リャマ(ラマ)とは、哺乳類ウシ目(偶蹄目)ラクダ科の動物である。
概要
体高約1.2m、体重70~140㎏。姿はラクダやアルパカと似ているが、背中にコブはなく、全身がフッサフサの毛で覆われている。学名はLama glama。
南アメリカのアンデス地方に多く住む。同地方ではヤギとヒツジを合わせたような家畜として飼われており、荷役に用いたり、毛皮をなめして高山地帯に欠かせない暖かい衣類を作られるのに用いられている。
ただし限界重量は約30キロのため、人間を乗せるほどの強靭さはない。あくまで「山での」荷役に使われる。
また、アンデス地方では木材どころか草すら少なく、そのためかほとんどの草を食べる。
その糞は植物繊維を多く含み、貴重な燃料として利用されている。現代でも高山地帯では重用されているという。
なお、ラマは近縁種のグアナコ(Lama guanicoe)を家畜化したものという説が有力である。
何ゆえかアメリカでの人気が高く、「シムシティ」、「ウルティマ」(特にUO)等、色々なゲームにいわゆるイースターエッグ的な出演をすることがある。
アルパカとあまり見分けがつかないがリャマのほうがかわいい姿をしている。
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