リスポーン(respawn)とは、ゲームで倒されたり死亡したりしたキャラクターが所定の位置で再スタートすることである。
よく表記揺れがみられるが「リスボン」ではない。(ポルトガルの首都である)
スポーン(spawn)とは産卵や放卵という意味で、そこから転じてゲーム内でキャラクターが生まれることを指すようになった。再度スポーンするからリスポーン。
概要
FPS・TPSなどのオンラインゲームで使われる用語で、操作するキャラクターが倒されてしまった後に、マップ上で味方が制圧したポイントなどから再スタートすることを指す。
基本的には安全な所からリスポーンすることになるが、タイトルと状況によっては敵の目の前でリスポーンしてしまうこともある。
リスポーンするポイントを狙える位置で待ち伏せしてリスポーンしたての相手を倒すことをリスポーンキル(リスキル)と呼ぶが、多くのタイトルでは既に対策がなされている。(進入禁止エリアの指定や一定時間の無敵状態、キルカメラによる攻撃位置の特定など)
リスポーン地点は互いの陣営・奪取拠点に複数個所設けられ、いずれかのポイントからランダムで出現といったパターンも多いが、どの拠点から出現するかといった部分を指定できるパターンもある。車両や兵器内に乗員としてリスポーンする場合もある。
また死亡後に兵科や装備変更をするなど、必ずしも即座にリスポーンするとは限らない。
ニコニコ動画においては、リスポーンするポイント(リスポーン地点)は頻繁に足を運ぶことになることから転じて「親の顔より見た光景」などと同様の意味合いで使用されることがある。
兵器など
マップ上の車両や航空機といった兵器などが再出現する様子を指す場合もある。単純に「スポーンした」と呼ばれる場合もある。
乗り捨てしやすい軽車両などはリスポーンが早く、戦力となる重兵器などはリスポーンが遅いといった差がつけられている場合も多い。(バトルフィールドシリーズなど)ただし、一部のプレイヤーが人気兵器を再出現場所においてリスポーン待ちをし、前線で戦ってくれないといった欠点もある。
一定以上の時間を乗り捨てられるか破壊されない限りはリスポーンしないため、万が一にも鹵獲されてしまうと放棄・破壊されるまでリスポーンしないといった問題もある。
関連静画
関連項目
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