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レイジ(ガンダムBF)とは、ガンダムビルドファイターズの主人公である。CV:國立幸
概要
イオリ・セイの対となる、もうひとりの主人公。
フルネームはアリーア・フォン・レイジ・アスナ。
燃え上がるような赤い髪の少年。
セイと同年代の少年だが日本人ではなく服装も異質で、ガンプラバトルを「闘技大会のようなものか」と言い、ガンダムやガンプラどころか炭酸飲料なども知らないという世間ズレした世間知らず。
我侭で喧嘩っ早く自信家だが、義理堅く、受けた恩や借りは返す主義。
パンの食い逃げ犯として追われていたのをセイに助けられ、セイへの恩義の証として宝石のような不思議な青い石を渡して「困ったことがあったらその石に祈れ」と言い、「どんな時でも、どんな状況でも駆けつけて状況を打開する」と約束すると共に己に誓った。同じ石が嵌った腕輪を着けており、石を介してセイの祈りを知ることが出来る様子。
セイがサザキ・ススムのギャンとのバトルに敗北しそうになった際、セイの「負けたくない」という祈りに応じてセイの元に現れ（この時、セイの青い石が輝いていた）、セイの代わりにビルドストライクガンダムを操りギャンを撃破。己の言を違わずセイを救って見せた。以後、セイの青い石はGPベースのくぼみに嵌め込まれている。
セイの渾身のガンプラであり高い機体性能を持つがそれ故に操縦難であるビルドストライクを、ガンプラバトル自体が初めてでありながら、少し動かしただけで「だいたい分かった」と言い放ち手足のように操って見せるという凄まじいバトルセンスを持ち、セイの父であるイオリ・タケシと同種の、セイの理想のマニューバを見せている。
青い石を渡した後やサザキとのバトルの後に少し目を放している間にいなくなる、バトル中のセイの元やイオリ家に唐突に現れるなど神出鬼没。
本人曰く、異世界「アリアン」の王位継承者で、王家の秘宝の力で世界を行き来しているらしい。（セイは信じていない）
実際、前述の不思議な石や神出鬼没さ、ユウキ・タツヤのザクアメイジングに敗北した際の「オレが、こんなオモチャのバトルで…」という「本物の戦い」を知っているような発言など、異世界人であることを感じさせる描写が多い。
プラフスキー粒子発生装置を独占するPPSE社のマシタ会長に至っては「アリアン第一王子」であるレイジがガンプラバトル世界大会に出場していることに大いに狼狽し、レイジを大会から排除しようと様々な妨害工作を行うほどだった。
不思議な石は「アリスタ」といい、ニルス・ニールセンの調査によるとプラフスキー粒子の結晶体らしい。
当初こそガンプラバトルやガンプラ自体への興味はさしてなかったが、様々なファイターとのバトルやラルさんの言葉を受け、ガンプラバトルを真剣に楽しむようになっていく。
ガンプラ作りに関しても当然ド素人で、ガンプラのメンテナンスやリペアはセイが全てやっていた。しかしガンプラバトル世界大会の会場で出会った謎のガンダムマニア（実はセイの父・タケシ）にガンプラ作りの特訓を受け、セイ（ビルダー）の思いを知ると同時に、男の持っていたニッパーを譲り受けビルダーとしての基礎スキルを身に付けた。
ちなみに初作成したガンプラはビギニングガンダムで、ガンプラアニメとしては先達の模型戦士ガンプラビルダーズが出展となるガンプラである。初めて作ったガンプラということで思い入れがあったようだが、20話でキュベレイパピヨンに粉砕されてしまう。しかしその後修復（あるいは作り直し）したらしく、23話でセイ操縦のビルドガンダムMk-Ⅱとのエキシビジョンマッチで再び使用している。
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ
本人は直接登場しないものの、本編のラストにて彼の妻となったアイラとその間にできた娘が登場。
また、あの世界で作り上げたビギニングガンダムは今でも大切に飾られており、セイとの絆は切れてはいないことが改めて再確認された。
外部出演
アーケードカードゲーム「ガンダム トライエイジ」では、セイと共にビルドMS3弾から実装された新モード「ビルドファイターズモード」のナビゲーターを務める。ビルドMSシステム全般も担当するセイと比べると出番は少ないが、それでもビルドファイターズモードをやる度に声を聞くことになるので「本編未試聴のプレイヤーでもセイとレイジの声には聞き慣れている」ということは珍しくない。
また、パイロットカードとしても排出される他、ビルドファイターズモードではクラスアップバトルの相手（CIII→CII時）やSPライバルとしても登場。クラスアップ版では手加減しているが、SPライバル版では本気なのか凄まじいアクション精度を誇る上、僚機のシン・アスカとジュドー・アーシタも含めて本編さながらの実力を誇る新世代の戦士として立ちはだかる。なお、レイジの搭乗するスタービルドストライクは、このバトル限定のビルドウェポン「バッティングラム」で劇中では実現しなかった野球勝負の「打つ方」で攻撃してくることがある。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
関連人物
- イオリ・セイ(最高のパートナー)
- コウサカ・チナ(相棒の彼女)
- ユウキ・タツヤ(最強のライバル)
- リカルド・フェリーニ(死闘を繰り広げた戦友１)
- ヤサカ・マオ(相棒と同じく戦友２)
- アイラ・ユルキアイネン(たまたま知り合った生意気な女、後に結婚し子供を授かる)
- ニルス・ニールセン(ガンプラの楽しさを戦って教えた戦友その３)
- サザキ・ススム(本編１話で彼をガンプラバトルで叩きのめす)
- イオリ・タケシ(ガンプラビルドを教えてくれた師匠)
- イオリ・リン子(相棒の母、「ママさん」と呼び慕っている)
- ラルさん(バトルの基本を教え込まれた師匠)
- マシタ会長(自分の世界の平民。保身のためその身を狙われていたが不祥事を起こされ泣きつかれる)
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