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ルキナ

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ルキナとは、ファイアーエムブレム覚醒の登場人物である。

概要

※シナリオの根幹に関わる記述があるので注意！※

仮面を付けて「マルス」を名乗っていた人物（CV・小林ゆう）の本名。その正体は滅んだ未来から来たクロムの娘。
そのため、彼女の左目にはイーリス王家の者にのみ現れる聖痕が刻まれている。
過去を変えるためにタイムワープし、素性を隠すついでに世界を救う願掛けとして「マルス」を名乗っていた。
世界が滅んだ、あるいは滅びに向かう絶望の中でも屈せず戦い続ける強さを持っているが、心底では未来で失ってしまった両親に甘えたがっており、再び両親を失うことを恐れている。
そのため、物語の真相が明らかになった後はマイユニットを殺害してでも未来を変えようと試みる。
マイユニットが男ならルキナと、女ならクロムと結ばれている（＝ルキナの母親）場合もあるため、その場合はこのイベントも変化する。必見。

パッケージに姿が描かれていることやファルシオンを振るう「ロード」であることを考えると、彼女もまた主人公の一人であると言える。マルスの名を騙っていることからも解る通り、これまでのファイアーエムブレムの王子様タイプの主人公に近い性質を持っており、アイクやエフラムに似せてあるクロムと対になっている。

……と、これで終われば凛々しい女主人公で終わるのだが、一方で彼女は支援会話がネタ満載なことでも有名。
たいていのキャラはそうだが。

軍の中で一番、笑いのツボがおかしい。
服の趣味がちょっと…というか母親に着せようとした服が紐
厨二病セリフを嬉々と解読。
ファルシオン？いいえ、封魔剣エクスブレードです。

ちなみに他の子世代キャラもはっちゃけたキャラが多い。
後半加入なのでキャラが薄くならないようにという製作陣の配慮によるものである。

余談だが、マルスの時は特殊な髪形で自身の長髪を隠していたが、サラシは巻く必要はなかったようである。
しかも、コザキ氏の初期案では完全な絶壁で、スタッフの陳情で少しマシになったという逸話が残っている。
つまり、なくはないです。

運命を変えます！

初期クラスは「ロード」、クロム及びルキナの固有職である。
クロムの娘であり、本作で2名だけ（マイユニが♀だと唯一）の父親依存の子供で、その母親の本来の子供と兄弟関係が発生する。ストーリーの都合上、母親で見た目が変わることはない。

父親がクロムであるため抜群の安定性を誇り、ロードであるため「天空」「王の器」を習得でき、裏剣ファルシオンの性能も高いので仲間になり次第主力として活躍してくれることだろう。母親はできればペガサスナイトになれるほうがいいが、あまり気にすることもない。尚、自分が親である場合「天空」と「王の器」がある分、最強状態のマークを越える強さになりうる。

他作品での活躍

Wii U版「モンスターハンターフロンティアG」

コラボレーション企画としてクロムと共に模した武具が配信された。

詳しくはこちら

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にてルフレと共にプレイアブルキャラクターとして参戦。
Miiverseにて、マルスのカラーチェンジではなく、別枠でルキナ個人として登録されていることが明かされた。

ルキナの体術は、原作でマルスを名乗った縁ゆえか当人であるマルスと同じ。
ぶっちゃけコンパチ。覚醒ではマルスがルキナのコンパチだったが、スマブラではその逆ということになる。
しかしマルスの大きな特徴である剣先で攻撃をヒットさせるとダメージが上がるという仕様はなく、剣撃の威力が平均化されているため比較的扱いやすいキャラとなっているようだ。

身長もマルスよりやや低め。
ゲーム中ではほぼ見えることはないだろうが、左目には原作通り聖痕が刻まれている。
そしてちゃんとなくはないです。

ちなみに原作では彼女も天空を覚えるが、上記の理由からスマブラで天空は使わず、
上必殺技と最後の切りふだはマルス同様「ドルフィンスラッシュ」と「必殺の一撃」なっている。

当初マルスのカラーチェンジとして作られていたが様々な要素が重なり別のキャラクターとして参戦することになったラッキーな例とのこと。（同じように幸運な参戦は過去では大乱闘スマッシュブラザーズDXのガノンドロフがいる）

『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にも続投。
同作ではコンパチブルキャラクターは「ダッシュファイター」として定義され、ルキナもその類として扱われている。
前作で設定されていた身長や剣の長さといった差異は廃止され、前作以上にマルスに近付いた。剣撃の均一化はこれまで通り健在している。
親のクロムもロイ（元々マルスのコンパチだった）のダッシュファイターとして参戦しており、そちらはルキナと違って上必殺技と最後の切りふだが「翔流斬(アイクの天空がベース)」と「覚醒天空」に差し替えられている。

余談だがルキナのカラーバリエーションは全て覚醒の親世代女性キャラに準拠したものになっており、
それぞれノノ・セルジュ・ティアモ・チキ・リズ・サーリャ・スミアを意識した配色になっている(多分)。
ルキナと同じ子世代キャラ達のカラーがないのは残念ではあるが、彼女達は父親次第で髪色が変わるので仕方のないことと言える。

Code Name: S.T.E.A.M.リンカーンVSエイリアン

開発会社つながりで、スマブラで発売されたルキナのamiiboを読み込ませることにより、プレイアブルキャラとして登場する。デザインはCode Name: S.T.E.A.M.リンカーンVSエイリアンのものに合わせており、アメコミチックなデザインとなっている。また、同様にマルス、ルフレ、アイクもamiiboを読み込ませると使えるようになる。

ファイアーエムブレムif

こちらも、amiiboを読み込ませることでルキナが登場する。が、それだけでなく、ファイアーエムブレム０（サイファ）第一弾スターターパデッキ「覚醒編」についてくるダウンロードコードを使うことで魔符の「マルスを名乗る剣士　ルキナ」が使えるようになる。前者には声が付いているが、後者はついていない。
また、前者で登場させたルキナととあるキャラ達には特別な会話が用意されている。誰が特別な会話を持っているのかはここでは明かさないようにしたい。どうやら、「覚醒」のルキナとはちょっと違うようだが……？

ファイアーエムブレムヒーローズ

配信当初から登場。クロムと同じく「ファルシオン」「天空」を使用する。
ターン開始時にHP 50%以下なら速さが上がる「速さの覚醒」や、周囲１マスの味方の攻撃が上がる「攻撃の紋章」を習得でき、クロムと比べて攻撃的な性能となっている。

また、他にも以下の特殊衣装のルキナも登場している。

春色の聖王女ルキナ

外伝「豊穣の春祭り」に登場。
ウサギの被り物をしており、バニーガールの格好をしている。なくはないことがよく分かる。

このルキナは青魔導使いで、自分から攻撃した後にHPを4回復する「青の卵」を使用する。他にも攻撃時に攻撃・速さを上げる「鬼神飛燕の一撃」や、戦闘後に相手の魔防を下げる「魔防封じ」を覚え、相手に手痛い魔法攻撃を与えられる。

大いなる王女ルキナ

本ゲーム配信前に行われた「英雄総選挙」にて女性部門で2位を入賞し、他の上位キャラと共に「大いなる英雄」versionとして登場した。原作のマスターロード衣装のクロムを彷彿とさせる格好をしている。

周囲２マス内の剣・槍・斧・弓・暗器持ちの味方の攻撃・速さを上げる槍「ゲイルスケグル」を武器としている。習得スキルには周囲２マス内の味方の速さを上げる「速さの大紋章」があるので、武器と合わせて合計で速さ+6することができ、前衛兼サポートユニットとして非常に優秀である。

なお、ゲイルスケグルは本人曰く異界の武器らしい。ただ、原作ではDLC限定武器を含めてもこの武器は登場しておらず、謎に包まれている。

謎の剣士マルス

イベント「戦渦の連戦」を進めるとで入手することができる。原作で自らを「マルス」と名乗っていた際の格好。

このキャラは非常に特異であり、ルキナとほぼ同じ能力値で、武器「ファルシオン」以外のスキルを一切習得できない。その為、不要なキャラからスキルを引き継ぐ形で覚えさせる必要がある。
この手間もあるので、所持している剣使いかファルシオン使いが少ない、またはルキナを所持していない限りは優先して育成すべきキャラではないと言える。

神威の射手ルキナ

2018年 7月末に登場した伝承英雄版。風の伝承英雄で、初実装となる青属性の弓を使う。

伝承効果は速さ+3。専用武器の「ソグン」は速さ+3の能力補正に加え、射程1の敵に攻撃した時、戦闘中の自身の全能力を+4させる。専用スキルの「未来を映す瞳」は入れ替えの効果に加えて1ターンに1回だけ自身を行動可能にさせる効果を持つ。

ソグンはゲイルスケグルと同様、異界の武器とされている。この武器も原作では登場していない。

PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD

2015年 9月19日の東京ゲームショウのバンダイナムコブースにて電撃発表。父親のクロムとともに異世界のキャラクターと共演！
スマブラとは異なり、逆にこちらがゲストという形での参戦となる。amiiboでの参戦ではなく、しっかりと物語に絡んでくる。クロムとのペアユニットという形で登場し（そのせいで胸のグレネードが好きなビッグマグナム持ちのとある人とは本作ではソロユニットではないため組めないのが救いなのか残念なのかはどうとも言えない）、スマブラでも共演（？）したストリートファイターシリーズのリュウや鉄拳シリーズの平八、バーチャファイターシリーズの晶たち本人との共闘が実現した。
戦闘では、なんとDLC限定の職業である花嫁にもなって攻撃し、そして、必殺技ではパッケージイラストを再現した構図でフィニッシュとなる。そしてなくはなかったー！やはり何がとは言わないがなくはないです。
作りこみに関しては、バンナムのステージなのにゲストである上に登場キャラであるせがた三四郎のモーションの作りこみ具合を見ればわかるが、全てのキャラがこれと同じかそれ以上の作りこまれているためかなりの再現度を誇っている。興味が沸いたのであればぜひ購入してほしい。