リンガ英雄伝説とは「ゴン太」氏制作の艦これMMDドラマである。
タイトルは「銀河英雄伝説」のもじりだが、内容はほぼオリジナルで直接的な関係はない。ただし、たまにヤン・ウェンリーが「ある後世の歴史家の評」という形で本編に関係なく登場する時がある。
概要
不知火がリンガ泊地の様子を遠く離れた故郷の家族に手紙で伝える「不知火からの手紙」と言う形で物語がスタートする。
ところがリンガの提督は職務怠慢・セクハラ・ヘタレという無能っぷりで、しかも所属する艦娘も深海棲艦との戦いは二の次で、 ヤ〇ザ、カ〇ト紛いのグループを組んで派閥闘争したり、夜戦(意味深)の伝道師「夜戦仮面」、駆逐艦に声かけする戦艦といった変質者が出没するなど問題が多発する(それこそ、憲兵が睡眠時間を犠牲にして働かなければならないほどの)無法地帯であることが発覚し、やがてそのグループや個人に焦点を当て、一話ごとに彼らの悪行活躍を伝える 「リンガ英雄伝説」という伝記もの形式で話が進むようになった。
あまりにもひどい偉大な事象には「リンガの黒歴史がまた1ページ」のタグがつけられることがある。
基本的に一話で物語として完結してはいるものの、 登場した組織や事件が違う話で関係したり、 同じ時系列を違う視点から取り上げることもあり、 見れば見るほど、濃い世界観を味わうことができる。
なお、物語はすべてゆっくりボイスによるフルボイス仕様である。
登場人物
- 不知火
- シリーズ最初期の語り部で遠く離れた故郷の家族にパソコンで手紙を書いている。自身の戦隊長である神通を尊敬しており、危機に陥ったり、困ったことがあると神通から学んだこと(若干バイオレンスな教え)を思い出し、解決へと導く。謎の夜戦仮面との戦いで勝利してからは夜戦仮面より「夜戦仮面2号」として代行を頼まれ、彼女から託された仮面を装着するより重巡並みの火力を持つ。姉妹艦の陽炎に淡い恋心を持つ。
- 叢雲
- リンガ泊地での初期艦娘において永世秘書官。オープニングで毎回咆哮する。性格は無口かつ無表情であり、ニコ動でのコメントでも (▽ △ ▽)で表現されている。
- 無能な提督に付き合う形でリンガ泊地へ赴き、あまりにも貧弱な泊地に対し、施設の整備・拡張や艦娘を150隻も配備し、数々の作戦においても数々の功績を挙げ、改二を機に大本営陣より永世秘書官に任命された。
- 大和・武蔵への命令権を持つほどにリンガ泊地内では女帝の如き存在だが、姉妹艦である漣の情報封鎖により治安の事など知らされていない。
- 漣
- 巨大な勢力に所属しているわけではないが、悩める艦娘にモノを売りつけ解決策を用意したり、自分の金儲けに使えそうな組織の結成に協力したり、提督の弱みを握り信頼を得ることによってリンガ内では事実上最上位の権力を持つ。潮の好待遇に嫉妬して目をつけており、恨み祝福として空母まな板勢と宴会の場を用意したり、着替えの場を用意した。
- あきつ丸
- 素行の悪い艦娘の多い事で知られるリンガ泊地において憲兵たちと共に風紀を正すために活動する。
- 鳳翔
- みんなも知ってる「お艦」。素行の悪い艦娘たちにとっても悩みや相談に乗ってあげている良きお艦で、彼女の前ではどんな艦娘も大人しくなる。弓矢を持たずして標的を射る「不射乃射」の開眼者。居酒屋「鳳翔」を営む。
- 航巡シックス
- リンガの提督が「砲戦、雷撃、制空権、対潜水、索敵全てに対応できる万能な航空巡洋艦で一個艦隊組んだら最強じゃね?」という安易な発想から編成された利根、鈴谷、熊野、最上、三隈の艦隊。筑摩がいないので5人だけど航巡シックス(実は筑摩は熊野と視聴者の視点から見えない位置におり、最初から存在している)。
当初は能力的に秀でたものがなく万能と言うより凡庸な存在となってしまい、便利屋同然に使われていた。しかし着弾観測射撃といった戦法が登場して以降は地位も上がり、リンガ泊地の一大勢力となった。
新興勢力だが、リーダーである利根による時に冷酷ともとれる巧みな策や、他のメンバーの人脈や政治力で、深海棲艦相手のみならず鎮守府内の各勢力とも対等に渡り合っている。
弱点は組織内のメンバーの結束力であり、特に実体の筑摩を見ることのできない熊野と他メンバーの溝は深く、熊野によって一度解散の危機を迎えたことがあった(もっとも直接的な原因を作ったのは利根だが)。
関連動画
「ゴン太」氏のマイリスト。投稿済みの「リンガ英雄伝説」シリーズ作品が一覧として掲載されている(ただし「リンガ英雄伝説」に分類されていない動画もいくつか含む)。
関連コミュニティ
関連項目
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