ルージュラとは、ポケットモンスターに登場するNo.124のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | ルージュラ | タイプ | こおり エスパー |
英語名 | Jynx | 高さ | 1.4m |
分類 | ひとがたポケモン | 重さ | 40.6kg |
全国図鑑 | #124 | 特性 | どんかん |
ジョウト | #153 | よちむ | |
ホウエン | #― | 隠れ特性 | かんそうはだ |
シンオウ | #― | グループ | 人型 |
イッシュ | #― | 孵化歩数 | 6400歩 |
カロス | #084(マウンテン) | 性別比率 | ♂:00.0% |
アローラ | #110 (USUM/アローラ・メレメレ) | ♀:100.0% | |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 特攻+2 |
進化 | ムチュール → ルージュラ(Lv30) |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド
- にんげんのような ことばを はなすが まだ なにをいっているか ふめいで げんざい けんきゅうされている。
- ポケットモンスター青、ポケットモンスターリーフグリーン
- こしを ふるように あるいている。ゆだんをすると おもわず つられて おどってしまうという。
- ポケットモンスターピカチュウ
- どくとくの リズムを もつらしく おどるように かろやかに うごき こしをふる ようにして あるく。
- ポケットモンスター金、ポケットモンスターハートゴールド
- リズミカルに からだを ゆらしている。そのときの かんじょうに よって リズムは ことなるらしい。
- ポケットモンスター銀、ポケットモンスターソウルシルバー
- にんげんの ような ことばも はなしているが それよりも おどりで きもちを つたえるらしい。
- ポケットモンスタークリスタル
- なきごえは なんしゅるいか パターンが あって それぞれ いみが きまっているらしい。
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
- おどるような こしつきで リズミカルに あるく。その うごきは みている ひとも
おもわず こしを ふってしまうほど かろやかなのだ。 - ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
- なきごえは まるで にんげんの ことばのように きこえるが いみは まったく りかいできない。
- ポケットモンスターウルトラサン
- どくとくの リズムで こしを ふる。 アローラに すむ ルージュラは そのキレが じつに すばらしい。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- にんげんの ことばのような ふしぎな なきごえ。 ルージュラに うたわせる きょくを つくる おんがくかもいる。
概要
- みんな大好きまさこさん。特徴的な鳴き声と美しい容姿を併せ持つポケモン。ポケモンスタジアムでの悩殺キスポーズや倒れたときのモーション(通称バナナ)も印象深い。
- 赤いドレス風の外観(表皮なのか皮膚なのかは言及されていない)、分け目深い金髪、そして名前にもなっている整った唇が特徴。見た目通りメスしか存在しない。後に進化前の姿であるムチュールが登場。
- 唯一のあくまのキッスの使い手。性能は命中率75%で相手を眠らせる(ようは眠り粉と同じ)となかなか。第六世代からはねむりごなの無効化範囲が広がり、事実上の上位互換となった。
- 特攻は禁止級とメガシンカを除けば氷ポケモン中2位。めいそうかわるだくみで更なる強化も可能。素早さもそこそこ高く、スカーフを持たせれば150族(メガフーディン、メガプテラ)を抜けるステータスとなっている。
- 防御種族値はポッポ以下で、物理耐久は最終進化系の中でも最低クラス。HP無振りなら防御を6積みした状態でも一致物理弱点を耐えないことがある。一方の特殊耐久はそこそこにあり、めいそうかひかりのかべを使えば更なる強化もできる。
- 分厚い唇、黒い肌の容姿から「人種差別だ」といちゃもんをつけられた過去がある(具体的には黒人)。南国美女的なモチーフは感じられるものの、製作サイドに深い意図はなく、赤・緑のプロトタイプ版ではルージュラの元となったと思われる雪男のような没ポケモンがおり、氷タイプであることもこれを裏付けているとされている(ウルトラ怪獣との関連を多数指摘されているので、伝説怪獣ウーがモチーフという説もある)。また当時のコギャルブームもありガングロ女子高生、女子大生が元になっているという説も有力である。
ただしそれが原因かは不明だが、国内および海外版の金・銀以降は、公式イラストの肌が黒から紫に変わっている(ナゾノクサの三進化も色反射の問題か、これと同様の理由なのか本体の色が明るめに指定されている)。ルージュラに限って言うなら、氷っぽさと某元ネタっぽい肌の質感には近づいた。
ルージュラ、その美の歴史
第一世代
当時最強クラスのタイプであった氷とエスパーを併せ持つ。
ステータスは並みより高い程度だが、上記のタイプへの耐性があることに加え、特殊と素早さが高いという当時有利だった構成(高いすばやさ=特殊アタッカーという時代)であり、物理技の少なかった当時の炎技もほとんど苦にせず、猛威を振るっていたケンタロスやスターミーに対してもこれといって致命的な弱点がない事から互角に渡り合える数少ないポケモンだった。
技構成は自力で覚えるふぶきに加えて教え技のサイコキネシスという二つの一致技、そしてあくまのキッスは鉄板というべきものであり、例え先手を取られても一度耐えさえすれば眠らせるか凍らせる事ができる。
その他にものしかかりで物理対策&まひを狙ったり、相手が動けない間にかげぶんしんを数回積んで全抜きを狙うなど、強力な補助技も覚える事ができた。ちなみに当時は数少ないれいとうパンチの使い手でもある(他はエビワラーのみ)。
まさに、美しさと強さを兼ね備えた優秀なポケモンだったといえよう。
しかしその美しさに嫉妬したゲーフリの嫌がらせにより、赤緑ではNPCとの交換でしか入手することができず、イロモノ感のある見た目のせいか当時の子供人気はさほど高くなく発売当初はあまり話題になっていなかった。しかし性能がいい技が多いことなどから評価され、一部のトレーナーは涙を飲んでルージュラを運用していたという。実際、1997年の第一回ポケモンリーグで優勝した北陸代表のプレイヤーもルージュラ(まさこ)を使用していた程である。
第二世代
似たような仲間達(エレブーとブーバー)と共に進化前が登場。進化前のムチュールはてんしのキッスを覚えられるものの相変わらずルージュラにはあくまのキッスしか覚えさせてもらえなかった。
また、氷、エスパーの大幅な弱体化や、ねむねご戦法の登場によるあくまのキッスの相対的な弱体化、物理技の需要増大など、ここでもルージュラの美しさに嫉妬したゲーフリの嫌がらせを受ける事となる。
第三世代
特性というものが実装されルージュラ使いのトレーナーは誰しもがルージュラの特性は「メロメロボディ」である、と信じて疑わなかった。しかし与えられた特性はまさかの「どんかん」。あくまのキッスに続き特性までも容姿に似合わないものを実装という仕打ち。ゲーフリの嫉妬以外のなにものでもない。
第四世代
新たな特性「よちむ」を習得。しかし、仲間達は揃って進化先を手に入れたというのに何故かルージュラには与えられなかった。ゲーフリのルージュラに対する嫉妬は計り知れない。眠り技の需要増大、きあいだまや霰パでのスカーフふぶきなど強化こそされたものの周りもそれ以上に強化されているので出遅れ感が否めない。
第五世代
9/28にPDWで追加された「古びた洋館」に進化前のムチュールが登場。はれて夢特性が解禁された。・・・がその特性はかんそうはだ。(進化前のムチュールはうるおいボディ)ゲーフリのルージュラ美しさに対する嫉妬は止むことを知らない。ただし既存の特性であるよちむ・どんかんより実用性のある特性ではあるので今後の活躍が期待される。
第六世代
フェアリータイプの技ドレインキッスを習得。苦手な悪に対する新たな有効打を得ると同時に貴重な回復手段を獲得。かんそうはだとの相性も良好である。更に特性どんかんの仕様が変わり、ちょうはつを無効化できるようになった。ちょうはつをスカして積んだりあくまのキッスを打てるのは強力。
この世代よりねむりごなが草タイプや特性ぼうじんで無効化されるようになったため、命中率がねむりごなと同じだったあくまのキッスは相対的に強化された。
関連動画
ルージュラでやれシリーズ
下の動画は改造を用いて本来覚えさせられない技を使用しバトルしている。トレーナーがルージュラでこれを見たいのは十分承知しているが、ルージュラでこれをやるとエロすぎてR-18動画になりかねないのでサーナイトで我慢して欲しい。
関連静画
関連項目
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