『リッジレーサー』とは、主にバンダイナムコゲームス(旧ナムコ)が開発・発売しているレースゲーム、およびそのシリーズである。
概要
アーケードゲームから始まったレースゲームのシリーズ。1作目の『リッジレーサー』は3次元コンピュータグラフィックスで描かれた最初期のレースゲームとして、セガの『デイトナUSA』と共に有名である。現在はコンシューマーゲームを中心にシリーズがリリースされている。
『グランツーリスモ』シリーズや『フォルツァ モータースポーツ』シリーズのようなリアルな挙動のレースゲームとは異なり、豪快なドリフトなどを駆使し、現実にはあり得ないような挙動をもって攻略するゲームスタイルである。『リッジレーサーズ』以降の作品には全てニトロシステム(ドリフトによりニトロがチャージ、ニトロを発動すると急加速)が搭載されており、よりリアル系レースゲームとの差別化が図られている。
シリーズ
※太字のものは個別記事あり。
アーケードゲーム
- リッジレーサー - 1作目。後にPSに移植される。
- リッジレーサー2 - 『リッジ』の完全版のような位置付け。
- レイブレーサー - アーケードオリジナルタイトル。
- ポケットレーサー - 『リッジ』のデフォルメバージョン。
- リッジレーサーV アーケードバトル - PS2の『リッジV』の移植タイトル。
コンシューマー・モバイル
- リッジレーサー (PS) - PSのローンチタイトル。
- リッジレーサー レボリューション (PS) - 『2』のBGMが流用されている。
- レイジレーサー (PS) - カスタマイズ要素が搭載されている。永瀬麗子や車両メーカーが初登場。
- R4 -RIDGE RACER TYPE 4- (PS) - ストーリーが搭載されている。
- リッジレーサーV (PS2) - PS2のローンチタイトル。後にアーケードゲームに移植される。
- リッジレーサーズ (PSP) - PSPのローンチタイトル。ニトロシステム初登場。
- ナムコレクション (PS2) - 複数のPS版ゲームを収録。その内の一つが高画質になったリッジレーサー。
- リッジレーサー6 (XBOX360) - 360のローンチタイトル。オンラインモード初登場。
- リッジレーサーズ2 (PSP) - 『レーサーズ』の完全版のような位置付け。
- リッジレーサー7(PS3) - PS3のローンチタイトル。オンラインモードは無料。
- リッジレーサーズモバイル(ガラケー) - NTTドコモのP905iなどではプリインストール済み。
- リッジレーサーアクセラレーテッド (iOS/一部のAndroid/KindleFireHD) -世界観は『レーサーズ2』を踏襲。auのandroid端末ではauスマートパスのアプリ取り放題対象作品に選ばれている。
- リッジレーサー3D (3DS) - 3DSのローンチタイトル。『7 3D Ver.』とは異なり裸眼立体視で楽しめる。
- リッジレーサー(PSV) - PlaystationVitaのローンチタイトル。
【注意】PSVitaTVではプレイ不可。と、されていたがVitaTVでプレイしたとされる海外版の映像がYoutubeに投稿されており、アップデートで改善された可能性が有る。要検証。 - リッジレーサースリップストリーム(iOS,Android)2013年12月発売。
日本未発売
- Ridge Racer 64 (64) - 開発はNintendo Software Technology。
- Ridge Racer DS (DS) - 開発はNintendo Software Technology。
- Ridge Racer Unbounded (Windows・XBOX360・PS3) - 開発はBugbear Entertainment。
- Ridge Racer Driftopia (PS3・Windows) - 開発はBandai Namco Games Europe。ソフトダウンロード・基本プレイ無料(いわゆる"F2P")。機動戦士ガンダムバトルオペレーションのようなビジネスモデルになるとのこと。現在はサービス終了。
パチスロ
- パチスロリッジレーサー - 山佐のパチスロ機。ART搭載の5号機。2008年5月デビュー。
- パチスロリッジレーサー2 - 前作とは違い、ボーナスのみでコインを増やす純Aタイプの5号機。2009年11月デビュー。
外伝的作品
- R:RACING EVOLUTION (PS2・GC・Xbox) - ナムコレースゲーム開発20週年を祝してリリースされた作品。制作チームこそリッジレーサーシリーズを作った人達であるが、世界観・挙動ともにリアル志向。実在の車両・サーキットが登場する。
ゲスト出演
メーカーと車種
『レイジレーサー』よりメーカーと車種が設定された。なお、これらは全て架空のものである(例外あり)。
メーカー一覧
記事のあるメーカーは太字。
- GNADE[グナーデ](レイジ・RRs・6・RRs2・7・Vita)
- LIZARD[リザード](レイジ・R4)
- Age[アージュ](レイジ・RRs・6・RRs2・7・3D)
- ASSOLUTO[アッソルート](レイジ・R4・RRs・6・RRs2・7・3D・Vita)
- Age solo[アージュ・ソロ](R4・RRs2・3D・Vita)
- TERRAZI[テラジ](R4・6・RRs2・7・3D)
- KAMATA[カマタ](V・RRs・6・RRs2・7・3D・Vita)
- DANVER[ダンヴァー](V・RRs・6・RRs2・7・3D)
- RIVELTA[リヴェルタ](V)
- HIMMEL[ヒンメル](V・RRs・6・RRs2・7・3D・Vita)
- SOLDAT[ソルダ](V・RRs・6・RRs2・7・3D・Vita)
- PAC-MAN[パックマン](V)
- NAMCO[ナムコ](RRs・6・RRs2・7・3D)
- SINSEONG MOTERS[シンソンモータース](7)
- LUCKY&WILD[ラッキー・アンド・ワイルド](3D・Vita)
- ZIHUA[ジーファ](Vita)
- SEGA[セガ](Vita) - DLC企画による追加。本来は実在する企業だが便宜上こちらに記載。
他にメーカー設定後に登場した、使用可能なメーカー不明の車両として以下の物が登場している。
年表
注:未完成です。
年代 | 出来事 |
---|---|
1877年 | ルイ・アージュ誕生 |
1898年 | ルイ・アージュが21歳にして第1号車を製造する |
1949年頃 | エスピオンと言う偵察型戦闘機が活躍したらしい |
1949年 | ルイ・アージュによりリアルレーシングルーツ(以下RRR)第1回大会が、フランスのアヴィニヨンで開催される |
1957年 | ディグ・レーシングチーム(以下DRT)黄金期 |
~1965年 | 初代アッソルート・ビゾンテがデビュー |
1965年 | エンキ・ジルベルトがレーサーを引退 アッソルートがRRRに参戦。この頃既に大手と見做されている。 |
1967年 | レーシングチーム・ソルバルウ(以下RTS)が発足しRRRに参戦 第9回RRRが開催されRTSが優勝 |
1969年頃 | アージュ・エキュルイユがラリーで活躍。 |
1971年 | RTSが史上初のRRR三連覇を達成 |
1973年 | 第12回RRR、25周年記念大会がローマにて開催 |
1974年 | アージュ・ディリジャン発売 |
1975年 | RRR、「8コースサバイバルバトル」にルール改正 ソフィ・シュバリエ誕生 |
1975年2月14日 | 永瀬 麗子誕生 |
1977年 | 株式会社ナムコ誕生(史実) |
1979年 | アージュ・バタイユ発売 |
1979年12月12日 | 深水 藍誕生 |
1981年 | チームバキュラ、RRRより撤退 |
1983年 | 矢崎 信次がRTSのドライバーとなる |
1980年代半ば | RRRが世界有数の大会として認知される |
1985年 | RTS、RRR三連覇再び達成 |
1986年 | エンキ・ジルベルトの息子、ジュリアーノ・ジルベルトが事故死。矢崎 信次がRTSを離れる |
1987年 | 第19回RRRがシカゴで開催される。これがアメリカでの初開催となった リザードモーター(以下リザード)がRRRに参戦する DRTの親会社である食品メーカーが、石油採掘会社に買収されチームのオーナーが変わる |
1980年代後半 | テラジ・トループが対米輸出開始 |
1988年 | DRT監督、ドナルド・ルイスがレーシングクラブ・マイクロマウスマッピー(以下MMM)に移籍 |
1989年 | アッソルート・レガーロが登場 R4に登場するアッソルート・ビゾンテが発売される ※Vita版にて初代ビゾンテの発売年が1998年とされているが、これは明らかにR4と矛盾している。R4の設定でも初代と取れる記述があるが、モデルチェンジの可能性も否定しきれない。 |
1991年頃 | テラジ・デシジョンが約1000万円で発売される |
1991年 | RRR、世界127か国へ衛星中継開始。新たに二次予選を創設し4カテゴリー体制となる |
1993年 | RRR、最高速度350km/h規制を導入 ラッキー・アンド・ワイルドモータース(以下ラッキー&ワイルド)創業 |
1996年 | 初代アッソルート・ファタリタが発売 |
1996年12月3日 | ナムコが本年度のレースクイーンを発表し、永瀬 麗子が選ばれる |
1997年 | レイジレーサーの舞台と推測される リザード・イグニションがRRR決勝GP最終戦に投入される グナーデ、本年度を最後にRRRから撤退 MMMオーナーが心臓を患い、孫のソフィ・シュバリエがオーナーに就任する |
1998年 | アージュ・ソロ発足 アッソルート・ビゾンテがPPP'98総合優勝 リザード・レックレスが登場 FIFAワールドカップでフランスが優勝(史実) |
~1999年 | RRRが二か国開催制へと変更される |
1999年 | 第25回大会となるRRR'99が日本とアメリカで開催され、開催地として日本からは横浜及び福岡が、アメリカからはニューヨークとロサンゼルスが選ばれる テラジ、パックレーシングクラブがRRR初参加 RRR'99の前夜祭が日本の神奈川県、横浜市にあるパックマンドームで開かれる。同日、永瀬 麗子がナムコ製レースゲーム、R4のロケに参加 |
1999年4月頃 | ソフィ・シュバリエに最後通告が出される |
1999年5月1日 | 11時30分、日本の神奈川県、横浜市でRRR'99一次予選第一戦が開催 |
1999年5月15日 | 17時30分、日本の福岡でRRR'99一次予選第二戦が開催 |
1999年6月30日 | 15時10分、RRR'99二次予選用車両納入 |
1999年7月1日 | 20時45分、アメリカ合衆国、ニューヨークにてRRR'99二次予選第一戦が開催 |
1999年7月15日 | 6時30分、日本の神奈川県、横浜市でRRR'99二次予選第二戦が開催 |
1999年9月23日 | 7時20分、RRR'99決勝用車両納入 |
1999年9月24日 | 12時0分、日本の神奈川県、横浜市でRRR'99決勝GP第一戦が開催 |
1999年10月22日 | 21時45分、アメリカ合衆国、ニューヨークにてRRR'99決勝GP第二戦が開催 |
1999年11月26日 | 15時0分、日本の福岡でRRR'99決勝GP第四戦が開催 |
1999年12月30日 | 5時15分、RRR'99最終戦用車両納入 |
1999年12月31日 | 23時45分、アメリカ合衆国、ロサンゼルスでRRR'99決勝GP最終戦が開催 |
1999年12月32日・2000年1月1日 | アージュ・ソロが翌33日までワールドカップ優勝記念商談会と称し、大特売フェアを開催 0時過ぎにRRR'99最終戦が終了。 |
1999年12月33日・2000年1月2日 | アージュ・ソロの大特売フェア最終日 |
2006年末 | ソルダ・メルトファイア発売 |
2008年 | 世界同時にビゾンテの新車販売停止 |
2010年 | アベイユがフルモデルチェンジ |
2011年 | 投資会社ジーファが自動車部門を創設 6月、アッソルートがアメリカで開催されたショーのカンファレンスで、新型プロメッサのコンセプトカーを発表 12月頃、新型プロメッサの市販バージョン及びレースバージョンが公開 |
2011年6月 | アッソルートがアメリカで開催されたショーのカンファレンスで、新型プロメッサのコンセプトカーを発表 |
2011年12月頃 | 新型プロメッサの市販バージョン及びレースバージョンが公開 |
2012年 | Vita版の舞台と推測される |
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