リビングデッドの呼び声とは、遊戯王OCGに登場するカードである。(一部遊戯王カードWikiより引用)
概要
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
「Curse of Anubis -アヌビスの呪い-」(2000年9月28日発売)で登場。墓地のモンスターを特殊召喚する効果、いわゆる蘇生ができる永続罠である。
当初は「死者蘇生」の罠版と言って差し支えないパワーカードとして多くのデッキに採用された。
昨今では環境の高速化により罠自体の評価が落ち、蘇生に頼らずとも十分モンスターを展開できたり、蘇生するにしてもサーチ可能なカテゴリに属したカードが重視され、採用は見送られる傾向にある。
スペルスピード2の蘇生札としても、後発に存在を脅かされている。とくに「戦線復帰」は通常罠なため除去によって妨害されず、守備表示で出すため相手ターンの防御に適している。
このカードをあえて採用するならば、永続罠の利点を生かし欠点を補いたい。
規制状況
登場半年経たず2001年1月、制限カードに指定。「人造人間-サイコ・ショッカー」を蘇生し相手の罠を封じつつ完全蘇生が成立するなど、カードプールが乏し当初において汎用性が高すぎたのだろう。
2008年3月、「死者蘇生」と入れ替わる形で禁止カードに指定。「死者蘇生」を墓地メタとして機能させるための調整と思われる。
2009年9月、「死者蘇生」と入れ替わり再び制限復帰。環境の高速化により必須カードと見なされなくなり、2011年9月に準制限カードへ、2012年3月に制限解除された。
原作、アニメにおいて
原作の「決闘者の王国編」で城之内と戦ったゴースト骨塚が使用。「リビングデッドの呼び声」というルビが当てら魔法カードであり、以下のテキストだった。
敵に抹殺された自軍のモンスターをすべてゾンビ化し蘇生させる。
「不死」の力を得ることで、あらゆる攻撃も通用しない。
また対象となるカードはすべて「ゴーストカード」となる。
場に残り続けたため永続魔法と思われ、要約すると以下のような効果である。
- 相手に倒された自分の非アンデット族を守備力0のアンデット族として可能な限り蘇生
- そのモンスターによる戦闘で自分はダメージを受けず、破壊されると同じ条件で蘇生
- 蘇生されたモンスターは攻撃力が破壊前から10%アップした数値になる
- 蘇生されたモンスターは守備表示にできない
- 攻撃力が0の場合このカードの効果は適応されない
このカード単体の凄まじいカードパワーに加え「ゴースト王-パンプキング」による永続強化で城之内を追い詰めたが、最終的に「右手に盾を左手に剣を」で攻守を入れ替えられ骨塚は敗北した。
アニメGX以降はOCGの仕様で登場。放送直前に禁止指定された「死者蘇生」の後釜と言わんばかりに多くの決闘者に使われた。
関連動画
関連項目
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