リック（ドラゴンクエスト）単語

経緯は不明だが、自分たちのいる世界が何者かが作った幻の世界であることを偶然知ってしまい、王に相談するも話を聞いてもらえず、なんとしても生き残る手段を探すようになる。

主人公がビルダーの鐘を鳴らした時、ハーゴン教団の一員になれるチャンスだと目論み、総督アトラスの部下、あくましんかんに近づき、「うまく働けば仲間として死から救う」と約束されたため、ムーンブルク城で密かに一連のスパイ活動を行う。

教団がミナデイン砲を使えるようにするために、少年シドーを「アネッサの命令」と称して主人公に作らせた地下牢にぶち込み、主人公と兵士の大半をロンダルキアに誘い込んだことでムーンブルク城の守りを手薄にする。幻のローレシア城でついに本性を現し、あくましんかんに功績を評価されたことでシルバーデビルと化して襲い掛かるが、主人公と兵士たちの奮闘で倒される。

最期はアネッサに全てを打ち明け、「ハーゴン様万歳！」と叫んで消滅した。

リックがスパイだと判明する伏線はいくつかあるが、明確なのはミナデイン砲を作っている最中での「人でも、魔物でも、誰にだって撃てる」という台詞であろう。

また、経緯は不明だがアネッサが教団を信じていないと気付いたために、彼女を教団のスパイだと疑わせることで、主人公、少年シドー、アネッサの関係に亀裂を生じさせるように立ち回った。