ルシオ(グランブルーファンタジー)とは、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクターである。CV:櫻井孝宏
概要
| 年齢 | 不詳 |
| 身長 | 不明 |
| 趣味 | 人間観察 |
| 好き | 清く正しく美しい者、善き行い |
| 苦手 | 蛇、邪悪な者、りんご |
2016年末。年の瀬も迫り、次の十二神将はどんな子だろうとか騎空士達が予想し合っている中、唐突に登場予告がなされそのあまりにも正体を隠す気のない容姿と偽名に話題を掻っ攫って行くという鮮烈なデビューを果たしたリミテッドキャラ。実際には無関係ではないが割と遠い存在であったのだが。
物腰は基本的に柔らかく理知的だが、戦闘になると凛々しく勇ましい台詞が多くなる。また、ビィのことを『ビィ様』と呼び特別視している様子。
主人公達との出会いは主人公達が『赤き地平』を題材にした演劇を鑑賞しにいったとき。鑑賞後、怖がるルリアとイオを、ラカムが作り話に怖がりすぎだとおちょくっている最中に『作り話とも限らない』と1人の青年が暗闇から歩み寄って来た。
芝居がかった調子で語る青年は主人公の手を取り『世界に危機が迫っている』と告げる。ラカムとイオが青年の真に迫った演技に感心する中、一連のやり取りを見ていた劇団の座長達が自分の劇団に勧誘しようとして言い合いになったり、彼に魅了された女性達が自分が贈り物を渡すのだとそこかしこで喧嘩を始めてしまう。
青年の呼びかけで一旦は収まるものの、彼が『自分のために争わないでほしい』と言った途端争いが再開されてしまい、主人公達は巻き込まれないように急いでその場を離れることにした。
その後、なんやかんやあってルシオと名乗る青年は騎空団に加わることになったのだった。
なんやかんやの詳細(ネタバレ)『何とかグランサイファーにまで帰り着いた主人公達は、青年は一体何を伝えたかったのだろうと話し合う。もしかして自分達の騎空団に入れて欲しかったのではと言ったとき、『それは悪くない考えだ』と言って青年がその場に現れた。
話の続きをしに来たという青年だったが、ラカムはどうやってここまで来たのかと聞いていると警戒し銃を向ける。そんなラカムの様子を見て『君と話すのがこんなに難しいことだとは思わなかった』という青年の呟きが聞こえたかと思うと、主人公の視界が急にねじ曲がり意識が遠のいていった。
朦朧とした意識の中、主人公は青年の声を聞く。これから見せるのは自分の記憶――世界の始まりの光景だと。
目を覚ました主人公の視界には雲海が広がり、青年はそれを『世界の始まりの日の夜明け』だと言った。そして青年は世界創世ついて語り始めるが、『赤き地平』が生まれた段になると話の内容はそちらに移って行く。
曰く、『赤き地平』に通じるとされている『パンデモニウム』に巣食う『赤き地平』の住人『幽世の住人』達は、長き時を経て力を蓄えて空の世界に溢れ出ようとしているとのこと。そして青年がこの世界に降り立ったのは、主人公にそのことを伝え『幽世の住人』達と戦うために力を貸して欲しいからだと。
主人公が頷くと青年は礼を言いつつ、『『幽世の住人』達の侵攻はまでには時間があるから、それまでに自分は人の世のことを知らなければならない。だから主人公の騎空団に入れてほしい』と告げ、再び意識が遠のいた主人公が目を覚ますと元居たグランサイファーの甲板に立っていた。
そこでは先ほど一触即発の雰囲気になっていたことが嘘であるかのように、騎空団の世話になると言う青年とラカム達が談笑している。神妙な面持ちでそれを見つめる主人公は青年にこれからどう呼べばいいかと問い、青年は『ルシオとお呼びください』と答えるのだった。』
グラブルを運営するCygamesの看板とも言える『神撃のバハムート』の人気キャラで、グラブルにも召喚石として実装されていた『ルシフェル』に容姿が酷似していることや、あからさまに偽名でかつ『ルシ』が入っている名前、奥義が召喚石ルシフェルと同じ技名である『パラダイス・ロスト』であるなど登場当初はルシオ、一体何者なんだ……(棒)といった扱いだったのだが、登場からしばらく後に開催された3周年記念イベント『どうして空は蒼いのか』においてキャラクターとしての登場を果たしたルシフェルの設定とは若干異なる部分があり、オリヴィエのフェイトで『ルシフェル本人ではない』と断定はされたもののその正体が誰であるのかは長らく不明のままだった。
それが明かされることになるのは、登場より2年と少し経った5周年記念イベント『000~どうして空は蒼いのか Part.Ⅲ~』まで待つことになる。
性能
リミテッドバージョン 光属性 SSR
基本的には毎月中頃に開催される、ガチャのSSR率が通常の倍となる『グランデフェス』限定のSSR光属性槍『エデン』を入手することによって加入する。
1アビ『イヴ・オブ・シダクション』は、味方全体に耐久値2000のバリアと攻防25%UPを付与。中々強力なのだが持続3ターンに対してCT8は少々重いか。後述のサポアビの効果を持続させるためにバリアは有用になるが、同じくサポアビのおかげで撃たれ弱いこともあり一発で割られてしまうこともしばしば。
2アビ『アウト・オブ・ジ・アッシズ』は、敵に9倍の光属性ダメージ(上限100万)。他キャラのダメアビに比べてかなり倍率が高く、加えて奥義後に撃つと2回発動するので武器が揃っていなくとも大ダメージを期待できる。何故か唐突に上限が引き上げられたがなぜそんな調整が入ったのかは今もって不明である。
3アビ『アウェイクニングス』は、2ターンの間自身の通常攻撃に90%の追撃、TA確率30%UP、闇属性ダメージ75%カット、弱体耐性100%UPを付与する。90%の追撃はかなり強力で合わせてシヴァを召喚すれば一気に相当のダメージを叩きこめる。撃たれ弱さをカットで補い、ほぼ弱体無効のような状態になれるのでかなり強力なアビリティと言えよう。但しTA確定になるわけではないので2ターンSAで終わるという悲しみを背負わないように、連撃UPのサポアビの効果が最大になっているときなど何かしらの連撃補助がかかっている状態で使いたい。
奥義『パラダイス・ロスト』は、自身に次の2アビが2回発動するようになるバフを付与する。他にはサポアビのLBを振っていると味方全体を回復する効果が付く。回復量は最大でも750なのでおまけ程度と考えておいた方がよい。
サポアビは2つあり、1つは1ターン経過ごとに自分の光属性攻撃力を4%UPし、闇属性防御力を3%DOWNさせる。効果は10ターンで打ち止めなので、最大で40%の属性攻撃力UPと30%の属性防御力DOWNの状態となる。強化量も大きいが弱体量も多く、特に闇はアバターなどシュヴァ剣でHPを持っていることが前提となっているかのような高攻撃力の敵がいるので、最近ではデメリットの方が目立つようになってきたか。
もう1つは、毎ターン連続確率UPするが被ダメで解除されるというもの。4ターンで最大になり、DA70%、TA40%とサポアビの効果量としてはかなり高いが被ダメで解除されるのがネック。1アビと3アビを合わせることができれば75%カットとバリアで被ダメを防ぐこともできるのだが、やはりどちらもCTが長いので維持が難しい。特にアバターは特殊技が無属性でカット不能であったり、かなり攻撃力が高くバリアも一瞬で割られるためすぐに解除されてしまうことになるだろう。光マグナは連撃を盛りづらいので維持できるのであれば有用か。
全体的に優秀ではあるのだがCTの長さやサポアビのデメリットが気になるところか。実装当時は光キャラ最強とも呼ばれていたが、オメガ武器の登場で得意武器が刀だけであることによって影が差し、得意武器に剣が追加されたものの他に優秀なキャラが出て来て席がなくなってしまったような状態。
だが短期戦ならば3アビの追撃以上の火力を出せるキャラは光には稀であるし、HPを高く盛れば撃たれ弱くてもそれなりに生き残り続けてくれる。他に優秀なキャラがいるとしても全員が全員全キャラを所持しているわけではないので、有用なキャラが揃っていないのであれば今でもメンバー入りを考慮することもあるだろう。所持していない云々を言い出すとリミテッドであるルシオの方が所持者少ないだろうという話にもなるのだが。
初心者としては2アビで大ダメージを出せるのがありがたいだろうというのもあるので、調整によってキャラが揃っている上級者にも選ばれるようになれる日が来ることを祈ろう。
イベントでの活躍
概要で触れた通り5周年記念イベント『000~どうして空は蒼いのか Part.Ⅲ~』に登場。
PVで登場が予告されていたが、前編での出番は???名義でいずこかより人間と天司の連合VS堕天司達の争いを見守っている様子が描写されるに留まった。
正式な登場は後半に入ってから。ネタバレ『復活したルシファーが世界の遥か上空に存在する神の塔『エテメンアンキ』にたどり着き、世界の創世記の記録を読んでいる最中に姿を現す。
『神室』なる場所にルシファーを導いたルシオは彼との対話を始める。
ルシファーはルシオの正体が、創世神が古の民に自らの意志を刷り込むに作った存在『預言者』である看破し、ルシオも表現に語弊があるとしながらもそれを否定はしなかった。
対してルシオはルシファーに『終末』を齎す計画を破棄し神に対する反抗心も捨てるように諭すが、当然の如くルシファーは聞く耳を持たない。彼のそんな態度を見てルシオは『我が『写身』である貴方が、ここまで私に反発するとは不思議なものだ』と言った。
訝るルシファーにルシオは語る。星の神は星の世界を創る際、かつていた世界……つまり空の世界を模倣する形を取った。人間の形や生態系のモデル、そして預言者。ルシファーは星の神がかつて創世神であった頃に作り上げた預言者であるルシオを模倣して作った存在だと。だが、空の神と半身を別っているためか完全に模倣することができず、預言者としての知識で無意識の内に完全な預言者であるルシオを知っていたルシファーは本能的欠乏感を抱え、自分自身に似せた星晶獣ルシフェルを生み出すことでその欠乏感を埋めたのだと。
自らが預言者の模造品だと知らされ、しかしルシファーは愉快そうに笑う。自分が不完全な存在ならルシオを取り込み完全な存在になれると。
あくまで神々に反抗しようとするルシファーに、ルシオは袈裟のような服に腰まで届くかという長髪の真の姿を現し両者は戦闘を開始した。
激しい戦いを制したのはルシファーだった。ルシオは星晶獣の姿を取って顕現していたことが災いし、コアをルシファーに取り込まれ結果としてその力を増大させてしまうことになった。
強大な力を得たルシファーだったが、覚醒したサンダルフォンと主人公達の前についに敗れ去る。それを見計らっていたように宙空に次元の裂け目が開き、落下する『エテメンアンキ』を吸い寄せ始めた。そして主人公達に『神室』もすぐに次元の間に転移されるので早く脱出するように促すルシオの声がどこからか聞こえて来る。そう、ルシオはわざとルシファーのコアに取り込まれることで、彼を次元の間に永遠に封印する機会を待っていたのだ。
そうして助けに来たベリアル諸共ルシファーを次元の間に放逐し、一連の事件はついに終息した。
それから幾許かの月日が経った後、ルシオはどことも知れぬ劇場の舞台に立って思案していた。
空の民はルシフェルの庇護によって絶滅を免れていた種の筈であるにも関わらず、わざと負けたとはいえ自分を倒したルシファーにさえ打ち勝ってみせた。そんな彼らは、空の神と星の神が統合し再び創世神に戻った暁にはどうなってしまうのか。自分はこのまま神々の御心に沿うだけでいいのか。
答えを得るためにルシオは眠る主人公達を無意識の世界であるその場に呼び出す。主人公達に真の姿を晒し自分がこの世界に必要であるのか、そして自らの主である創世神はこの次元にとって善き存在なのかということを悩んでいることを伝え、答えを得るために主人公達の力を試させてもらうと戦いを仕掛ける。
主人公達が戦いに勝利し結論は出たのかとルリアに問われたルシオは頷いた。空に生きる者は脆弱であるがゆえに絆を育み強くなる。その不完全性は完全であることを凌駕する。だから、空の世界はもう完成しているということが身に染みて理解できた。だからこそ自分も傍観者であることをやめこれからは純粋に空のために力を振るい、いつか主と見えた日には空と人と自分の本当の存在意義を問いだすのだと。
そして主人公達に感謝と祝福(と預言者の腕輪)を与え、主人公達を目覚めさせるのだった。
ストーリー文中では表示されないが、この戦闘でのルシオの名前は『ヘレル・ベン・サハル』と表記されている。ルリアノートにも真の姿でこの名前で登録されるので、これがルシオの本当の名前なのだろう。』
また、イベントには登場しないが4周年記念イベント『失楽園~どうして空は蒼いのか Part.Ⅱ~』で手に入るSSR召喚石『サンダルフォン』を召喚すると、サンダルフォンとルシオだけ隠し効果として闇属性ダメージ30%カットが付与される。
ぐらぶるっ!での活躍
美形の光なる光を発してビィを美ィ形とかいうイケメン?に変えてしまう。
その後1300回に再登場。元々美形の人間に美形の光を浴びせるとオーバーフローしてしまい、溢れる美が大爆発(物理)を起こすということが判明した。
関連動画
関連項目
| グランブルーファンタジーの登場キャラクター | ||
|---|---|---|
| メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン - カイン | |
| サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ - モニカ | |
| パーティキャラクター |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ディアンサ - ロミオ - |
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