ルガーP08とは、ドイツの自動拳銃である。
この名称はアメリカの輸入元が名付けて販売して広まったもので、正式名称は「Pistole Parabellum」。
ちなみにドイツ軍の正式名称は「Pistole 08」である。
概要
スペック | |
---|---|
製造 | DWMなど |
全長 | 220mm |
重量 | 870g |
銃身長 | 102mm |
作動 方式 |
トグルアクション式 ショートリコイル |
口径・ 弾薬 |
9mm 9mmパラベラム弾 |
装弾数 | 8発 / 32発 |
有効 射程 |
50m |
ドイツ軍の制式拳銃として第一次世界大戦から第二次世界大戦まで使用された自動拳銃。
実用的な自動拳銃の元祖とされるボーチャードピストルをDWN社の技術者であったゲオルグ・ルガーが改良し、小型化したもので、珍しいトグルアクションという作動機構が採用されており、独特な動きをすることから「尺取虫」とも呼ばれることとなった。
その複雑な機構の為に部品点数も多く、精密でデリケートで、過酷な環境では汚れに弱く、装弾不良や故障を起こしやすかった。
しかし洗練された美しいデザインの銃で、命中精度が高く、とても使いやすいかったため、現在でも愛好家が多く存在する。
また、この銃のために開発された9mmパラベラム弾は現在、世界中で最も多くの拳銃およびサブマシンガンの弾丸として使用されることとなった。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 5
- 0pt