レイヤー(英:layer)とは、積み重なっている状態、層、階層、断層などを意味する英単語である。また、画像処理ソフトなどに搭載されている絵を重ねる機能のこと。
曖昧さ回避
概要
レイヤーは主に「層」と訳され、地面の土の重なり具合を表す「地層」や、地位や名誉を階級分けした「断層」などの意味で使われている。
漠然とした意味では「積み重なっている状態」のこと。
日常的には物を積み上げることをする人もレイヤーと呼ばれ、卵を生む鶏もレイヤーと呼ばれる。
また、コンピューター用語とし画像処理を行う際にもレイヤーという用語がよく使われている。
レイヤー(画像処理)
画像処理用語としてのレイヤーは「層」の意味から、アニメのセル画のように重ね合わせて利用することを表す。レイヤとも言う。
様々な画像が書かれた透明な薄いシートが、何十にもわたって重ねられ一枚の画像を形成しているという雰囲気で使われる。
グラフィックスソフトを用いて画像を描くときなどに利用される他、CADで各種図面を書くときなども使われている。
なお、ニコニコ大百科のお絵カキコにも、8枚までという制限はあるものの、レイヤー機能が付いている。
画像処理におけるレイヤーモードの種類
使用するソフトによってレイヤーモードの名称・効果に違いはあるが、以下に、画像編集ソフトで代表的なレイヤーモードをいくつか挙げる。お絵カキコでも使える。ただし、使い方は人それぞれなので、あくまで一例であることに注意。
- 通常 :通常レイヤ。普通に重ねるだけ。
- 乗算 :塗った部分が暗くなる。レイヤの不透明度を下げた上で、影塗りなどに使われることが多い。
- スクリーン :塗った部分が明るくなる。ハイライトに使われることが多い。
効果がわからなかったらいろいろ試してみればいいじゃない!
関連項目
- CAD
- 4
- 0pt