レオニダス一世(Fate)とは、TYPE-MOONのスマートフォン用RPG「Fate/Grand Order」に登場するサーヴァントである。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
概要
ランサー(槍兵)クラスのサーヴァント。鉄仮面を着け槍と盾を携えた、鍛え上げられた肉体を持つ男性。仮面の下は赤髪のハンサム。
マスターには真摯に接し口調も丁寧だがどうにも暑苦しく、鍛錬好きでマスターにもスパルタ式肉体鍛錬を勧めてくる。計算好きな頭脳派(スパルタ国内比)で、脳ミソまで筋肉な国民ばかりの中で計算が出来たが為に王になったということだが、実のところ本人も国民同様の熱血脳筋であることは変わりない。戦闘中も冷静であろうと心掛けてはいるようだが、結局雄々しく雄叫びを上げて敵に立ち向かっていく。
どれぐらい筋肉好きかというとマスターをサーヴァント並の身体力をつけようとブートキャンプをはじめる、召喚先のカルデアの職員の健康維持のためトレーニングコーチを買って出ているなど。とにかく鍛錬に心酔している。
筋肉が通用しないし自分より計算が速そうという理由で幽霊の類が苦手。サーヴァントも幽霊みたいなもんじゃねーかというのは禁句。その一方で竜種はネコちゃんみたいものと言い切るほどの兵。正直、竜種の方が幽霊より比較もならないほど恐ろしい気が…。
ちなみにシールダーであるマシュは「盾」を持ち守護に秀でたサーヴァントであるレオニダスをとても尊敬しており、「レオニダスさんに悪の側面などない」と断言するほど。
FGO第二章・セプテムではレフにより召喚されたサーヴァント。義なき戦い、守るべきもののない戦いと知りながら、主人公とネロの軍を迎え撃つ。
イベント「空の境界/the Garden of Order」では異界マンションに捕らわれたサーヴァントたちを救わんと乗り込むも、ゴースト系エネミーが山ほどいるマンション内で幽霊にビビりまくりパニック状態で701号室から動けなくなっていた。住人の闇が表出するマンションに捕らわれながらブレない闇の無さは流石である。
真名
古代ギリシアの都市国家・スパルタの王。テルモピュライの戦いで10万人のペルシャ軍を食い止めるためわずか300人で立ち向かい、互角以上に戦った英雄。レオニダスはその戦いの中で命を落としたが、その奮戦と勇名はギリシア中に轟き、古代ギリシアを代表する英雄として讃えられた。
映画『スリーハンドレッド』は彼の威光をエンターテイメントながらよく表現されているので視聴したうえで彼を見れば印象が改まるだろう。あと、レオニダスの吹き替えがTYPE-MOONにゆかりの多い中田譲治氏。
なお、スパルタ国はそのものズバリ「スパルタ教育」の語源の国である。
世界を守る為にFGO主人公に快く従い守護の盾となるが、納得のいかないことははっきりと拒否するとのこと。下手に色々抱え込んだり上辺を繕おうとするタイプよりは分かりやすくて良いかもしれない。どちらかと言うと、暑苦しいのが一番の問題であろう。
能力
ステータス
- 真名 : レオニダス一世
- クラス : ランサー
- 出典 : 史実(テルモピュライの戦い)
- 地域 : スパルタ
- 身長/体重 : 188cm / 110kg
- 性別 : 男性
- 属性 : 秩序・中庸 カテゴリ:人
- パラメータ
筋力:B 耐久:A 敏捷:D 魔力:C 幸運:C 宝具:B - スキル
守勢の戦いに長けたサーヴァント故か、敏捷自慢のランサークラスでありながらEXTRAヴラド公と同じく敏捷が低く耐久が高い。幸運も低くない(ランサー内比)。
宝具
- 炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)
- ランク:B / 種別:対軍宝具 / レンジ:1〜5 / 最大捕捉:不明
- レオニダスの名を世界に知らしめたテルモピュライの戦いの再現。発動が早いため敵が攻撃してからでも対応可。
伝説の兵士300人が召喚され、彼らは味方の反撃を信じてレオニダスと共に敵の苛烈な攻撃を耐え抜き、1ターンごとに散っていく。耐え抜いた人数が多い分だけ反撃が強烈になるカウンター宝具。兵士達の耐久力はC~E程。
ちなみに「炎門」とは、地名である「テルモピュライ」の直訳ないし“意訳”である。- 「テルモピュライ」とは「テルモ(ラテン語だとテルマエ、英語ならサーモ:熱)」と「ピュライ(門、ちなみにピュライは複数形であり、単数形にすると“塔”の意味になる)」から成る。そのまま訳せば「熱の門」である。実はテルモピュライは温泉地として有名であり、山間の渓谷が岩石の「門」のようであることから「テルモピュライ(温泉の門)」と呼ばれていたことに由来する。
ゲーム内性能
ゲーム中では同じ☆2ランサーの弁慶と同様の盾役サーヴァント。スキル「殿の矜持」によるターゲット集中はわずか1ターンだが、後述する宝具により3ターンのターゲット集中が付与される。宝具を発動しなければ盾役として機能しないため、概念礼装は初期NP上昇系かNP取得率上昇系が基本。同じ星2盾役のゲオルギウスはスキルのみで3ターンのターゲット集中を獲得できるため、盾役としての安定感はゲオルギウスに軍配が上がる。一方でクールタイムが設定されているスキルとは異なり、宝具はNPが溜まりさえすれば連発が可能なので、理論上は半永久的にターゲット集中を維持できる。防御上昇効果とスター産出効果も相まって、連発体制が整った時の盾役としての性能は他の追随を許さない。
とはいえ、本人のNP獲得効率は(「殿の矜持」発動時は眼を見張るものがあるものの)非常に低く、また、ただでさえ低いHPの回復が自力で行えないため、真価を発揮するには概念礼装や他サーヴァントからの援護が必要。
総じて「どのような編成に入れても盾役として最低限の活躍は保証されている」ゲオルギウスに対して「スキル強化や概念礼装などの準備が必要ではあるものの、宝具連発体制が整えば随一の盾性能を発揮する」のがレオニダスと言える。
味方のバスターを強化する追加スキル「戦士の雄叫び」を得て、バーサーカーを中心としたパーティとの相性が更に良くなった。なかでも強力なHP回復スキルを所持するナイチンゲールとはお互いの短所をフォローし合えるので相性抜群。
宝具の効果は自身の防御を上げつつ攻撃ターゲットを自身に集中させる。「殿の矜持」のターゲット集中効果は1ターンだが、こちらは3ターン持続する。
- キャラクター性能
HP (Lv1/Lv65/Lv100)
1498/7959/11486ATK (Lv1/Lv65/Lv100)
1168/6583/9539COST 4 コマンドカード Quick/Quick/Arts/Buster/Buster 所持属性 サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性、王
低レア、ヒト科のサーヴァント - スキル
保有スキル 殿の矜持:A
(CT8→6)自身にターゲット集中状態を付与(1T)
&NP獲得量をアップ[Lv.](3T)戦闘続行:A
(CT9→7)
三百の奮闘:A+
(CT8→6)▲自身にガッツ状態を付与[Lv.](1回・5T・1000→2500) 自身にガッツ状態を付与[Lv.](1回・5T・2000→5000・重複可)▲
&ガッツ発動時に「味方全体の攻撃力アップ(3T)」を付与(3T)▲戦士の雄叫び:B▲
(CT7→5)味方全体のBusterカード性能をアップ[Lv.](3T) クラススキル 対魔力:C 自身の弱体耐性を少しアップ アペンドスキル EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対バーサーカー特攻[Lv.] - 宝具
炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア) カード種別:Buster ランク:B 自身の防御力を大アップ(3T)〈OCで効果アップ〉
&ターゲット集中状態を付与(3T)〈OCで効果アップ〉
+スターを獲得[Lv.](5→25個)
関連動画
関連静画
関連項目
- TYPE-MOON関連の一覧
- サーヴァント(聖杯戦争)
- Fate/Grand Order
- レオニダス
- 脳筋
- スリーハンドレッド ←彼を主役とし、彼の宝具のエピソードを描いた映画
- スパルタ教育(その起源になっている)
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