リーデットとは、『ゼルダの伝説』シリーズに登場する敵キャラクターそしてみんなのトラウマである。
「ムジュラの仮面」以降は「リーデッド」という名称に(ほんの僅かな違いだけど)変わっている。
概要
所謂ゾンビタイプのモンスター。初登場は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』。
死体のあった場所の土が邪悪な魔力により、人間の姿となって動き出したものという設定がある(このため、フックショットを打ち込むとリンクの方が引き寄せられる)。
待機状態では独特の不気味なうめき声を発しているため、リーデットの居る区域に入っただけで「あ、リーデットが居るな」と確認することが出来る(そしてこれが恐怖感を煽る)。呻き声は3DS版では若干短くなっている。
リンクが攻撃範囲内に入るとフラフラとリンクに向かって歩き出し、強力な眼力でリンクを金縛りにしてしまう。
尚、リンクを金縛りにする瞬間にこれも独特の甲高い奇声を上げるため、「奇声でリンクを硬直させている」と説明される場合があるが、正しくは眼力により金縛りにしている。
そして金縛りになったリンクに抱きつき、連続してダメージを与える。
…尚、この抱きつき攻撃に関しては「犠牲者に噛み付いて体液を啜っている」という黒い任天堂モード発動な設定がある。つまり、時々言われている「締め付けてダメージを与えている」というのもダウトである。要するに(リンクの)血を吸っているんです。そして「リンクに抱きついてダメージを与える」という設定からライクライクさん共々一部の方々にとってはトラウマどころかアイドル的な扱いすらされていたり尚、複数人のリーデットさんに抱きつかれた場合、処理の都合上からか幾ら抱きついて来ても画面上でリンクに抱きついているリーデットは1体のみしか表示されない。しかし、抱きつかれた人数に比例してダメージを受けるペースが速くなるので、早めに振り払おう。
オカリナメロディの「太陽の歌」を吹くと真っ白に硬直してしまうので、「太陽の歌」を覚えておくと対処は随分と楽になる。尤もその「太陽の歌」を覚えるためには、リーデットさんがウジャウジャ居る「王家の墓穴」に行く必要がありますが。
倒し方としては、
などが挙げられる。また、腕に覚えがあるプレイヤーの場合は「フックショットで打つとリンクの側が引き寄せられる」という点を逆に利用して、強襲して倒すことも可能である(一応、フックショットで気絶させることは可能)。
ちなみにリーデットさんのHPは8(コキリの剣での通常攻撃をダメージ1とした場合)と、ザコキャラクターの中ではかなりタフな存在である(このため子供リンクのときは倒すのに結構苦労する)が、ダイゴロン刀のジャンプ斬りなら一撃KOが可能である(ダイゴロン刀の基本攻撃力4×ジャンプ斬りによりダメージ2倍)。
…が、実はマスターソードでのジャンプ斬りの場合も2ヒットしているため、同じく一撃KOが可能。
また、リーデットさんは仲間が倒されると、倒された仲間のところに歩いて行ってしゃがみ込むという性質がある。仲間意識が強いであろうことが垣間見れる瞬間である(Wikipediaでも触れられている)。もちろん、倒された仲間の元に集まっている時も攻撃するチャンスであるのは言うまでもない(リンクを無視していく)。
尚、リーデットさんには打撃攻撃(剣、デクの棒、メガトンハンマー)とディンの炎以外は効果がありません。
弓矢?パチンコ?爆弾?ボムチュウ?効くわけないぢゃん。
(もちろん、この"遠距離攻撃はほぼ無効"というのもみんなのトラウマ要因の一つであることは間違いないだろう)
一応、壷などの投擲物を投げてダメージを与えることも出来なくもないが、ものすごく効率が悪い。
また、リーデットさんの親戚とも言える敵キャラとして、ミイラ男の「ギブド」という奴が居る。
こいつは早い話、「見た目が少し変わったリーデット」であり、動作や倒し方もリーデットと全く同じである。
というより「ムジュラの仮面」では炎系攻撃を与えると包帯が燃えて、中の人すなわちみんなのトラウマアイドル・リーデットさんが爆☆誕するんだけどね。
リメイク版の「時のオカリナ3D」では、マシンパワーの向上などにより64版のときには無かった歯がちゃんと描かれている。ゾンビは歯が命。
「スマブラDX」では1Pモード(アドベンチャー)でリンクステージのザコキャラクターや、アイテムキャリアーから時折現れる敵キャラとして出演している。
眼力による金縛り能力はなくなったものの、やたらとダッシュ力が強化されている。
登場作品まとめ
初登場作品。墓地やフィールドの穴の中・闇の神殿など暗いところに配されている。
上記の通り対策が無いわけではないものの、暗がりに響き渡るうめき声と微動だにしないその姿は大変気味が悪い。 裏ゼルダモードでは森の神殿にも登場する。
前作に続いて登場。主にイカーナ地方に登場する。
対応は前作とほぼ変わらないものの、今度は特定のお面を装備することによって無害化することが可能。
その際のシュールな光景はトラウマブレイカーとなる…かもしれない。
またミラーシールドで光を当ててやると一撃死する。
ちなみに、簡単に倒せる割には倒すとやたら高額のルピーを落とすので、お金稼ぎ目当てでお面を付けたプレイヤーに乱獲されている様子。リーデッドさんカワイソス…
主にダンジョンの一つ「大地の神殿」に出現する。
デザインがガラッと変わったがやはり不気味。 座禅を組んでいるので動けないかと思いきや、奇声と金縛りは健在である。動きも若干早くなった。
今作でも「光に弱い」という弱点は継続(※ダメージは与えられず、硬直させるのみ)、バクダンも有効なので積極的に利用していくとよい。なお「昼夜の唄」は特に効果はない。
ゼルダシリーズのもう一つのメインステージとなる2Dトップビュー作品に、初出から15年以上を経てまさかの初参戦。
顔は風のタクト、体は時のオカリナという合体(?)を果たした。さらに下半身は地面に埋まっており、同じ不気味系モンスターであるデドハンドのような動きをする。移動速度だけなら歴代最速である。
もちろん叫び声と拘束もしてくるので、マルチプレイで他のプレイヤーが捕まった時は助けてあげよう。
ブレスオブザワイルドの続編となる本作では、異変の起きたゲルドの街でギブドとして登場する。
歩行型の他、羽を持った飛行型のモスギブド、巨体と羽を併せ持つクィンギブドが存在する。そのままではほとんどダメージが通らないのはシリーズ踏襲だが、炎やそれ以外の属性攻撃を当てると弱体化して簡単に倒せるようになる。倒すとギブドの持つ肝と骨がドロップする他、矢がギブドに刺さっている場合があり、それも一緒に入手可能。
初見の時こそ気味の悪い見た目で躊躇するが、有用なアイテムを多くドロップするため、積極的に狩っていきたい。
なお、異変を解決するとゲルドの街には現れなくなるが、砂漠の地下や塹壕状の亀裂に生息しているため、素材を手に入れられなくなることはないが、出現数は少なくなるため、異変発生中に多めに回収しておきたい。
- 番外・ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(GC・Wii)
今作では登場しない。
が、ダンジョン「砂漠の処刑場」に奇声・金縛り攻撃を持ったミイラのようなモンスターが登場する。
国内版での名称は「ギブド」であるが、海外版での名称は"ReDead Knight"であり、半分リーデッド扱いと言えなくもない。
関連動画
複数名のリーデットさんに抱きつかれるとこんな惨事に…
それにしてもこのリーデットさん、ノリノリである。
そして動きのキレがいつもと違う。
お絵カキコ
関連コミュニティ
関連項目
- 3
- 0pt