガリ世界に飛ばされて来るやドラガリ世界のエネルギーの源「マナ」が集うマナスポットを巣としていたため、マナを取り込みこの世界の環境に「適応」してしまい、住処周辺をマナの豊富な地に変えてしまうというこの世界のドラゴンの性質を獲得していた。
のちに異次元から神出鬼没に現れドラゴンや人々を襲っていた「ミラボレアス」に敗れてしまうも、主人公たちがミラボレアス討伐のため異次元に向かおうとするやリオレウスもリベンジのため勝手に同行。共闘…というよりは復讐のためであろうがミラボレアスを共に撃破した。この戦いで異次元に満ちていた黒きマナの力を吸収、ミラボレアスも持っていた次元移動の能力を獲得…どこまで成長する気だこいつ。
エピローグでは次元移動の能力でモンハン世界に戻って行ったと思われるが、その後再びドラガリ世界を訪れたとも取れる描写がなされている。
また、期間限定召喚では黒炎王リオレウスも登場、召喚だけありステータスはリオレウスより一回り上。もっとも、ストーリーではシーリスに撃破されるというパッとしない出番であったが。
召喚ではほかにレウス衣装を纏った"狂戦士"ベルザーグが登場したり、ゲームをプレイして獲得できるレウス素材で炎属性のレウス武器を作ることができたりと結構リオレウス(あとミラボレアス)まみれなイベントだった。
関連動画
関連商品
関連静画
関連項目
- モンスターハンター
- リオレイア
- モンスターハンターのモンスター一覧
- イスラ・デル・モンストルオ(MGSPWにて、彼(?)らが現れた島)
- ゼルレウス
脚注
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