リック・ウェイクマンとは、プログレッシブ・ロックバンド イエスにおけるキレンジャーキーボード奏者である。
シンセサイザーの先駆的奏者の一人で、よくEL&Pのキース・エマーソンと対比される。
概要
本名 リチャード・クリストファー・ウェイクマン
ニコニコ動画では「神キーボード」として知られている。
一部の動画には「インテル入ってる」タグを通り越して「インテルめり込んでる」タグが貼られている。
Rick Wakeman is
The Crown Prince of the Piano,
The Maestro of the Moog,
The Saint of the Synth,
The King of Keyboards.
- Dave Thompson
5歳からクラシックピアノを習っており、純粋なピアニストとしても相当な能力を持つ。
キーボードは12歳から始めている。
英国王立音楽大学中退後にポップ、ロックの世界に入り、 Black Sabbath 、デヴィッド・ボウイ、T. Rex、エルトン・ジョンなどのセッションに参加している。
※日本語Wikipediaでは「王立音楽アカデミー(Royal Academy of Music)」となっているがこれは間違いで、「 王立音楽大学 (Royal College of Music) 」とは別の組織である。ウェイクマン自身のサイトを参照。
1971年にトニー・ケイの後任としてイエスに加入し、イエスの表現に多様性をもたらした。
多種多様なシンセサイザーを多段に並べ、演奏技術を「魅せる」ことを意識した演奏スタイルを取る。
(空中回転など、演奏技術に関係のないパフォーマンスは行わない。)
ステージでは腰までの長髪にラメ入りマント(ケープ)を纏った姿で立ち、技術もあいまって、自身のソロアルバムの一曲「魔術師マーリン」になぞらえて「キーボードの魔術師」と称される。
イエスには音楽性が合わないと脱退、ジョン・アンダーソンに声をかけられ再加入といった流れを繰り返す。
(イエスへの加入時期はABWH期を含めると計5期)
ロックバンド活動以外に、ゲームミュージックの作曲も行っていた。
シンセサイザーによる没入間のある演奏は、キース・エマーソンら他のプログレキーボード奏者らとともに8bit機時代からジャンルを問わずゲームミュージックに影響を与えた(と思われる)。
※アリスソフトのランスシリーズ(音楽担当 DragonAttack(旧名:雷丸))に、酷似インスパイアされたフレーズが使われている。
菜食主義者の多いイエスの中にあり、肉が大好き。ライブ中に食べるぐらいカレーも大好き。
話芸にも優れ、BBCのTV番組でコメディアン司会者としても活躍している。
(Wikipedia日本語版の関連事項筆頭が"イギリスのコメディアン"である。)
BBCの英国総選挙特番で「アーサー」がテーマ曲に使用されていた。
イエスの日本公演時、セッション参加した日本人の声楽が"V(ヴ)"の発音が出来ないのに苦労したと語っている。
2012年頃は、ジョン・アンダーソンと二人で「アンダーソン/ウェイクマン」として活動している。
イエスのキーボードは、息子のオリヴァー・ウェイクマンが世襲した。
2016年秋、ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマンのトリオ、ARWがYES楽曲のコンサートツアーを行う。
関連動画
神キーボード
ストローブス
ソロ
イエス
ゲームミュージック
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- リック・ウェイクマン(公式HP)
- 神キーボード
- インテル入ってる(インテルめり込んでる)
- シンセサイザー
- キース・エマーソン
- プログレッシブ・ロック
- イエス
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