リーバイ・ストラウス（Levi Strauss & Co.）とは、アメリカに拠点を置くジーンズブランド、及び創業者の名前である。通称「リーバイス」。
概要
1853年、リーバイ・ストラウスがサンフランシスコで創業。1870年ごろにデニムやキャンバスを金属リベットで補強したズボンの製造販売を始めた。デニムが耐久性に優れていたことから評判になり、1886年に耐久性を象徴するツーホース・マークのレザーパッチがウエストバンドに付けられる。
1890年にロットナンバーが導入され、ウエストオーバーオールに「501R」という番号が付けられる。
1902年にはヒップポケットが2つになり、5ポケット仕様が確立。1936年にコピー商品と区別をつけるために「レッドタブ」が考案される。1930～40年代には男子学生や女性もジーンズをはくようになり、作業着からファッションへと代わっていった。
第2次大戦後に戦争でも使用されていたリーバイスジーンズがアメリカ東部やヨーロッパの兵士にも伝わり、リーバイスの名が全世界へ広まった。
1950年代には人気俳優ジェームズ・ディーンの影響もあり、ジーンズが世界中の若者に人気となる。
1966年にリーバイスのロゴを「LEVI'S」の全大文字から「Levi's」に変更。1971年にはレッドタブの文字も「LEVI'S」から「Levi's」に変更される。
以後ブーツカットモデルやストーンウォッシュ加工、ヴィンテージモデルなど様々なジーンズが登場して人気となる。
現在はアメリカでの生産は終了し、本社ではマーケティング・管理・デザイン開発のみを担当。生産は海外で行なわれている。
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