レイプマンとは、みやわき心太郎の漫画、および同作を原作としたビデオ映画、アニメである。正式なタイトルは『THE レイプマン』。
概要
最近の社会の情勢ではまずどこの雑誌にも載っけてもらえないであろう、レイプを題材とした作品。依頼を受けて任務をこなすというゴルゴ系の漫画である。
レイプされて泥棒から足を洗う、百合趣味をやめる、マラソンの競技中にレイプされ1位に500mも引き離されるがすさまじい勢いで追い上げて1着でゴールインなど、一般人の目からみるとおかしすぎる超論理と超展開が多い。また、レイプの依頼者がターゲットの親というケースがよくある。(特にOVA版は全2話中で両方ともターゲットの親が依頼人。)あんたら鬼畜か?また、エピソードの最後は何故かいい話に持って行きたがる傾向がある。
主人公である岩崎圭介は当然の如く裏家業を隠してはいるのだが、裏の世界では有名どころか一部では正体までもが知られてしまっている模様。実際、原作ではニューヨーク市警や英国王室から依頼が来たり、依頼者が逆にターゲットからの依頼により逆襲されてしまったり、挙句の果てにターゲットにされた女性がレイプマンに復讐する為にあえて自分をターゲットとして襲うように依頼(わざわざ仁介の不動産屋に律義にやって来て依頼して来る)するといったエピソードもあり、突っ込みどころを挙げたらホントキリがない・・・。
こんな漫画なので、「レイプを肯定・美化している」と、女性団体からの猛反発猛抗議をうけ、最終的に連載は打ち切られている。後に別の雑誌に続編も連載されたが、こっちも同様に打ち切られてしまい、単行本化すらされないままである。その割にはオリジナルビデオドラマが計9作も作られる程に人気を博し、また下記の通り、OVA化もされている。
OVA版はメインキャストがかなり豪華で、堀内賢雄、辻村真人、こおろぎさとみ、勝生真沙子と、そうそうたる顔ぶれである。仕事選べよ・・・。
登場人物
ここではOVA版を基準としています。
- 岩崎圭介(CV:堀内賢雄)
主人公。表向きは女子高の体育教師だが、その裏の顔は依頼を受けて女性をレイプする性技の味方・レイプマンである。高い身体能力、ヤクザ相手にガチバトルできる程度の戦闘能力、レイプした女性をイカせてしまう性技をもつ。「騒ぐな。俺はレイプマンだ」「これじゃ、まるで悪党の手先じゃないか!(原作のセリフ。レイプマンが指名手配された件について。)」などの迷言がある。 - 原岡仁介(CV:辻村真人)
不動産屋を経営しているおっさん。関西の出身で、主人公に依頼を持ってくる。 - 一文字由香(CV:こおろぎさとみ)
OVA第1話のターゲット。圭介の高校の生徒で面食い。イケメン(という設定)の達夫というチンピラと付き合っているが、ヤクザである由香の両親は顔だけのヘタレである達夫と付き合うことが気に入らず、組の幹部の政善(ゴリラみたいな顔のおっさん)と結婚させようとするが、彼女はそれに反発している。達夫と別れさせるため、由香の母は由香をレイプすることを依頼してくる。 - 大谷真紀(CV:勝生真沙子)
OVA第2話のターゲット。父は怪盗といわれた「怪盗45号」こと大谷某という人物で、彼女はその血をひいたのか、父から何も教わっていないにも関わらず、若くして怪盗と呼ばれるようになっていた。しかし、父の大谷某は自分の怪盗生活の結果、下半身不随になってしまった事もあってか、彼女が怪盗として名をはせることを良く思わず、盗みをやめさせるためにレイプを依頼してくる。
関連動画
OVA版は声優が堀内賢雄さんということから、中の人繋がりのMADが存在する。
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関連項目
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