リズ(ファイアーエムブレム)とはニンテンドー3DS専用ソフト「ファイアーエムブレム 覚醒」の登場人物である。
ちんまい概要いうな!
※ネタバレ要素を含むので観覧注意!※
序章から参戦する人物の一人で、主人公であるクロムの妹。CVは阿澄佳奈で、誕生日は3月6日。初期職はシスター。重力なんか知ったことかと言わんばかりのツインテールが特徴のちんまい子。ちなみに彼女がスカートの下に着けているものはクリノリンという下着の一種で、こちらの世界の19世紀後半に流行したもの。こらソコ、下着に反応するな。
クロムの妹なので当然彼女もイーリス王国の王女なのだが、本人は王族として特別扱いされることを嫌う、というか、後述するが自他ともに認めるほど王族らしさがこれっぽっちも見当たらない性格である。そのため、誰とでも壁を作らずに分け隔てなく付き合うことができる。ただ少々甘えたがりだったりいたずら好きだったりと、精神的にまだ幼い部分も。年下相手にお姉さんぶることもある。
よく「ちんまい」といわれ、そのたびに「ちんまい言うな!」と怒るのがお約束。兄クロムのほかDLCでは異界のウードからもちんまいと言われたほか、『ファイアーエムブレム無双』ではマークスからもちんまいと言われてしまう始末。さらに同作では挑発(右スティック押し込み)を出すとその場で「ちんまい言うな!」と怒り出す。
聖王である姉エメリナ、自警団団長である兄クロムと、立派に職務を遂行する姉兄を誇りに思う一方で、2人に比べて何もできない自分に強い劣等感を感じている。またイーリス王家の王族は皆生まれながらにして体のどこかに聖痕が刻まれるのだが、彼女にはそれがない。上記の件と合わせて、心のどこかで自分はクロム達の本当の家族ではないのではないかと悩んでいる。この聖痕に関する彼女の息子とのエピソードは必見。
王族としてはわがままだったり落ち着きがなかったり好き嫌いが多かったりと散々な彼女だが、逆にそんな庶民的なところが親しみやすさとなっている。周りを巻き込む明るさや自分を飾らない素直さ、くるくると変わるその表情はみなを笑顔にし、クロム達とはまた違う理由で慕われている。ちなみに独身のままEDを迎えると、クロムに現在の世情を伝えるために各地を旅してまわるのだが、その旅の様子は「妹姫の珍道中」として各地に笑い話として残されているらしい。
「軍の中で一番、○○」は、「軍の中で一番、よく飛び跳ねている」。将来の夢は姉のように素敵なレディになること。ただ家事全般は苦手で、とくに料理は隠し味に特効薬を入れたり、スープが虹色だったりと人が倒れるレベル。誰が倒れたかは記録にないが。ちなみに初恋の人はフレデリク。彼と同じくへそくりをコツコツ貯めているが、その金額は思わず驚愕してしまうレベル。
子どもっぽさ全開の彼女だが、息子との会話は母ちゃんそのもの。肝っ玉母ちゃんの域にすら入りつつある。息子曰く「相手の話を聞かずに自分の世界で人をふりまわす」性格らしい。どうやらこの自分の世界で人をふりまわす部分が特に強化されて息子に遺伝したようだ。未来でウードとは何度も手合わせをしていたようだが、その度にボコボコにしていたらしい。まだウードが幼かったからかもしれないが、彼はリズに一度も勝利したことがなかったと話している。リズも立派になったものである。
FEシリーズの兄妹と言えばなにかとヤバイ雰囲気になることで有名だが(とくに聖戦とか聖魔とか聖魔とか)、彼女とクロムはそんなことを微塵も感じさせない・・・だけではなく、血が繋がってない可能性のほうを極端に恐れていたり、初恋の人がいたり、トドメとして息子に聖痕があるのを見て兄や姉と血が繋がってると安心するという可能性すらをも素粒子レベルで取り除く徹底ぶりである。一部期待していた人もここまでやられるといっそ清々しい思いであろう。
キャラクターデザインのコザキユースケ氏によると、開発中は暗い性格の設定だったが、コザキ氏の実妹(漫画家・イラストレーターのこざき亜衣)に対するイメージが反映されて今の明るく元気な性格になったらしい。
わたしだってやればできるんだよ!
シリーズ恒例の初期シスター。ただ僧侶らしい設定がないため「妹」と言う意味なのかと思ってしまう。
どうもシスターの成長率があまり良くないらしく序盤は伸びにくいと感じるが、十分な回復ができるユニットが他にいないため使わざるをえない。クラスチェンジ後は伸びがよくなる。
シスターからのクラスチェンジは賢者が一般的だが、力や守備が意外と伸びるためバトルシスターも案外イケる。グラ的にはこっちのほうがしっくりくる。ちなみに賢者は姉エメリナと同じ服装。余談だがシスターの他になれる職はトルバトール/ペガサスナイトと、全て女性専用職である。
力も魔力も伸びるためペガサスナイト系の上級職はどちらもリズの性質を活かしやすく、回復役が足りているようならいっそこっちにチェンジして使うのも良い。その場合、せっかくなので息子のためにも「疾風迅雷」を覚えて遺伝させておきたい。
母親としては魔法系のステータスと幸運にボーナスがつき、力などが下がる。
ヒーローズでも頑張っちゃうよー!
ヒーローズでも初期から実装されている、英雄戦でも入手可能だった。
ステータス傾向としては、速さに難があるものの原作通りHPと守備が伸びやすく、硬い。
杖攻撃スキルは「アサルト」と移動力を下げる「グラビティ」とそこまで強くないが、回復スキルに味方のHPが残り少ないほど多くのHPを回復できる「リバース」を供えており、瀕死の味方でもほぼ全快できる高い回復量を持っている。
奥義スキルは回復量が上がる「治癒」と、味方全体の攻撃力を+4する「業火の祝福」。
補助スキルとして、2ターンに1度HPが10回復する「回復3」を習得可能。
回復役としては自身の打たれ強さと回復量に優れており「業火の祝福」による火力増も可能であるなど、聖職者的な要素があるほかの杖ユニットたちと比べ衛生兵の如く戦場で軍務を行うことを強く意識した構成となっている。
無双でも力がわいてくる!
ファイアーエムブレム無双でも参戦。クラスこそシスターだが、実質的には斧を振り回すバトルシスター的なキャラクターとして登場。小柄な体躯で斧をぶん回す様はPVの時点で迫力満点。斧を回転させながら自身の周囲を旋回させる危なっかしい技やボルトアクスに持ち替え雷を纏った斬撃を放っている。シスターなだけあり杖や祓串を使うこともできる。ストーリーモードでは覚醒のオープニングでおなじみの兄クロムとの例のやり取りをフルボイスで行ってくる。
クラスチェンジではやはりクリノリンをむき出しにするバトルシスターにクラスチェンジ。ステータス面では平均以上のHPと高い魔防で魔道系ユニットに強く出られるのが強み。一方守備は全キャラ中ワーストなのでHPがそれなりに高いとは言っても油断は禁物。特に剣士系ユニットを真正面から殴りに行く時は要注意。攻撃面では物理系ユニットでありながら力より魔力が高く、物魔反転を持たせると純粋な火力はかなり上がる。一方力も固有スキルの「力+10」でそこそこの補強が見込める。斧兵の中で魔道系ユニットに強く出られるのはリズだけなのでこちらも十分選択肢に入る。
支援レベルA+に達する(絆会話を見れる)のはティアモ、ルキナ、マークス、タクミ、サクラ、エリーゼ、アンナ。ティアモや姪っ子のルキナはありそうでなかった組み合わせ。
DLCの追加ヒストリーでは全体的にコメディリリーフな役割。王女なのに軍宣伝のつかいっぱしりをさせられたりナバールにちょっかいを出したりしている。DLCの覚醒パックを購入すると姉エメリナのローブに身を包んだ賢者衣装と専用武器「リズの癒斧」が入手できる。前者はアグレッシブなリズのモーションにはやや不釣り合いだが原作で賢者として運用していたなら。後者は杖に斧の刀身をつけたようなゴージャスな外見が特徴。名前とは裏腹に回復特性はついていない。
関連動画を紹介してくれるの?ありがとう!
あ、関連コミュニティにヒビ入ってる。これ絶対お兄ちゃんのしわざだよ…
じゃーん!関連項目だよ!似合ってるでしょ
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