レオナルド・ディカプリオ(レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ)は、ドイツ系とイタリア系ハーフのアメリカ人のアメリカ合衆国の俳優である。
概要
カリフォルニア州ロサンゼルスにて生を受ける。
父はイタリア系のヒッピーで、漫画を描いて生計を立てていた。
母はドイツ系のパラリーガル。美男美女の夫婦と評されるほどの美貌の持ち主であった。
レオナルドは、妊娠中にイタリアの美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞している時に胎児が腹部を蹴ったことに由来する。
ディカプリオは『カプリ島』を意味する。
生後両親は別居。レオナルドは母に引き取られたが、父とも顔を合わせていた。
幼少時はベースボールカードや漫画の収集、父と美術館に足を運ぶことが趣味であった。
母の実家があるドイツを訪れ、そこで祖父母と時間を過ごすことが多かったため、ドイツ語を身に付けた。
父の再婚相手の息子がテレビコマーシャルで収入を得ていたことに感化され、俳優になることを志す。10歳からオーディションを受け始めたが不合格となり、挙句の果てには、本名はあまりにエキゾチックであるとして「レニー・ウィリアムス」への改名を要求されるなど不遇が続いた。
14歳でテレビコマーシャルへデビューを果たすと、テレビドラマにも出演をするようになり、『ギルバート・グレイプ』で19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート。
立て続けに映画への出演を重ね、『ロミオ+ジュリエット』ではベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞した。
ディカプリオの名を世界に知らしめたのは『タイタニック』である。
興行収入記録を塗り替えた作品での、悲劇的にして純粋な役柄が端正な顔立ちと相俟ってその名声と知名度が世界規模に飛び火したそうな。
日本ではメディアがディカプリオをレオ様と呼び、人気を持った。
世界でも「レオマニア」と呼ばれる熱狂的ファンが生まれ、90年代を象徴するセックス・シンボルとなった。
後に映画制作会社「アッピアン・ウェイ」を設立し『ギャング・オブ・ニューヨーク』に主演。
アカデミー主演男優賞のノミネートを共演のダニエル・デイ=ルイスに浚われる不運に見舞われたが作品は大ヒット。イメージの払拭にも成功し、観客&評論家の高い評価を得ることに成功した。
『アビエイター』ではディカプリオは実在したアメリカの大富豪、ハワード・ヒューズを演じ、ゴールデングローブ賞 ドラマ部門主演男優賞を受賞。
『ディパーテッド』、『ブラッド・ダイヤモンド』と作品に出演。
アカデミー作品賞を受賞しアカデミー主演男優賞にノミネートされ、
アイドルから俳優への道を順調に歩んでいる。
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