概要
最初はアーケードゲームとして制作され、1984年に稼動。当初はダイナマイトによる連鎖得点が快感な、スコアアタック目的のアクションゲームであった。そして、翌年の1985年6月18日にはファミリーコンピュータ用のゲームソフトとして発売され、内容が発展的に一新された。1989年にはディスクシステムにも移植されている。
そしてアーケード版稼動から20年後の2004年には、GBAソフトの「ファミコンミニ」シリーズの1つとして移植された。
また2008年よりWiiのバーチャルコンソールでもファミコン版が配信されており、現在でも購入してのプレイが可能である。2011年には、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでもアンバサダー・プログラム参加者を対象に先行配信された(正式版は2012年9月19日より配信開始)。2013年にはWii Uでも配信開始されている。
ゲームシステム
ファミコン版を中心に概要を説明していく。マリオ(2P側はルイージ。)が敵を回避・誘導しつつ、建物内の壁や梯子を解体していくアクションパズルゲームである。フェーズ内の全ての壁や梯子を破壊すればフェーズクリアとなる。しかし壁や梯子を破壊する順番を間違えるとクリア不可となるステージもあり、行動する時は頭を使って破壊手順を考えてから行動するようにしないといけない、パズル要素の高いステージもあるが、基本はアクションゲーム要素が強い。時折難度の高いステージもあるが、最初からラウンドセレクトができるという親切設計となっている(ただし、クリア済のフラグは立たない)ので、行き詰まっても問題ない。特にステージ95の難度はよく語り草となっている。100面をクリアすると2周目となり、ファイアボールの間隔が早くなっている。
スコア表示もされるが、これこそアーケード版の名残であり、ほとんどゲームに影響していない。
ゲーム中には一定の操作パターンによって出現する隠れアイテムが有り、多くはスコアアップのみであるが、その一つに金色に輝くスーパーハンマーがあり、取るとどんな壁でも一撃で破壊できるスグレモノ(某クイズ番組に登場するアイテムとかけて「ゴールデンハンマー」という俗称があるが、スーパーハンマーが正式な名前)。
→詳細は「ゴールデンハンマー」の記事を参照。
また、面エディット機能があり、自分の好きなように画面上にハシゴなどを配置でき、最高4ステージ分作れ、ファミリーベッシックを使えば面セーブもできた。
余談ではあるが、マリオのライバルとしてブラッキーというオヤジキャラがこの作品で初登場している。
関連動画
プレイ動画
TAS
VS.レッキングクルー
BGM
レッキングクルー'98
1998年1月1日には、スーパーファミコンでのリメイク作品「レッキングクルー'98」が発売された。このソフトはニンテンドウパワーでの書き換えで遊べたほか、書き換え開始より数ヶ月後に発売された一般的なパッケージ版の購入も可能であった。このソフトにはファミコン版の「レッキングクルー」もカップリングされており、1つのソフトでオリジナル版とリメイク版を両方遊べた。
関連動画
関連商品
関連項目
- マリオ
- マリオシリーズの関連項目一覧
- アクションパズル
- ファミリーコンピュータ
- スーパーファミコン
- 任天堂
- ゴールデンハンマー
- ブラッキー
- VC配信ソフト
- 毎月11日はハンマーの日(ハンマーつながりで11日に動画が投稿されることが多い)
- ゲームのタイトル一覧
- 5
- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC