レイプ単語


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レイプ
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レイプとは、以下のことを意味する言葉である。

  1. 強姦」「強奪」などを意味する単語(rape)。本項で解説
  2. 植物の「セイヨウアブラナ」(rape)。ラテン語カブ(rapa)に由来。上記の悪い印を避けるために、栽培品種の名前であるキャノーラ(canola)をセイヨウアブラナ全体を表す言葉として使用する場合が多い。

概要

ラテン語で奪う・引っ手繰るを意味するrarepeに由来する言葉で、強姦や性的暴行といった意味合いの他、強奪・略奪・破壊などの意味も有している。

ネットスラングとして使われる場合は「圧倒的、もしくは一方的に何かを打ちのめしているさま」と言う意味で使われる事が多い。

ちなみにクラウザーさんは1間に10回以上発言できる。

※言うまでもなく劣悪な犯罪行為であり、ネット上でも安易な使用は控えるべきである。

犯罪としての強姦(強制性交等罪)

刑法第177条(強制性交等罪)
 13 歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5 年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

刑法178条2項(準強制性交等罪)
人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。

刑法第179条2項(監護者性交等罪)
 18 歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによ響力があることに乗じて性交等をした者は、第 177 条[強制性交等罪]の例による。

刑法181条2項(強制性交等致死傷罪)
 第177条、第178条第2項若しくは第179条第2項の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯し、よって人を死傷させた者は、期又は6年以上の懲役に処する。

刑法第241条(強盗・強制性交等罪)
 強盗の罪若しくはその未遂罪を犯した者が強制性交等の罪(第 179 条第 2 項の罪[監護者性交等罪]を除く。以下この項において同じ。)若しくはその未遂罪をも犯したとき、又は強制性交等の罪若しくはその未遂罪を犯した者が強盗の罪若しくはその未遂罪をも犯したときは、期又は 7 年以上の懲役に処する。
 前項の場合のうち、その犯した罪がいずれも未遂罪であるときは、人を死傷させたときを
除き、その刑を減軽することができる。ただし、自己の意思によりいずれかの犯罪を中止し
たときは、その刑を減軽し、又は免除する。
 第 1 項の罪に当たる行為により人を死亡させた者は、死刑又は期懲役に処する。

概要

 本項においては、上記にかかる犯罪について述べる。強姦罪について平成29年刑法一部改正により、名称及び構成要件が変更され厳罰化した。そして、集団強姦罪(旧刑法第179条)は止された。また、監護者性交等が新設され、これらの罪は非親告罪化した。これら改正は、すべて施行(平成29年7月13日付け)されている。

 これら犯罪件数は年々減少傾向にはある。また、刑罰の量刑は裁判員裁判が開始されたあと年々重い量刑で処理されることが増えている。

保護法益及び構成要件

保護法益

 これらの罪は、個人的法益に対する罪である。保護法益は、特に性的自由(性的自己決定権)の侵とされている。性的自由とは、人が自己の意思によって、(からも強制されず)性交渉をはじめとする性的な行為を行う自由のことである(この点、種々議論が展開されているが、割愛する)。

構成要件

 平成29年刑法一部改正により、旧規定とは異なる点があるが、詳しくは述べない。

  • 強制性交等罪(旧強姦罪)

 本罪の体は、旧規定では男性のみと制限され身分犯であったが、改正され男女を問わず処罰される。そして、客体についても男女の性差関係がない
 これについて、旧規定主体は男性のみであったことが批判されており、この点が是正された。客体の面では、男性被害者についても一様に保護されることとなったといえる。

 行為は、「暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交」である。
 「暴行又は脅迫を用いて」とは手段として被害者に対し、暴行脅迫を行うことであるが、この程度は、「反抗を抑圧する程度」の必要はなく、被害者「反抗を著しく困難にする程度の暴行及び脅迫行為のことである1。これについて要件の緩和について批判があるが、これらの要件がなければ不意な刑罰を生みかねず妥当でないと反論がなされている。
 「性交、肛門性交又は口腔性交」は、以前は「姦淫」のみであったが、緩和され処罰範囲が拡大した。
 「性交」とは、女性器内に男性器を挿入する行為であり、「肛門性交及び口腔性交」は肛門及び口腔等に挿入する行為である。後者は、旧規定では強制わいせつ罪(刑法176条)で処罰される行為であったが、強姦罪の客体を男性に広げるにあたり、広げることとなった行為であり、この行為による被害者の精神的なショックは性差の違いはないこともあげられる。
 また、これらへの挿入について手術等で形成され膣及び陰茎についても含まれると解される2

 さらに、13歳未満の者に対しては、暴行及び脅迫行為を用いず、かつ、同意等があったとしても本罪は成立する。

 法定刑は、「5年以上の有期懲役」である。旧規定では「3年以上」であったが、刑の下限が引き上げられることで強盗罪(刑法236条)と同等の刑となった。そして、これに伴い強姦罪の加重規定であった集団強姦罪(刑法刑法172条の2)は止された。下限が「5年」となったため、酌量減軽(刑法66条)がなければ、執行猶予が付されることがなくなった。

1 最判昭和24年5月10日刑集3巻6号711ほか

2 前澤貴子性犯罪規定に係る刑法改正法案の概要exit」4

  • 準強制性交等罪(準強姦罪)

 本罪は、精神の障害等で抵抗のできない被害者に乗じて、または乗じさせて、前条の性交等を行う罪である。

 「心神喪失」は、精神の障害等で「正常な判断力を失った状態」をいう(刑法39条とは異なる)。「抗拒不能」とは、物理的身体的及び精神的(疾患等や支配従属関係も含める)に抵抗できない、抵抗できなくさせることである。具体的には、理な飲をさせる行為や物等で抵抗できない状態にさせる行為などである。

 法定刑は、強制性交等罪と同様である。

  • 監護者強制性交等罪

 本罪は、18歳未満未成年者の保護を拡する趣旨で規定された。これには、強姦罪の暴行及び脅迫行為の要件や準強姦罪の抗拒不能の要件に至らない行為によって、性交等が行われた場合、旧規定では刑罰の軽い児童福法(34条6項)で処理されているケースが多数あったためであり、このような立場を利用した行為を処罰できるよう規定されたのである。

 「現に監護する者」とは、一般的には民法第820条の監護する者があたるとされる。これに加え、法律上の監護権の有に限らず、居住の提供生活費の提供など実質的にと同視し得る関係を持つ者(養護施設などの職員等)にも適用されると考えられている。

 しかし、スポーツ導者や教師などには本規定は適用されないと考えられている1

前澤貴子性犯罪規定に係る刑法改正法案の概要exit」7-8

  • 強制性交等死傷罪

 本罪は、強制性交等罪や監護者性交等罪などを基本犯とする結果的加重犯である。

 「死傷」について、傷の意義は、傷罪(刑法204条)と同様であり、「人の生理的機する」行為が全て含まれる。この点、女性であれば処女膜の裂傷程度で足りると考えられている。またPTSDなども含まれるが、強制性交等罪の行為後、自殺に至った場合は含まれないとされている。

 法定刑は、「期又は6年以上の懲役」である。強制性交等罪が「5年以上」となったため、「6年以上」に引き上げられている。

  • 強盗・強制性交等及び同致死罪

 本罪は、旧規定では、強盗犯人強姦を行った場合のみに限られ、強姦犯が強盗を行った場合は、併合罪として処理されていたものであったが、平成29年刑法一部改正により処罰範囲が拡大した。

 つまり、強姦犯が強盗を行った場合でも処罰されうる。そして、どちらの罪が未遂犯に留まったとしてもどちらかが既遂に至れば、本罪により処罰される。どちらも未遂で終わった場合や中止した場合、減軽又は免除が認められてる。

 法定刑は、その悪質性から「期又は7年以上の懲役」であり、被害者死亡させた場合は、「死刑又は期懲役」のどちらかとなる。

非親告罪化

 これらの罪は旧規定では親告罪(旧刑法180条)であり、被害者告訴がなければ、起訴に至ることができない犯罪であった。この点について、名誉やプライバシーの観点から認められていたのである。しかし、各種議論があるが、代表的には、親告罪とすることで被害者の負担が生じていることが被害者側からのヒアリング等で明らかになっており、この点を重要視して改正されたものとされる1

 この点、問題とされることは、検察側が被害者の事情を酌まないで起訴に至らないかという被害者保護の観点からの懸念がある。

前澤貴子性犯罪規定に係る刑法改正法案の概要exit」10

参考文献

作中でレイプ描写、レイプを匂わす描写のある作品

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目

何かを酷く劣悪に改変してしまっているという意味あいで使われる場合。

(に五感へ)過剰にしい刺を与える事でおかしくなってしまうと言う意味あいで使われる場合。

その他

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レイプ

1171 ななしのよっしん
2025/05/18(日) 15:35:34 ID: zAfYSOqOZr
レイプは「殺人」と呼ばれてるけど、フェミ女(似非フェミニスト)はレイプという言葉を軽率悪用して気に入らない相手を陥れるための武器に変換してるよね。
草津冤罪が良い例で草津叩きを扇動したフェミ女共は謝ったら死ぬ病だらけだったし

そのような事例のせいで本当にレイプ被害に遭った人がをあげにくくなる可性もあるけど、その原因であるフェミ女は責任取らずに逃亡して安全な場所で「無敵の人」を気取りながら実在の性被害はそっちのけで萌えイラストキャンセルカルチャーを優先する有り様
更には都合が悪くなれば何もかも男やチー牛のせいにして被害者
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1172 ななしのよっしん
2025/05/18(日) 15:41:12 ID: zAfYSOqOZr
>>1171
訂正

実在の性被害はそっちのけで萌えイラストキャンセルカルチャーを優先する有り様

実在の性被害はそっちのけで萌えイラスト叩きキャンセルカルチャーを優先する有り様
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1173 ななしのよっしん
2025/05/19(月) 00:32:53 ID: mT00i0/SBf
あまり言いたくはないが被害者やその遺族ならまだしも関係のない第三者や活動家殺人などと言い出すのは他の犯罪被害を軽視してる暴言だと思ってるよ。
この世に重犯罪性犯罪しかないとでも思ってるのだろうか
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1174 ななしのよっしん
2025/05/19(月) 11:57:11 ID: Am86swtpJK
たとえその行為自体に暴行や脅迫など他の刑法犯が含まれないとしても
不同意猥褻や不同意性交等に該当する行為そのものが社会通念上許されず
刑法犯として罰せられるべきであることは論を俟たない
しかしその点の正当化を敢えて試みるならばその根拠はどこにめられるか
あるいはなぜ不同意猥褻罪や不同意性交等罪の法定刑をこれほど重くすべきなのか
それらの答えは貞操観念なのであろう
避妊や快感の有とも暴行脅迫等の有ともそして性別如何とも関係なく
みだりに猥褻ないし性交等にあたる行為をするのがそもそも大きな悪なのだから
それを同意なく行わせたなら重罪に問われて然るべきというわけだ
よって問題は現代においてその種の観念を持つ人々がおそらくは少数であることだ
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1175 ななしのよっしん
2025/05/19(月) 13:03:13 ID: mT00i0/SBf
不同意性交の保護法益は自己決定権とするのが通説だから貞操観念はまああるはあるだろうけどそこまでの題じゃないのでは
貞操観念が仮に崩壊してようと、人間と性行為をするかの決定権は常に各人に存在するでしょ?
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1176 ななしのよっしん
2025/05/19(月) 13:09:12 ID: Am86swtpJK
自己決定権のみを根拠とするなら、これほどまでに重罰にする必要はないので不十分
私がここで問題としたのは保護法益だけでなく量刑感覚も含むとご理解いただきたい
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1177 ななしのよっしん
2025/05/22(木) 09:20:56 ID: mT00i0/SBf
必要はないとする根拠は?
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1178 ななしのよっしん
2025/05/22(木) 16:06:38 ID: Am86swtpJK
自己決定権の侵に該当する行為は
不同意猥褻・性交以外にも枚挙に暇がいわけだが
それら諸行為の全類重い法定刑が課されているわけではないし
そのような実態が社会通念上おかしいとされているわけでもない
それにもかかわらず不同意猥褻・性交それ自体に対しては
他の諸類に対するよりも法定刑を重くすべきだといえるのならば
そこには必ず正当化根拠がければならない
したがってそういった根拠がないならこれほどまでに重罰を科す必要はいし
実際にはそうした根拠が存在するからこそ不同意猥褻・性交は重罪とされているはずだと言えよう
そしてその根拠は貞操観念にめるほかないのだはないかというのが私の見解だ
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1179 ななしのよっしん
2025/05/23(金) 06:27:44 ID: 2wNLW5KSNQ
セクハラされて加害者に似てる人物には近寄れなくなったし日常生活困難になった
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1180 ななしのよっしん
2025/05/23(金) 07:22:04 ID: mT00i0/SBf
>>1178
自由権の中でも精神的・身体的な自由というのは特に強く保障されることが要されているのを考えると不同意性交・猥褻が他の自己決定権する行為にべて較的重く処されるのは問題はないと思うけど
NHKの調では性暴力被害を受けた人の半数以上がPTSDの疑いがあるという結果もでているし、そういう傍から考えても殺人明らかに誇された表現にしても、重犯罪の一つとして処されるに値する重大な自己決定権の侵行為とするのには十分では

暴力被害者 “半数以上がPTSDの疑い”
https://www.nhk.or.jp/minplus/0026/topic076.htmlexit

>>1173と言ってること矛盾してるように思われそうだから言っとくけど、私はあくまで性犯罪を他の重犯罪殺人強盗放火など)にべて特別重く、過酷に扱われるのに反対してるだけなので。
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