ルカ・ミルフィとは、『海賊戦隊ゴーカイジャー』の登場人物である。
演 - 市道真央
ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー
説明や理屈を嫌い、考えるよりも先に行動する活動的な女性。お宝に対する執着心が強いためか、潜入・探査能力に秀でており、仲間からは信頼を置かれている。しかし、目の前の敵や、仲間の危機よりもお宝の行方を気にすることが多く、そのために本来の目的を忘れることも。ある意味、海賊戦隊の中で最も海賊らしい人物かもしれない。
一人称は「私」或いは「あたし」。口癖は「バッカじゃない(の)」。
嫌いな食べ物はブロッコリー。戦闘スタイルはジョーと同様に二刀流で、投げた剣をワイヤーで自由自在にコントロールする戦法を得意とする。戦意を表す際に肘から先をぐるぐると回す癖がある。
懸賞金:Z300,000→Z750,000→Z1,500,000→Z3,000,000
演者について
- 当時、役作りとして海賊のアニメを見たり、声のトーンが大事だと思い、冷静な時とルカが好きなお宝関係の話題の時でテンションの高さにギャップを出すため、日常シーンは地声より低めの声で演じていた。そのためラジオや通常時の声を聴くと、「あれ?声違う?」と感じる人も中にはいるかもしれない。
- ルカは姉御でサバサバした性格のキャラクターであるが、演じる当人はおっとり系の女性でファイナルライブツアーなど素面のイベントでは真逆の性格が見て取れる。役者ってすごいね!
- ルカ・ミルフィを演じ、ゴーカイイエローの声優をつとめた市道真央は、週刊少年ジャンプの読者投稿コーナー「ジャン魂G!」の4代目アシスタントを担当し、ジャンプの情報バラエティー番組である「サキよみ ジャンBANG!」にも出演していた知る人ぞ知るヲタクであった。
- 2012年2月19日にゴーカイジャーの本放送が終了。ちょうどその時期にアニメの声優オーディションのオファーをもらい、受けた結果は合格。2012年4月、『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のキラキラ役で声優デビュー。以降はM・A・O名義で声優として活躍をみせている。
- 「デジモンアドベンチャー tri.」では八神ヒカリの声を担当し、 ゴーカイシルバーと互いに声優として再共演を果たす。
ゴーカイジャー時代の逸話
- ゴーカイジャーが始まって間もない頃のインタビューでは、「宝物はなんですか?」という質問に 「真面目に答えるなら家族。趣味でいうと漫画とフィギュア。ナルトとか銀魂の大ファン」と答える
- 演じでいて一番嬉しかった出来事は、2話のアフレコでアドリブを入れたらOKが出たこと
- ゴーカイピンクとはオーディションの待合室でちょうど向かい合わせの席だったため視線がすごく合った。
- 第11話、第12話に登場した怪人・デラツエイガーの声優である中村悠一と共演した際、「きゃあああああ阿部隆也だああああああ!!」と喜んだ。おおきく振りかぶっての単行本を家から持参して中村悠一にサインしてもらう。
- 第28話に登場した怪人・キアイドーの声優である杉田智和と共演した時は、銀さん好きということもあり、ずっとバレないようにニヤけながらアフレコを聴いていた。
- ゴーカイジャーゲストでイチ押しの声優はという質問で、エルダー・ヤンガー兄弟の千葉繁と檜山修之の共演回について語る。その他ゴーカイジャー公式読本である「豪快演技」にて声優について熱く語っている。
- 映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」に登場した、ゲキレンジャーのバエの声優である石田彰と共演した際は、自分たちよりもかなり収録スケジュールの早かった石田彰に会おうと、わざわざ早めにやってきて石田彰のアフレコ現場を見学した。
関係者のコメント
坂本浩一「初期段階でキャラ単体の話を受け持つってことは、そのキャラの方向性を決めてしまうようなところがあるので、それはちょっとプレッシャーだったんですけど、真央ちゃんは強気なセリフがすごく似合う声質と言い方と表情の持ち主で、あれには結構シビレましたね(一同笑)」
(第6話の怪人ナノナノダについて)坂本浩一「セリフもほとんどアドリブで、アフレコ現場で声優さんと僕とで考えたっていう。僕の中では『Mr.Boo!』の広川太一郎さんみたいに、喋りっ話しのキャラクターをアドリブっぽく流したいというのがあったんです(笑)。あと、すごかったのが真央ちゃんのアドリブで、あれはナノナノダのあとから録ってるんですよ。で、バルパンサーと戦うところで、僕が遊びでナノナノダに『1たす2たす・・・』って言ってもらってたら、彼女が自分から『サンバルカン!』ってやってくれたり、ちょくちょく気の利いたアドリブを入れてくれるんです。アニメファンで声優ファンだからなのか、そういうアレンジとかが上手なんですね。」
宇都宮孝明「真央ちゃんはやっぱりお芝居が上手かったのと、あとは声が綺麗で彼女のセリフは聞き取りやすいですね。ルカの『うっさいバーカ!』もすごく可愛かったし(笑)。峰不二子っていうと言い過ぎだけど、女盗賊って感じが上手く出てたような気がします。彼女は最初から役をよく理解してましたね。女盗賊って時点で漫画っぽい役じゃないですか(笑)。オーディションの台本って大したことは書いてないわけだから、短い台本の中で与えられた役割がすぐわかるというのは非常に勘がいいと思います。」
中澤祥次郎「(キャスティングについて)わりと本人そのままのイメージで決めさせてもらいました。市道さんは逆に、オーディションではかなり作り込んできて、本人とはまるで違う(笑)。芝居が少しアニメっぽい部分があるのも、ルカという、お金の前では極端になるキャラには合っていたのかな、と思います」
ゴーカイ!航海日誌より
小澤亮太「真央ちゃんはゴーカイジャーで一番しっかり者かな♪ルカの時はやんちゃだけど、色々知識が多くてお世話になってます♪そしてアニメ大好きっ子です♪声優さんとか詳しいんですよ。」
山田裕貴「ルカ、市道真央ちゃん。真央ちゃんはオタクです!(笑)ぼくもオタクなのでオタク仲間です☆アニメが好きで(ちなみにぼくも負けませんが)声優さんの詳しさはピカイチです!いつも声優さんトークで張り合おうと思っていますが勝てません・・・やっぱルカだ(笑)」
清水一希「あだ名は『ぷー』!。ぷーはジャンプオタク!!こないだアニメの録画をしわすれたと絶叫していて、意味不明に八つ当たりされました(笑)悪戯っ子ってよく言われるんですけど、ぷーはいじれません・・・」
小池唯「ルカの(市道)真央ちゃん(ぷー)は、お姉ちゃんみたい!よく面倒みてもらってます(笑)でもね、たまーに妹みたいな感じの時もあるんだよ(0^ ^0)ぷーちゃんは、マンガや声優さんが大好き!携帯の着信音も声優さんの声なので、たまに真似します(笑)」
池田純矢「真央ちゃんも、これまたキャラとはぜんぜん違って、おしとやかで恥ずかしがり屋なイマドキ珍しいくらいの純情乙女! 笑人見知りだからか、初めてちゃんと喋ったのはINから1ヶ月後だったり。でも話すと、お芝居に対しての情熱を誰よりも持っていて、一本芯の通ったパワフルな一面もあって。ギャップ女子、それも、良い面と良い面のギャップだから、尚更すんばらしー!」
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関連項目
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