神秘の力操りし者、まばゆき光となりて、龍の眼に今宿らん!
融合召喚!出でよ、秘術ふるいし魔天の龍!
ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!
ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとは、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」に登場するカードである。
概要
榊遊矢が使用する、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」がペンデュラム融合した姿。
融合・効果モンスター
※アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第26話による
星8/闇属性/ドラゴン族/ATK 3000/DEF 2000
「ペンデュラム・ドラゴン」モンスター+魔法使い族モンスター
(1):このカードは融合素材とした自分フィールド上に存在した魔法使い族モンスターの
元々のレベルによって以下の効果を得る。
●レベル4以下:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回まで相手モンスターに攻撃できる。
●レベル5・6:このカードは1度のバトルフェイズ中に3回まで相手モンスターに攻撃できる。
●レベル7以上:このカードは1度のバトルフェイズ中に5回まで相手モンスターに攻撃できる。
初登場はVS方中ミエル戦。
うっかり柚子の落とした「融合」をデッキに入れてしまっていたために、ここぞという場面で使えない「融合」を引いてしまった遊矢だったが、そのとき突如遊矢の頭に謎のイメージが浮かぶ。そして、ペンデュラム召喚された「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」とアドバンス召喚された「星読みの魔術師」を融合し、このカードが融合召喚された。
レベル5の星読みを素材にしたことで3回攻撃を可能とし、ミエルの「占術姫ウィジャモリガン」「占術姫ペタルエルフ」「聖占術姫タロットレイ」を次々と攻撃してフィニッシャーとなった。
この後「融合」は柚子に返却されたため、もうこのカードは使えないかと思われたが、VS権現坂戦では「EMトランプ・ウィッチ」のペンデュラム効果によって、オッドアイズと星読みで融合召喚。3回攻撃によって、攻撃宣言時に効果を発揮する「EMラクダウン」の効果を連続で使用して「超重荒神スサノ-O」を弱体化させ、さらに貫通ダメージを与えた。
その後、バトルフェイズ中にトランプ・ウィッチの効果で、このカードはさらに「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の融合素材となった。
MCSでは遊矢が「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」やエクシーズ召喚を多用していたため、なかなかこのカードが登場しなかったが、VS赤馬零児戦で久々に登場。オッドアイズと星読みを素材に融合召喚され、3回攻撃で零児の「DDD烈火王テムジン」、「DDD怒涛王シーザー」、「DDD疾風王アレクサンダー」を戦闘破壊した。
しかし次のターン、「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の効果で除外された。
フレンドシップカップのエキシビションマッチ、VSジャック戦でも登場。「EMトランプ・ガール」の効果によって、トランプ・ガールとオッドアイズを素材に融合召喚。レベル2のトランプ・ガールを素材にしたことで2回攻撃を得たが、1回目は「魔回避」、2回目は「リジェクト・リボーン」にそれぞれ攻撃を無効にされ、次のターン、「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト」の効果で破壊された。
攻撃名は「(連撃の)シャイニー・バースト」。1回目の攻撃には「連撃の」がつかない。ただし、VSジャック戦での直接攻撃時には、直接攻撃なので1回しかできないにもかかわらず「連撃の」をつけていた(トークンが特殊召喚されて攻撃対象を変えたので、結果的に2回攻撃にはなったが)。
攻撃の際には背中のリング状の装飾に3つの光球が現れ、攻撃ごとにその内の1つから光線が放たれる。2回攻撃だとしても光球は3つ現れる。
連続攻撃の条件となる魔法使い族モンスターについて、初登場時(23話)の遊矢は、フィールドから融合素材にする必要があるという旨の説明をしており、アニメ26話で確認できるテキストでも実際にそう書かれている。しかし、なぜか公式サイト「熱血!デュエル塾」講義26で確認できるこのカードのテキストは「自分フィールド上に存在した」が単に「自分の」に書き換えられており、アニメ26話についても、遊矢の台詞には「フィールド上の」という言葉はない。
今のところフィールド以外から素材にされた例はないため、どちらが正しいのかは不明。
「ペンデュラム・ドラゴン」モンスターと魔法使い族モンスターが融合した姿。同じ融合体のビーストアイズに比べると、手足や背中のリングなど、無機物の要素が強くなっている。右目は元と同じ緑色をしており、左目には眼帯のようなものがつけられている。
記事最上部にあるのは「星読みの魔術師」と「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を素材にした場合の口上。「EMトランプ・ガール」を素材にした場合は、「神秘の力操りし者」が「あやかしの技を操りし者」に変わる。
また、「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の口上でも、このカードは「魔天の龍」と呼ばれている。
OCG版
「THE SECRET OF EVOLUTION」(2014年11月15日発売)でOCGに登場。
融合・効果モンスター
※「Vジャンプ」2014年12月号、113ページによる
星8/闇属性/ドラゴン族/ATK 3000/DEF 2000
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」+魔法使い族モンスター
(1):このカードは、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」以外の
融合素材としたモンスターの元々のレベルによって以下の効果を得る。
●レベル4以下:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
●レベル5以上:このカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
(2):フィールドのP召喚されたモンスターを素材として
このカードが融合召喚に成功したターン、このカードは相手の効果を受けない。
攻撃回数が最大3回までとなったが、代わりにP召喚されたモンスターを素材にした場合の効果が追加され、ペンデュラム融合をした際のメリットが付加されている。一方で、連続攻撃を得る素材の条件は必ずしもフィールドからである必要はなくなっている。素材指定は「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を名指しで指定しており、素材の範囲は狭まった。
素材指定の片方は固有のカードなので、当然それを採用するデッキでの融合が主となる。「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」のサーチに対応する星読み・時読みの2体あたりが狙いやすいところか。あるいは、「召喚僧サモンプリースト」から「E・HERO プリズマー」を出し、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」のカード名を得る手もある。しかし、融合用のカードも用意しなければならないため、融合しないデッキにいきなり投入するのは難しい。
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」についてはカード名を直接指定しているため、融合素材代用モンスターを利用したり、「融合準備」によるサーチが可能。魔法使い族モンスターと融合素材代用モンスターで出すのも手。
素材にしたモンスターのレベルに応じて連続攻撃が可能。レベル5以上ならば3回攻撃が可能だが、2回でも十分。レベルを持たないエクシーズモンスターでは利用できないため、「No.11 ビッグ・アイ」などの魔法使い族エクシーズモンスターを素材にしたとしてもこの効果は使えない。
融合召喚を利用するタイプの【ブラック・マジシャン】デッキに、融合素材代用モンスターを入れたうえで採用することもできる。この場合は3回攻撃も狙える。また、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」をそのまま採用するならば、それを「呪符竜」や「竜騎士ブラック・マジシャン・ガール」の素材に利用することもできる(このカード自体も素材になる)。しかし、当然ながら「ティマイオスの眼」には対応しないので、融合モンスターを出す手段がそれの場合は投入できない。
アニメでは、素材指定上、ビーストアイズとこのカードは互いに互いを融合素材にできたが、OCG化に際し、こちらは向こうを素材にできなくなり、一方通行となってしまった。しかし、固有のカード名を指定しているため、「E・HERO プリズマー」などのサポートを受けられる利点もある。
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関連項目
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