『リンクの冒険』とは、1987年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータディスクシステム用ゲームソフトである。

概要
ゼルダの伝説シリーズの中では異色作と呼べる代物で、スーパーマリオライクな横スクロールアクションゲームとなっている。
2004年のゼルダコレクションまで長らく移殖の機会がなかったが、同年にファミコンミニとしてGBAに移植され、現在はWii、3DS、WiiUのバーチャルコンソールでプレイすることが可能となっている。
難易度はシリーズ内でも比較的高め。盾持ちの騎士が常に上段・下段の2択を迫ってきたり、後半の神殿(特にラストの大神殿)が非常に複雑かつ広大だったり、ゲームオーバー時に各ステータスが最低のレベルの物に統一されてしまうといった仕様があるため。メトロイドと異なり、大神殿のマップは機密事項として攻略本には一切記載されなかったことも原因と思われる。
なお、海外版ではバランス調整が行われて難易度が若干低下したほか、演出や音楽なども変更されている。これはディスクシステムが海外では発売されていないためROMで販売されたこと、音源がディスクシステムと別になっていることが関係している。
ストーリー
ガノン討伐から数年が経ったものの、ハイラルはいまだ混乱状態であった。というのもガノンの残党がいまだ跳梁跋扈しており、ガノンを復活させるためにリンクの血を欲していたためである。
リンクが16歳の誕生日を迎えたある日、リンクの手の甲にハイラルの紋章が浮かび上がる。インパ(16代ゼルダ姫の乳母)に相談したところ、これは初代ゼルダ姫の封印されし扉を開ける者の証だという。扉を開け眠ったままの初代ゼルダ姫を前に、インパは「ゼルダの伝説」を語り始める…。
失われし第3のトライフォース「勇気のトライフォース」を見つけるため、トライフォースでハイラルの地に平和をもたらすため、そして初代ゼルダ姫を助けるためリンクは再び旅に出る。
大まかな流れ
封印されていた部屋にあった書物からその工程が示される。書物に同封されていた6つのクリスタルを6つの神殿に納めることで大神殿の封印が解け、大神殿の奥にある勇気のトライフォースと、前作で奪還した力のトライフォース、前作で修復した知恵のトライフォースの3つを使うことで、ゼルダ姫の呪いが解ける。
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ピコカキコ
タイトル | No | プレイヤー |
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タイトルBGM | 11614 | ![]() |
神殿BGM | 11419 | ![]() |
関連項目
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