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レザボア・ドッグスとは、1992年公開のアメリカ映画。配給会社はミラマックス。
概要
クエンティン･タランティーノが監督･脚本･出演の3役を務めた犯罪映画。タランティーノのデビュー作でもある。
強盗のために集められた6人の男たち。彼らは素性がバレないように『色』でお互いを呼んでいた。
宝石店で強盗を実行するが、計画を既に察知していた警察が待ち構えていた。
重傷を負ったMr.オレンジと、自分が死んでしまうのではないかと悲観するオレンジを元気づけるMr.ホワイトは命からがらアジトへ逃げ帰るが････
主な登場人物
Mr.ホワイト/ローレンス･ディミック ･･･ 主人公といえる存在。オレンジと共にアジトへ逃げ帰るが･･･
Mr.オレンジ/フレディ･ニューエンダイク ･･･ 撃たれて重傷を負い、ホワイトと共にアジトへ逃げ帰る
Mr.ピンク ･･･ 盗んだ宝石をどこかに隠した。グループの中に「裏切り者」がいることを警告する。
Mr.ブロンド/ヴィック・ベガ ･･･ 危険な男。捕まえた警官の耳をそぎ落とす。
ナイスガイ・エディ・キャボット ･･･ ジョーの息子。ホワイトやブロンドとは長い付き合いがあると思われる。
ジョー・キャボット ･･･ エディの父親。エディと同じくホワイトやブロンドとは長い付き合いがあると思われる。
Mr.ブルー ･･･ 出番が少なくいつの間にか死んだことになっている。
Mr.ブラウン ･･･ 出番はそんなに多くない。ちゃんと死ぬところが描かれているだけブルーよりはマシである。
マーヴィン・ナッシュ ･･･ ブロンドに捕まった警官。ブロンドに耳をそぎ落とされる。
DJ K-ビリー ･･･ 劇中のラジオ番組『スーパーサウンド'70』のDJ。
キャスト
Mr.ホワイト/ラリー・ディック（ハーヴェイ・カイテル）
Mr.オレンジ/フレディ・ニューエンダイク（ティム・ロス）
Mr.ピンク（スティーヴ・ブシェミ）
Mr.ブロンド/ヴィック・ベガ（マイケル・マドセン）
ナイスガイ・エディ・キャボット（クリス・ペン）
ジョー・キャボット（ローレンス・ティアニー）
Mr.ブルー（エディ・バンカー）
Mr.ブラウン（クエンティン・タランティーノ）
マーヴィン・ナッシュ（カーク・バルツ）
DJ K-ビリー（スティーブン・ライト）
小ネタ
1.ブロンドことヴィック・ベガには弟がおり、その弟が『パルプ・フィクション』の主人公で、
ジョン・トラボルタ演ずるヴィンセント・ベガである。
2.劇中の会話でスカグネティという保護監査官の話が出てくるが、タランティーノ原案の
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』という映画では、トム・サイズモア演ずるジャック・スカグネティ警部が登場する。
関連性は不明。
3.未公開映像でエディがボニーという看護婦と親しいという話があったが、
『パルプ・フィクション』にクエンティン・タランティーノ演ずるジミーという男が登場し、
妻がボニーという黒人の看護婦である。同一人物と思われる。
4.プロデューサーのローレンス・ベンダーが警官役として出演している。
5.ブロンドが劇中で飲んでいる飲物は『ビッグ・カフナ・バーガー』のジュース。
このバーガー店の名前は他のタランティーノ映画でも登場する。
6.ホワイトが昔『アラバマ』という女と組んでいたことについて話すシーンがある。
その『アラバマ』という女は『トゥルー・ロマンス』に登場するアラバマ・ウィットマンかと思われる。
7.ホワイトの本名はローレンス・ディミックであるが、『パルプ・フィクション』には、
ジミー・ディミックという男が登場する。ヴィックとヴィンセントのベガ兄弟のように、兄弟の可能性がある。
関連動画
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関連項目
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