「鈴木君!」
概要
リーンの翼とは富野由悠季による小説、およびアニメシリーズ。ここでは特にアニメシリーズについて記述する。
アニメシリーズのリーンの翼は2005年からネット放送という形で発表された。富野由悠季のライフワークと言える異世界バイストン・ウェルを舞台にした物語、高い作画の質、実際に起きた戦史に大きく踏み込んだシナリオ、特異なオーラバトラーのデザイン、鈴木君が見所である。
あらすじ
大東亜戦争末期、大日本帝国の兵士であったサコミズ・シンジロウは特攻機・桜花のパイロットとして戦った。特攻中に開いたオーラ・ロードによりバイストン・ウェルに呼び寄せられたサコミズは伝説のリーンの翼を用いてホウジョウ国の王となる。そして地上世界の現在、再び開いたオーラロードにより地上に戻る機会を得たサコミズ王はその雄叫びで全国の鈴木君を悶絶させていく・・・。
前作との関連性
13:00以降にお禿様のリーンの翼についての見解がある。以下、前作とのつながりについて抜粋。
配信の違いによって、やっぱりそのテレビ局経由で出さなくちゃいけない物語でないものが、いま間違いなくリーンの翼でできあがりつつあるので、あの・・・うれしく思ってるし、その、できあがりつつある、つまり・・・全部作り終わんないかぎり評価されないわけだからわかんないんだけども、少なくとも「前のリーンの翼のノベルスとか、それからダンバインとか、そういうものから構築してきた、要するに物語とどういう関係性があるんですか?」って、ねーよって言うくらい違うところに行ってます。
その後、2010年には旧作を再構築し新たに書き下ろした完全版が全4巻刊行された。内容は旧作+OVA版の内容だがキャラクターの生死等は変更されており、OVA版と違ってオーラバトラーは登場しない。OVA版ではエイサップ・鈴木が主人公だったが完全版ではサコミズが主人公のままになっている。
登場人物(声優)
- サコミズ・シンジロウ(小山力也)
本作の主人公。搭乗機はオウカオー。その雄々しくも物悲しい叫びで全国の鈴木君を震わせる。 - リュクス・サコミズ(嶋村侑)
サコミズ・シンジロウの娘。吊り橋効果の典型のような惚れっぷりを見せる。 - エイサップ・鈴木(福山潤)
アニメにおける主人公で本作の被害者。搭乗機はナナジン→アッカナナジン。
キャラが濃すぎるサコミズ王の割を食う形になったが気骨のある男。スパロボUXでは鬱憤を晴らすかの如く活躍する。 - エレボス(堀江由衣)
妖精「ミ・フェラリオ(作中ではチ・フェラリオ)」。
本作のフェラリオは割と奔放らしい。気持ちいいことしてたらしい。
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関連項目
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