レコとは、CAVEのSTG『虫姫さま』及びそのシリーズに登場するキャラクターである。
概要
ホシフリの里の王族の娘として産まれ、年齢は『虫姫さま』の時点で15歳。
天真爛漫で好奇心旺盛。物事を深く考えなず行動するため、周囲の人間は手を焼いているという。さらに舌足らずな喋り方もあわせて、実年齢より幼い印象を受ける。その一方で、体つきは年齢にそぐわない豊満さを誇り、その様はしばしば「身体は大人、頭脳は子供」という言葉で言い表される。
その他、後述する様々な面(本当に“色んな意味で”)により、CAVE製ゲームの中でも屈指の人気を誇るキャラ。公式に販売されたキャラクターフィギュアは、彼女のそれが最初であり、またこれは(サントラ以外の)公式グッズとしても初めてである。
好きな食べ物は、甲獣たちから教わった樹液のアメ。
趣味は“サクレツの実”の遠投。
公式・バックストーリー
今とは違う時間軸、砂漠の方が多くなった地球。「甲獣」と呼ばれる、硬い殻を持った巨大な昆虫のような獣たちが生息する「シンジュが森」の一画に、ニンゲンたちがひっそりと暮らす「ホシフリの里」があった。
里の人々は甲獣たちを恐れていた。そんな中、レコだけは甲獣たちと仲良くなり、森で彼らと遊ぶようになる。遊び疲れたレコは森の中で眠ってしまい、不思議な夢をみるのだった。(『虫姫たま』)
いつものように森で遊んでいるうちに、レコはいつのまにか迷子になった。そこで彼女は、不思議な少年と出会う。彼からもらったブレスレットを身に着けると、甲獣たちの気持ちが何となくわかるようになった。この出会いは、彼女にとって生涯忘れられない思い出となる・・・。
レコが晴れて15歳の成人の日を迎えたとき、里で疫病が流行りだした。未知の病気に人々が次々と倒れる中、レコだけが元気だった。
人々は噂した。「あのブレスレットは“贄”に選ばれた者に、甲獣神から届けられるもの。神はレコ姫を差し出せというのか。疫病は、姫さまを差し出さないことに対する神の怒りではないのか?」
レコは人々の要請を受け、甲獣神の元へと旅立つ決意をする。里のみんなを治すために。(『虫姫さま』)
評判・ネタ
正当な“萌え”要素を持ったレコであるが、よく訓練されたCAVEファン達は、それ以上の魅力を彼女に見出していた。ただし、斜め上な方向に。
- ぱんつはいてない
- 元々はオタクの間で使われる定型文。意味は該当項目を参照のこと。
- レコもまた「ぱんつはいてない」女の子の一人である。続編の『虫姫さま ふたり』では、「ブラつけてない」ことも明らかになった。
- 鼻声・棒読み
- プレイヤーがゲームを始めて最初に浴びる洗礼は、無慈悲な弾幕ではなく、レコの気の抜けるような鼻声である。
この腰砕け感を表すために、ゲーム中のボイスは半角カナで「イッテキマー」、「ヤッター」、「ナンカデテキタゾー」などと書き表される。「(鼻」という符号が文末につけられることもある。 - ちなみに、この演技をあげつらって「声優が素人くさい」と批判するのは的外れである。だって本当に素人だもん。[1]
- カニターマ
- 「ゲーム中のボイスがこう聞こえる」というもの。つまり空耳。本当は「ヤッター」と言っている。
- そんなことより!
- 公式サイトのストーリー(Introduction)で突然現れる言葉。
- 「人々が疫病によって次々と倒れていく」という状況を「そんなことより!」で片付け、自分の好奇心を優先させるという豪腕っぷりでネタにされた。それだけ“思い出”が重要だったということなのだろうが・・・、苦しんでいる人々にしてみればたまったものではない。
- ステークリア時のジングル曲のタイトルでもある。ネタにされる以前から決まっていたものかは不明。
- むしむしうにゃー
- 2chの「CAVE萌えスレ」において、ある住人が感極まった際に発した言葉。
- 意味はわからないし、わからなくてもいい・・・。
_ ,ィ'⌒'r、
⌒束,ィ/⌒ヽ〉
ノノiミ ノ|/ヾ!ト、、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(, ( ゞリ゚ ーノリ )) < そんなことより!
` ) ノ`v)、_,(/⌒ィ \___________
>とん⌒い //
/ ソ し'丶 < ,/
〈 , ヘ, ヽ ヽ/
,ヘィュ< 。>、_yノヘ,,>
<,リ //゛ゝ ソ、>
∠ / <,,ソ
レ'
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関連項目
脚注
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