曖昧さ回避
- ドイツ語で百合の事。→ユリ
- ゲーム『ポケットモンスターサン・ムーン』及びアニメ『ポケットモンスターサン&ムーン』に登場するキャラクター。→当記事で解説
- ゲーム『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター。→ヴィーラ・リーリエ
- ゲーム『ティアリング・サーガ』に登場するキャラクター。
『ポケットモンスター』のリーリエ
概要
- 南国のアローラ地方では珍しい、お嬢様のような姿の少女。年齢は主人公と同じくらい。バトルはあまり好きではなく、読書を好む。読んでいる本はたくさんある。
- ある理由でククイ博士の助手をしているほか、サン・ムーンの物語では重要な存在となっている。
- 2016年9月6日に、当時発売前だったポケットモンスター サン・ムーンの新情報が公開されると、ウルトラビーストの一体「UB01」のシルエットが彼女に似ていると評判になり、スカル団用心棒のグラジオとエーテル財団代表のルザミーネは、髪色、瞳の色が彼女と似通っている事から血縁関係を思わせた。
- 幼少期、観た映画のシーンの真似をして雨の中歌い踊り、風邪をひいたことがある。
- ゲームのプロローグにてなにやら不穏な雰囲気の中、何かを抱えて追っ手から逃げる少女のシーンが入る。
ゲームを開始してまもなく主人公がその少女と出会うが、その少女はリーリエと名乗った。 - スカル団などからコスモッグを護っているが、彼女はトレーナーではないためコスモッグをモンスターボールに入れられず、カバンの中に直接入ってもらって運搬している。なので時々勝手に出てきて困らされている。
- 髪・瞳の色から予想されていた通り、エーテル財団代表・ルザミーネの娘であった。グラジオも同じくルザミーネの子で、リーリエは妹にあたる。父親は全く登場していないが、恐らくは実子だと思われる。
- ストーリー終盤、スカル団と結託していたルザミーネの策略によりついにコスモッグが奪われてしまい、それを取り戻すためにグラジオ・主人公と共にエーテルパラダイスへと乗り込む。そこでルザミーネとの関係なども全て明らかにされ、母親の説得にかかるが全く聞き入れられず、コスモッグを使ってのウルトラホール生成を許してしまう。
- ルザミーネがウルトラホールの彼方へと消えた後は、「直接会って言いたい事を言う」と言う目的のために髪型などのスタイルを一新し、以降はアグレッシブな性格になる。がんばリーリエ!
- ルザミーネを追う過程でウルトラホールを開く事ができる存在として伝説ポケモンの存在を知り、伝説ポケモンの復活のために奔走するのだが、伝説ポケモンの正体とは・・・。
- なお、ルザミーネがウルトラホールを開いた後は、犠牲となったコスモッグは休眠状態としてコスモウムの状態になり、コスモウムは引き続きリーリエのバッグの中で運搬されるのだが、このコスモウムの重量は999.9kgである(クリア後、別個体のコスモッグを手に入れるイベントの後に図鑑を見て初めて分かる)。
アニメでのリーリエ
アニメ版ではサトシが通う学校のクラスメイトとして登場。ポケモンに関しては一番の知識を持ち、ポケモンは(学びの対象として)大好きだが、なぜか直接触ることが出来ず近付くと固まってしまう。昔は普通に触ることができていたようだが、なぜ触れなくなってしまったのかは本人にもわからない模様。
- 時として他のポケモンに丸呑みにされるアマカジに派手に驚いたり、アゴジムシがサトシとのバトル中に目の前から穴を掘って出て来た時は物凄い形相になったり、スイレンのアシマリが膝に乗った時は魂が抜けたかの様に真っ白になったりと、ネタキャラが加速しつつある。でも可愛い。
- 見た目通りのお嬢様であり、家にはジェイムズという執事がいる。母親と兄は現在別居中。
- 8話ではマオの気遣いからタマゴの世話係という役目を任されることに。最初はタマゴに触れることもできずにいたが、野生のヤトウモリにタマゴが襲われそうになった際、リーリエは咄嗟にタマゴを庇い抱き抱えるという行動を取る(ヤトウモリは駆け付けたサトシたちによって退治された)。それがきっかけとなり、彼女はタマゴに触れることができるようになった。
- その後14話でタマゴが孵り、アローラのすがたのロコンが誕生。リーリエはタマゴの時から名付けていた「シロン」というニックネームでロコンを呼ぶことにし、モンスターボールでゲットするが、タマゴの形でなくなったことで再びシロンに触れなくなってしまう。しかし、一緒に過ごす内にシロンとも絆が芽生え、ロケット団との戦いを経てついにシロンにも触ることができるようになった。
- 30話では授業の一環としてクラスメイトと手持ちポケモンを一時的に交換することになり、リーリエはサトシのピカチュウを預かることに。最初はやはりピカチュウに触ることができなかったが、執事のジェイムズとのバトルを通して自身もポケモンと共に強くなりたいという意思が生まれ、ピカチュウと心を通わせたことで見事ジェイムズのオドリドリを撃破。同時にピカチュウに触ることもできるようになった。
- その後の32話では必死の特訓の末にムーランドに乗ることができるようになるなど、少しずつではあるがトラウマを克服しつつある。
- 49話にて今までポケモンに触れない原因が幼いころウルトラビーストをめぐる事件に巻き込まれた為だと判明。紆余曲折の末、誤解から恐怖心を植え付けられていたシルヴァディと和解し遂に克服する。同時期に愛情ゆえ気持ちがすれ違っていた兄と母とも正面から向き合うことができるようになった。
- 80話では野生のサンド(アローラのすがた)の棲み家に迷い込み暴れるバンギラスを止めるため、サンドのボスと協力してシロンとのダブルバトルでバンギラスに挑み、見事撃退するという大きな成長ぶりを見せた。その後サンドから感謝の印としてコオリZを手渡され、マーマネのデンヂムシが洞窟内で見つけてきたこおりのいしも手に入れるが、Zリングを所有していなかった上にシロンが進化することを怖がったため、現在この2つは使われずリーリエの手元に保管される形になっている。
手持ちポケモン
- ロコン(アローラのすがた)
技:こなゆき、あられ、オーロラベール
リーリエのパートナーポケモンで、ニックネームは「シロン」。オーキド校長が預かっていた「ラナキラマウンテンで発見されたタマゴ」から孵り、以降はタマゴの世話係をしたリーリエの手持ちとなる。
産まれたばかりだが、「こなゆき」は相手を氷漬けにするほどの威力。
30話ではピカチュウと交換で一時サトシに預けられる。最初はあまりサトシたちに馴染めずにいたが、ニャビーからきのみを分けてもらったことで彼らに心を許し、その後サトシとバトルの特訓をしたことで大きく成長した。
関連動画
関連静画
関連リンク
リーリエ │ ポケットモンスターサン・ムーン公式サイト 登場人物ページ
関連項目
脚注
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