『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』とは、2002年7月26日に放送されたルパン三世TVスペシャルシリーズ第14作である。
概要
ルパンファミリーの最初の出会い（ファーストコンタクト）を描いた作品。
この「出会い」をテーマに描くにあたり、原作、今までのTVシリーズ及びTVスペシャルの既出設定を一旦リセットしているが、ラストシーンの演出によって一応の整合性は保たれている。
また、過去の作品を彷彿とさせる演出が随所にある。（ルパンと五ェ門の対決シーンはTV第1シリーズ第5話「十三代目五ェ門登場」とほぼ同じだったり、同じく第1シリーズ第1話ラストの「裏切りは女のアクセサリーみたいなものさ」というルパンのセリフが出てくる、等）
演出、脚本の良さ、またコミカルだけではないルパンファミリーの持ち味が発揮されており、TVスペシャルシリーズの中でも、特にファンからの評価が高い。
2011年に実施された「ルパン三世アニメ40周年記念 マイ・ベストエピソード投票」の「TVスペシャル部門」では本作が第1位に選ばれている。
脚本はTVスペシャル第9作「ルパン三世 ワルサーP38」と同じく米村正二。こちらの作品もまた評価が高い。
オープニングテーマとエンディングテーマに、「ルパン三世のテーマ」が使われた初めての作品でもある。
あらすじ
ある夜、次元大介は女性記者のエリナにルパン三世との初めての出会いを語り始める。
様々な事件の中、ルパンとの出会い、ルパンと峰不二子の初めての出会い、銭形警部とルパンの出会いなどが明かされる。そしてお宝「クラム・オブ・ヘルメス」を追う中、ルパンたちの運命、人間関係は錯綜していく。
スタッフ・キャスト
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